今日は1年ほど前に読んだ本をご紹介します

098「実年齢より20歳若返る!生活術」(PHP文庫)

著者は、昨年あたりからテレビや雑誌などのメディアでも目にする機会が多くなった南雲吉則先生





そう、“ごぼう茶”で有名なあの先生です(笑)


最初、書店でこの先生の本を見たとき(この本ではないですが)めちゃくちゃビックリしました

写真で見た先生は、自分と同い年くらいかな〜という印象

でも実際は…

56歳!!!

ほんと信じられません!!!



添乗で現場に出ていると、お客様は若いというか

“若々しい”
添乗員に好感を持つのだということがよく分かります

添乗業務知識や観光地の知識を身に付けるのも大事ですが、この“若々しく見られる技術”も添乗員として大切なんじゃないかと思うわけです



さて、人生には節目を11段階に分ける“2乗の法則”というのがあるそうで

それによると以下のようになります

〜  1歳
〜  4歳
〜  9歳:第二次性徴
〜 16歳:成長期が終わる
〜 25歳:老化がはじまる(女性ホルモンの分泌は25歳から下り坂になる)
〜 36歳:ガンの好発生年齢
〜 49歳:生殖停止年齢(他の動物はここが寿命)
〜 64歳:S30年代の平均寿命・定年
〜 81歳:現在の平均寿命
〜100歳:長寿と呼ばれる年齢
〜121歳:「アポトーシス(自然死)」

皆さんは現在何段階ですか?(笑)



そもそも「老化」とは細胞時計の“錆びつき”が原因

そこで、これからは細胞が錆びない生活を送りましょう!

と、南雲先生は5つのNOを提唱しています

その5つとは

NOスモーキング
NOドライビング
NOカフェイン
NOスイーツ
NOミート

嗜好品を断つということですね

そして“何をするか”ではなく“何をやめるか”を考え

「老化」ではなく「成熟」といえる変化が理想的だとしています


そんな若々しく見られるテクニックが満載の本なのですが

“人間の本当の使命は種の保存だ!”って話が壮大にふくらんでいるとことが面白い(笑)


アンチエイジングのテクニック本としてだけでなく

どのような生活を送り、どのように死を迎えるか

ちょっとタイトルは軽いですが、そこまで考えさせられる充実の内容です

南雲先生の本は今ではたくさん出版されていますが、だいたいどの本も書いている内容は同じ(笑)

その中でもこの本はスッキリまとまっていて読みやすいのでオススメですよ