今日は今年の新入社員を対象にした“普通救命講習”&“登山・ハイキング研修”でした
午後からの研修が担当なんですが、せっかくの機会なのでちゃっかり救命講習に参加
これまでにも何度か受けてるけど、数年経つとすっかり忘れてしまいますから・・・
それに、前に受講したときにはなかったカリキュラムが今回は入っている
それは
AED
そう、ここ数年、街中やニュースなどでよく見かけるアレ
AEDとは、正式名称で言うと“自動体外式除細動機”
突然の“心室細動”(心臓のこむら返りのような症状)などにより倒れた患者に“電気的除細動(電気ショック)”を与え、心臓の動きを正常に戻す手助けをする医療機器です
「誰でも使える」ってよく言われてるけど、一度しっかり講習を受けてみたかったんですよね〜
AEDって言っても色々種類があるそうですが、基本的な操作は同じ
電源を入れて患者にパッドを貼ると自動的に心電図を測って電機ショックが必要か判断してくれます
電気ショックが必要ならば、ボタンを押して実行
すべて音声案内なので、こちらはその指示に従うのみです
想像以上に操作がカンタンでビックリしたけど、実際に生身の人間を前にして実行ボタンを押すのはかなり勇気がいるだろーな
救急車の平均到着時間は約6分と言われている中で
カーラーの救命曲線というデータによると心停止3分での死亡率は約50%
もし目の前でAEDを必要とする患者に遭遇した場合、躊躇している時間はないわけです
(ちなみに日本では心筋梗塞など突然の心肺停止により、1日に約100人もの方が亡くなっているそうです)
添乗員は普段の生活とはかけ離れた場所にご高齢のお客様を案内することが多いですよね
AEDが必要となる場面にいつ遭遇してもおかしくありません
万が一の時に、できるだけ冷静に、かつ適切な行動がとれるか否かは
ほんのちょっとの知識と、ほんのちょっとの勇気なのかもしれません
〜講習を受ける機会がない方でもインターネットなどで使用方法が学べますので、是非一度目を通してみましょう〜
■AEDの使い方(八尾市消防本部ホームページより)
←前の修了証と今回の終了証
新しくAEDマークが付きました