これまたGWに行った萩温泉でのお話

こんな添乗員部屋に泊まったんですよ↓

室内

まぁ〜いたって普通の(ちと狭い)添乗員部屋なんですが

 

 

 

冷蔵庫の上に添乗員宛てのメッセージが置かれていました・・・

添乗員様へ

 

 

 

 

添乗員様へ

今日はたいへんお疲れ様でした

冷蔵庫のお飲み物は、ご自由にお飲み下さい

明日も元気にご出発ください

支配人

 

飲み物

冷蔵庫の中にはバラエティーに富んだ飲み物が

 

 

 

さらに

フルーツ

おフロから帰ってきたらテーブルの上にフルーツ盛りまで

 

 

 

今では珍しい【添乗員冷蔵庫開放】のホテルです

 

 

ちょっと昔話しになりますが・・・

フナッシュが入社した頃は添乗員に頭ペコペコする業者さんが多かったんですね

『添乗員は偉いんだって勘違いしてる添乗員が多かった時代です

 

このホテルみたいに『冷蔵庫の飲み物は自由に飲んでください』ってホテルも多く

“添乗員は冷蔵庫の飲み物はタダで飲めるんだ”って当たり前のように思っている添乗員が多かったんです

情けないことに『添乗員がホテルの飲み物代を払わない』って会社で問題になったことがあるくらい

そんなバブリー添乗員過剰サービス時代も、経費削減が叫ばれるにつれて減少

特にフナッシュのような募集型ツアーでは、ほとんど見かけなくなりました

 

もちろんサービスしてくれるのはありがたいコトなんですけど、添乗員がそれにつけ上っちゃいけませんよね

入社した当時、添乗員の悪評が高かったのは、この添乗員に対する過剰サービスにも原因があったのかな?とふと思いました

 

今でもたまに見かけますよね『添乗員が一番偉いんだ!』って威圧感を放っている添乗員さん(笑)

そんな添乗員さんを見るたびに

『誰が偉いとかじゃなくて、ドライバーさんもバスガイドさんも、ホテルさんも、ドライブインさんもみんな同じところにたってお客様を楽しませよーぜ!』って思います

もちろん厳密に言えば添乗員は“旅程管理者”だから、手配先に対して監督・指導する役目もありますけど、それと“添乗員は偉い”ってのとはちょっと違いますよね

 

ブライダル会社の社内イズムに『愛ある環境』ってのがあったんですよ

『最高の結婚式はプランナー1人では出来ない、だからパートナー(手配先の音響さん、司会者さん、カメラマン、フローリストさんなど)と協力し合って愛ある環境をつくりましょう』って意味です

これフナッシュが前から思ってたことだよ!って研修の際に思いました(笑)

 

だから

観光業界も“愛ある環境”で最高のツアーを創りましょうよ

いきなりは変わらないから、まずは一人ひとりの意識から

 

なんだか添乗員ギャラリーのネタのつもりが違う方向に進んでしまった・・・