なかっちさんの助言を元に、朝から乗務員さんとしっかり打ち合わせをして迎えた2日目!
今日は塩沢の街歩きからスタート
ここでは“NPO南魚沼もてなしの郷”さんが企画している街歩きイベントに参加します
ボランティアガイドさんからマップとイベントチケットを受け取り、牧之(ぼくし)通りをメインに散策します
牧之通りは第1回地域住宅計画奨励賞を受賞した街並み
雪国独特の“雁木(がんぎ)”造りが特徴です(雁木=現在で言うアーケードみたいな商店街の屋根)
本屋さんや銀行もこんな感じ(笑)
規模は小さいながらも、通りを歩いているだけで塩沢の歴史と文化に触れることができます
イベントチケットを利用して“はっか糖”と呼ばれるお菓子の食べ比べ(3店舗)をしたり、休憩処でコーヒーを頂いたり
さらに新米のコシヒカリのつかみ取りなんかもできるんです!
これにはお客様も真剣そのもの(笑)
バタバタと急ぎ足の散策でしたが、お客様にはとっても好評のイベントでした
朝早くからイベント用に準備してくれた塩沢の皆さん、本当にありがとうございました!
塩沢で10分くらい短縮できる予定が、5分オーバー…
頑張って次に行きましょう!
お次は“西福寺・開山堂”
越後のミケランジェロと呼ばれる石川雲蝶の天井画が有名なお寺です
透かし彫りで彫られた見事な天井画(写真撮影不可)
ポスターだとちょっと伝えにくいんですが、迫力満点でした!
ここで5分短縮に成功
お次は長岡もみじ園
他府県の観光バスは、まず行かないであろうマニアックな紅葉の名所でございます…
明治の大地主、高橋家の庭園だった場所です
こじんまりした敷地ですが、紅葉は見頃を迎えて綺麗でした!
ここでさらに10分短縮に成功!
行く先々でこまぎれに時間を稼いでも、スタートから27分のマイナスだもんな
さらに企画書の移動時間というのは、大抵短く書いてある
指示書通り昼食を40分で済ませてもらい、最後の観光地“弥彦”へ向かいます
ここが一番の難所
どれだけ混むかも予測不能だし、どこにバスが止められるかも不明
日程表にも指示書にも、“弥彦神社の菊まつり”と“弥彦公園もみじ谷”がセットになって書かれているけど、両者は徒歩移動が困難は立地
他のツアーは各々で時間をとっているんですけど、今回のコースは両者まとめて80分って予定
バスをどこに止めてどーやって両方見る?
昨日からこの問題で頭がいっぱい…
さらにお昼までは順調に進んでいたけど、弥彦付近はやっぱり土曜日&紅葉の見頃&交通規制の影響で大渋滞
直江津の駅に余裕をもって到着しようと思えば、両者で60分が限界
このままだと移動時間を考慮したら各観光地で20分ほどしか取れない
これじゃーどちらも不完全燃焼…
土壇場で出した決断は“チョイス制”
お客様に事情を説明し、どちらかお好きな観光地を選んでもらうことにしました
もみじ谷チームは添乗員と一緒に途中でバスを降り、神社チームはガイドさんにお任せしました
バスを降りたはいいけど…
ここ初めてなので全然地理がわからない…(笑)
看板の地図を見ながら、なんとかお客様を案内して解散
先に下りたので時間はたっぷり
もみじ谷の紅葉を満喫しました!
今年はこのブログに紅葉の写真があまりなかったので、ちょっと多めに写真をアップしておきます!
さすが“越後の隠れた紅葉名所”!(笑)
めっちゃ綺麗な紅葉でした!!!
ここ2年くらいで一気に人気が急上昇している紅葉の名所だそうです
このあと、もみじチームを国道の交差点まで歩いて誘導して、そこで神社チームのバスと合流
神社チームのお客様も、菊まつりを満喫できたとのことでひと安心
朝の塩沢からドタバタした1日だったので、お客様の顔にはお疲れのご様子が…
直江津へ向かう途中、なかっちさんから頂いた“お六饅頭”と温かいお茶をお配りしたんですが
お饅頭の糖分&新潟県人の親切は効果てきめん!!!
一気に車内のムードが和みました(笑)
高速も順調に進み、直江津駅には列車出発の30分前に到着
復路も金沢で乗り継いで、大阪に帰ってきました
それにしても、精神的にこんなにヒヤヒヤした添乗は久々だったな
車内でお六饅頭を食べて添乗員も一服♪
今回はかなりマニアックな観光地ばかりだったけど、「日本にもまだまだ知らない場所がたくさんあるんだ!」と日本再発見!(笑)
はじめての観光地は負担も大きいけど、得るものも大きいですね
ちょっと初心に返らせてもらった2日間でした
なかっちさんはじめ、ご協力頂いた方々に感謝感謝です!
ありがとうございました!
新潟バンザイ!!!