平成15年から始まった京都の新しい風物詩
【京都花灯路(はなとうろ)】
現在は12月に嵐山、3月に東山と年に2回開催されている灯りのイベントです
ちょうど今年の開催日である12日は添乗明けで休み
世間はこんな状況だし、行こうか自粛するべきか…
さんざん迷いましたが、結局行ってきました!
みんなが悲しみに包まれている今だからこそ、日本の観光地の明るい話題をお伝えしたいと思ったからです
それに観光地の“今”をお伝えするのが、このブログの目的でもありますから
テレビの前でため息ばかりついてないで、自分の日常でできる事を精一杯やる!
そう決めてブログも今まで通り更新していこうと思っています!
さて、今までブログでお伝えした京都花灯路は
なので3年振りの花灯路です
そもそもこの状況でイベント自体やっているのか?
行く前にネットで調べたら、開会式など一部を除き開催しているとのことでした
知恩院の三門前にもイベント中止の看板が
“狐の嫁入りも巡行”中止なんだ…
今回は行った時間も遅かったこともあり
[知恩院⇒円山公園⇒ねねの道⇒二年坂]
と急ぎ足で清水寺方面へ向かいました
下の2枚は知恩院です
エリア内の道路には行灯が並び、なんとも幻想的なムード
円山公園内ではロウソクの灯りが優しい“竹灯り・幽玄の川”
奇抜なオブジェが並ぶ“大学のまち京都・伝統の灯り展”が行われています
巨大な生け花を展示した“いけばなプロムナード”も毎年人気ですね
京都の迎賓館こと【長楽館】では
“假屋崎省吾の世界in京都長楽館2011”と題した華展が開催中(入場1000円)
玄関前ではオリジナルホットワインも販売していましたよ
写真右下は“石塀小路”
とっても京都らしい小路です
細い道なので見落とさないように注意しましょう!
下の2枚はお馴染みの“二年坂”
何度足を運んでもワクワクしてしまうお店がたくさん並んでいます
そして絶対に忘れてはいけないのが“八坂の塔”こと“法観寺”の五重塔
今回は21時半の消灯が迫る中
清水寺を諦めてまでも写真を撮りに行った場所です
東山花灯路でもメインスポットと言ってもいいんじゃないでしょうか?
これぞまさしく京都!
ってつくづく感心してしまう京都の中でも大好きな風景です
ところで皆さん、ブログの写真を見て何か気付きませんか?
知恩院の2枚の写真より、それ以降の写真の方が雰囲気出てると思いませんか?
実はちょっとカメラの設定を変えたんですよね
デジカメで撮影する場合
通常モードで撮影するより、ホワイトバランスを[曇りモード]にした方が温かみのある写真が撮れるんですよ(もちろんフラッシュなしで)
あと露光もあえてマイナスにして暗くした方が、くっきり灯りが映えます
夜は手ぶれもしやすいので、小さいものでも三脚があった方が便利ですね
三脚で固定して2秒くらいのセルフタイマーでシャッターを押して、すぐ手を離す!
これでブレの少ない綺麗な写真が撮れると思いますよ
こんなときに京都観光なんて…
って思うかもしれませんが、会場では募金活動も行っています
募金に協力するために
そして被災地復興に向けて、みんなの思いをひとつにする場所として
京都東山へ訪れてみるのもいいのではないでしょうか
ってブログを締めくくろうと思ったら…
今日公式ブログを開けてみると【東山花灯路】としてのイベントは14日で終了
15日からは【京都・東山祈りの灯り】として一部内容を変更して開催することが決定
これに伴い、行灯の灯はなくなるそうです…
これで少しは行きやすくなったのでは?
募金箱も増設して来場者に呼びかけるそうですよ
皆さんも幽玄の東山で優しい灯りに包まれながら、被災地復興に向けて祈りませんか?
開催期間は今月の21日までなのでお急ぎくださいね