先日のみどころ東北は航空会社がJEXだったので気づかなかったんですが、大阪の伊丹・関西空港でもANAの新搭乗システムが10月下旬からスタートしていたようです
すべての国内線利用者がICや2次元バーコードをかざして搭乗する新システム
【予約・購入・座席指定】が終了していれば、携帯電話やインターネットよりプリントアウトした用紙、ANAカードを持ってそのまま機内預けや保安検査場に進める“一部の人にとっては”かなり画期的なシステムです
今回の北海道ツアーで初めてこの新システムを利用しましたが、センダーから搭乗券(今はANA搭乗案内書)を受け取ったとき
え、何コレ?って驚きました
紙がペラペラで扱いにくい
さらに印字も小さく、座席番号も1ヶ所しか書いてないから添乗員としてはかなり作業がしにくくなりました
〜募集型ツアー参加者の一般的な流れを説明すると〜
添乗員もしくはセンダーより“ANA搭乗案内書”を受け取ります(これが旧搭乗券のようなものです)
座席番号や出発時間の印字が小さくわかりずらい・・・
保安検査場で読み取り機械に“ANA搭乗案内書”の2次元バーコードをピッとかざすと“搭乗口案内”というレシートのような紙が出てくるのでこれを受け取ります
(この紙は搭乗口が書いてあるだけなのですぐに捨ててもよい)
搭乗ゲートを通過の際“ANA搭乗案内書”の2次元バーコードをピッとかざすし“搭乗券”と書かれたピンク色の紙を係員より受け取ります
よーするに
お客様は機内に入るまでに
3枚の紙が渡されるわけです
めんどくさっ( ̄◇ ̄)!!
いちおー変わったばかりなので、搭乗開始前に『これから新搭乗システムのデモストレーションを行います』ってANAの係員がゲートで説明するんですけど後ろにいる人には全然見えない・・・
後ろにならんでいる人は『全然見えへんわ、まー前の人見てたらいいんでしょ』って言ってた
はい、そのとーりでございますm(__)m
添乗員にとってもチェックイン時に必要な団券、搭乗に必要な案内書、精算時に必要な団証が同じ大きさで同じペラペラな紙なのでややこしい・・・
まだ旧システムの空港も多いですが、12月までに国内空港に順次導入していく予定
個人で利用する場合は利点が多いですが、団体だとちょっと面倒なこの新システム
ANAをご利用の際は一度予習しておきましょーねー
予習先↓
『ANA(国内線)の新しい搭乗スタイルが始まりました』(ANAホームページより)
【新システム導入済み空港(11月9日現在)】
松山、名古屋(中部)、高松、根室中標津、対馬、成田、富山、釧路、五島福江、広島、山口宇部、稚内、萩・石見、
佐賀、利尻、関西、神戸、オホーツク紋別、小松、女満別、伊丹、大島、庄内、八丈島、仙台、千歳、米子、新潟、鳥取
これから展開する空港【11月】
羽田(第ターミナル):11/12〜17、福岡:11/26〜30、丘珠:11/27、宮古:11/27、石垣:11/30、旭川:11/30
これから展開する空港【12月】
上旬|大館能代、福島、徳島、秋田、長崎、沖縄
中旬|函館、能登、岡山、高知、北九州、大分、熊本、宮崎、鹿児島、羽田(第1ターミナル)