先日、沖縄の新たな魅力を探るべく“青の洞窟”に行ったお話しをしましたが…
今回は“ホエールウォッチング”をご紹介
“ホエールウォッチング”と言うと、ハワイなど海外をイメージしますが
実は沖縄は世界でも有数のクジラの繁殖地なんです
毎年12月から4月にかけて“ザトウクジラ”が交尾・出産・子育てため沖縄周辺の海にやってきます
そのうちツアーが催行されるのは1月〜3月いっぱいの場合が多く、1年でも4分の1しか参加できない期間限定ツアーなんです
ホントに沖縄でクジラが見れるの?と疑いたくなりますが、目撃率はどこの会社も“ほぼ100%”で見れなければ【全額返金】もしくは【再度期間内に無料ご招待】という特典付き
出発地は那覇・宜野湾・恩納村と、沖縄でも何ケ所かありますが、ほとんどが那覇から慶良間(ケラマ)諸島へ向かう3時間コースです
さっそくフリーペーパーを見て予約をすることに
最初に電話をした会社は満席だったので、その隣のページに載っていた会社の午前便に参加しました
集合は那覇北アリーナにある、ひなびた漁協組合の事務所…
受付を済ませ酔い止めを飲み、ライフジャケットを装着
いよいよ漁船、いやクルーザーに乗り込みます!
この日は快晴でめっちゃ気持ち良かった〜
船が小さいのか、波が高いのか、揺れるなんてもんじゃない
このジェットコースター並みのスリルを味わうだけでも価値がありそう(笑)
約1時間ほどブッ飛ばしたあたりでクジラの“ブロウ(潮吹き)”を発見
クジラは人の目で探すらしく、船員は他の船と無線で連絡を取りながら、このブロウを探して大海原を駆け回ります
ブロウを発見したら、ここからがホエールウォッチングタイム!
その大きくて優雅なクジラの姿をじっくり眺めます
ん、ちょっと遠いんでない?
あれ、先に現場に到着していた他社の大きな船はめっちゃクジラに近い!
い〜な〜…
でも出航前に港でツアー会社のスタッフが「クジラから遠くても順番がありますので、焦らずゆっくりお待ちください」って言ってたし、しばらくしたらこちらの船も近くに行けるんだろうと誰もが期待に胸を膨らませ待っていましたが…
順番はまわってくることなく「時間なので帰港します」と時間ギレ
他にもこちらと同じくらいの小さな船が、クジラに近づけることなく遠くからモジモジ観察していました
今回乗った船は22名乗り
他社の一般的な船は50〜60名乗り
思うにですね
ホエールウォッチングには観光客には分からない暗黙のルールとか会社の上下関係があるようです
正直、ちょっと納得できない気持ちを抑えつつ那覇の港に帰るのでした…
ま、天気良かったし、船もスリリングだったし良しとするか
なんかホエールウォッチングと言うより…
ホエールウォッチングをしてる船をウォッチングって感じやったな