昨日の和倉温泉ツアーで長かった12連勤が終了
実は今日・明日と休暇をとっていたんです
『添乗員がトップシーズンに連休なんて』と怒られそうですが
この2連休は遊びの為の“リフレッシュ休暇”ではなく“親知らず休暇”(笑)
そう、親知らずを抜歯するために休みをとったんです
かなり前からうずいてういた右下の親知らず
親知らずってうずいては治まり、おずいては治まりを繰り返すんですよね
うずく時は「よし抜こう!」と意気込むけど、治まると「やっぱ抜かなくてもいいかも」って逃げちゃうんですよね〜
で、先日、この長年悩みの種だったこの親知らずと決別しようと行きつけの歯医者さんに行ったんです
でも行ってその日に抜いてくれるほど親知らずの抜歯はたやすいものではなく、とりあえず「水曜は午後の検診がないから水曜の午前の最後に抜きましょう」ということに
その水曜が今日、11月19日だったんです
悩みがひとつ減る嬉しさと、初めての親知らず抜歯の恐怖
上より下の方が抜くのが困難と言われる親知らずですが、はたして無事に抜けたのか?
ちょっと長くなりそうなので興味のある人は[続きを読む]へ・・・
昨日の和倉温泉ツアーのガイドさんに「明日は?」って聞かれたから
「聞いてくださいよー明日、親知らず休暇なんです!」って答えたんです
そしたら「え、こんな時期に親知らずに遊びに行くの?」って
日本海の景勝地“親不知海岸”と勘違いしたみたい(笑)
さて、歯医者の予約は12時
術前にあまり臭いの残らないものを食べようと、昨日の晩はおにぎり、今朝はパン
術後はすぐにご飯が食べれないだろうから、11時くらいにお昼を食べました
メニューは“なめ茸茶漬け”(笑)
食後は3種類の歯ブラシを使って念入りに歯磨き
服装も上は首周りが大きく開いたロンT、下はストレッチ素材のパンツ
“衣・食・歯”
さすが添乗員、準備に抜け目なし(?)
【11:50】
歯医者に到着
前回に引き続き、今回も診察券を家に忘れてしまった“親不知添乗員”
ほんとは紛失したのに再発行代100円をケチってると思われてないかな?とちょっと後ろめたさを感じる
【12:00】
予定通り、診察台へ
いきなり「麻酔かけますねー」って抜歯の準備が始まる
実はこのとき心臓バクバク
「服の上から心臓動いてるの分かるかな?」
「もっとモコモコした服着てきたら良かった・・・」
と余計な事ばかり気にする“親不知添乗員”
目を閉じてたのでナニされてるか分からないけど、色んな器具を使ってゴリゴリ、ガリガリ、時にはペキっって鈍い音を立てながら抜歯は進んでいきます
麻酔は効いているけど、圧迫感は感じるし、歯茎とか唇とかに先生の手や器具がこすれてそっちがいたい
途中何度も「はい、口ゆすいで下さい」って休憩
口をゆすぐ度に血まみれでネバネバした唾液が(食事中の方、失礼)
今回抜く親知らずは、垂直でもなければ水平でもないごく一般的な親不らず
ありえんやろ!ってほどゴキゴキ引っ張られてアゴが外れるんじゃないかと思った
1本の歯にそこまでするか!って信じられないほど激しい
ひっかかってなかなか抜けないので、3回くらい削りながらも、なんとか無事に抜歯
抜けた瞬間は分からなかった
「口ゆすいで下さい」って言われたから「また休憩か」としぶしぶ口をゆすぐと、歯科助手さんに“もう抜けましたよ”って声をかけられた
あれだけ激しかったんだから抜けた瞬間「ヨッシャー!!」とか「キター!!!」とか言ってよ!
抜けて安心するのも束の間、このあとポッカリ空いた穴を縫うんですけど、これがまた痛かった
針を刺す感覚も縫う感覚も普通にあったし・・・
最後にガーゼを噛ませてもらって、診察台をあとにしました
時計を見たら13時ちょい前(ちょど1時間かかったことになる)
痛み止めの薬をもらうけど、『今この時点で痛いです!』って訴えたら受付で先生が薬を飲ませてくれた
【13:10】
家に帰ろうと車に乗り込むも、なんとも言えないこの違和感を忘れたくて、近くのシネコンに直行
ちょど13時から「イーグル・アイ」が上映だったから、予告からだけど駆け込んで映画を見る
痛みが気になって映画に集中できないながらも、なんとかガーゼを噛みしめ最後まで鑑賞
映画を見終わったあと、トイレで唾を吐いたらまだ血まみれだった・・・
【16:30】
続けてもう1本映画を見ようかと思ったけど、ダルくなってきたので家に帰る
今回の親知らず抜歯で痛みより気になっていたのが“腫れ”
多くの経験者が「めっちゃ腫れるよー!」って言うし
添乗員の仕事って人前に出る仕事だし、顔はやっぱり大事じゃないですか!
でも、抜歯後4時間以上経っても腫れてこないので安心しました
腫れはないものの、痛みが気になるので服を着替えないままベッドに潜り込んで眠りにつく
【18:00】
“目が覚めると痛みがひいていたらいいな♪”なんて思いながら眠りに着いたのに・・・
起きたら激痛!
歯というより扁桃腺が腫れて、唾を飲み込むだけでも涙が出るほど痛い
1時間ほど何もできずにじっと我慢して、薬を飲むために何か食べようと“おじや”を作る
【19:00】
せっかくうまく出来たおじやも、ほとんど食べれない
口もまともにあけられないし、唾も痛いのにご飯が喉をすんなり通るわけがない
微量の夕食をとって、ようやく念願の痛み止めを飲む
【20:00】
痛み止めが効いてきたみたいで、ちょっと動けるよになる
これも何かの縁とネットで「親知らず」と検索
色々なサイトで親知らずについての記事を読む
中には「翌朝4時半に激痛で目が覚めた」とか抜歯後に「ドライソケット」と呼ばれる症状になった場合はヤバイとか凹む記事ばかりが目につき気分的にまいってしまう
【21:00】
寝たら早く目が覚めそうだし、このまま起きていると痛み止めが切れそうだし・・・
寝るか寝ないかで迷うので、とりあえずブログを書くことに←ブロガー魂?(笑)
【22:00】
まだ唾を飲み込むときの痛みはあるし、口もまともに開けられないけど、なんとか動ける
この後、薬がきれるのがめちゃ怖い
明日も休みとってよかった
明日は午前中に傷口を消毒しに行ってきます
明後日は会社で準備して、そのあとは2泊3日の連添だ
この痛み、いつまで続くんだろ・・・
←これが今回抜いた親知らず
ガリガリ削った後が生々しい…
最後までお読み頂きありがとうございます
親知らずを抜くのが怖くてあやふやにしてる人って多いですよね
そんな人のお役にちょっとでもなれればと思って長文ですが、なんとか書いてみました
「親知らず抜くのって怖そう・・・」って思っているアナタ
経験者からひとこと
めっちゃ痛いよ!
もちろん痛みや腫れは個人差があるから、本当は抜いてみなけりゃ分からないんですけどね
個人的には『想像以上に痛い!』が本音
こんなツラいとは思ってなかった・・・
ただ、色んな経験者やサイトを見て思ったのは「信頼できる先生を選ぶ」ってことがキーポイントみたいです
虫歯治療の延長感覚で親知らずを抜歯するのは避けたほうがよさそうですよ