今日は同乗研修の準備だったフナッシュです
親より年上の質問好きのおじさんと元アパレル店員のお嬢様という異色の組合せを連れて、日帰りツアーに行ってきます
同乗研修なんて1年に1回行くか行かないかですから、明日は緊張しますねー
さて、昨日までご一緒していたガイドさんの話をしなければ
そう、この5年生というのは、小学5年生でも添乗員5年生でもなく
バスガイド5年生のayaちゃんです
なにがすごいってまずコレ↓
すごくないですか!?
前に北海道や九州のバスガイドさんが書く地図のイラストはすごいって記事を書きました(そう『乗務員ブログ』のさえさんとご一緒したときでしたね)
このayaちゃんのイラストもすごくないですか?
何がすごいって高千穂のイラストを見て下さい、色鉛筆や色マジックに加え“水彩絵の具”を使っているんですよ!!
水彩絵の具を使ったイラスト入りの地図なんて初めてみました!
最初から書いてある絵に色だけ付けたのかな?と思うくらい絵が上手い!
『そんなの絵が上手いからできることやん!』って思わないでくださいね、本題はこのあとなんです・・・
最終日に湯布院の散策が入ってましたよね
フナッシュは会社から湯布院の散策地図をコピーしてきたんです
でもayaちゃんが自作の散策マップ(これまたよく出来てる)を持っているというので、この地図を使おうという話になりました
で、迎えた最終日
お客様の座席の上に置いてあった地図を見てたまげましたね
川は水色の色鉛筆で塗りつぶしてあって、トイレには青、共同浴場には黄色、有名スポットにはオレンジ、駐車場にはピンクって6色くらい蛍光ペンを使って印を付けてあったんです
ここまでなかなかできませんよ!
数日前に会社で後輩添乗員のこんな会話を耳にしました
『○○って駐車場に地図あったっけ?』
『あったやんなぁ〜 じゃ地図コピーせんでいいやんな』
って
人間はどうしても“慣れ”や“楽”に流されやすい生き物です
乗務員や添乗員にとっては“いつもの観光地” “いつものツアー” だとしても、お客様にとっては“はじめての観光地” “待ちに待ったかけがえのないツアー”ってことは、みんな分かってはいるんだけど・・・
数をこなすうちに流されてしまうんですよね
でもこのayaちゃんは1年目、そう初めての乗務の時と同じ気持ちでお客様に接しているんだって伝わってきました
それゆえ小倉の駅に着いたときには感極まって号泣してましたから
このツアー、お客様は終始『ayaちゃんayaちゃん』って大絶賛
添乗員の出番ナシ
( ̄□ ̄)!!
おまけにフナッシュが最後の挨拶をしている時なんか、お客様は横断歩道を渡る4匹の可愛い犬に夢中
思わず言いました
『お客様、添乗員よりそんなに犬がいいんですか? ハイわかりました、じゃー犬の後に付いて帰ればいーじゃないですかっ!』って
めちゃウケました
やっとここにきて陽の目を浴びたフナッシュ
( ̄□ ̄)!!
あ、話がだいぶ反れましたが、このayaちゃんのように慣れや楽に流されることなくお客様に接していきたいと思った、この4月で11年目を迎えたフナッシュでした
そうよね、初心を忘れちゃダメよね・・・。
慣れや楽の上に胡坐かいてちゃダメよね・・・。
ありがとう!フナッシュさん&ayaさん!
早速初心に戻って・・・何やらかそうかしらん