※D&S列車=D(デザイン)&S(ストーリー)をコンセプトにした観光列車


先日、JR九州のD&S列車がメインのコースに行ってきたわけですが

1月に同じコースに行った際、鹿児島中央駅でこんなパンフレットを受け取ったんです

20150608_193725~01“新幹線で行こう”

“9つの物語に乗ろう”

と題したD&S列車のPR用パンフレット



中を開けると

“新幹線は9つのD&S列車物語に続いている。”

と書かれていて

九州新幹線からD&S列車へのアクセス方法が掲載されており

その先には各列車の時刻表と概要が書かれていたんですが

その各ページの冒頭に書かれてあったコピーがめちゃくちゃ魅力的だったんです

20150608_193758~0120150608_193815~01







先日乗った列車の中から例を挙げると

=第3章「ゆふいんの森」物語=
目的地に着くまでの時間も、大切にする。
「女性こそ、旅の楽しみ方を知っている」
という私の予想は、確信に変わりつつある。
私の名前は、「ゆふいんの森」。
贅沢な時間をのせて走る列車です。

=第7章「A列車で行こう」物語=
ひとは、なぜお酒を飲むのか?
ひとは、なぜ音楽を聴くのか?
という問いに
「そんなことを考える
時間が欲しいからじゃない?」と
誰かが言った。
私の名前は、特急「A列車で行こう」。
ゆっくり旅する列車です。


今回乗ってないけど他に好きなコピーはコチラ

=第1章「指宿のたまて箱」物語=
わたくし、特急「指宿のたまて箱」と申します。
その名の通り、あの箱がモチーフです。
そして、列車の扉を開けるとあら不思議。
煙がモクモク・・・
でも、ご安心を。
みなさんをおじいさんにするのではなく、
子ども心に戻す列車でございます。

=第2章「SL人吉」物語=
歳をとることで見えてくる景色がある。
私は、「SL人吉」。
大正時代、一世を風靡した私の走りは、
いつしか時代に追い越された。
だが、速く走ることだけが、
列車の役目ではない。
そう気づいた時に、
私の生き方は変わった。
リタイヤする予定は、今のところない。

どーです?どれも素敵だと思いませんか?

列車にまったく興味がない某添乗員でも思わず乗ってみたくなりますよね♪

そんなに長い文章じゃなけど、各列車が持つコンセプトを上手く表現しています

もともと鉄道ってあくまで移動が目的の交通手段だったわけですが

最近は鉄道に乗ること自体が目的になるような魅力的な列車が多いですよね

そのブームを牽引しているのがこれらJR九州のD&S列車だと思います

ほんとJR九州って列車のデザインだけじゃなく色んな事にセンスあるよな〜

先日乗り換えで使ったJR大分駅もカッコよかったし

アテンダントのお姉さんはみんな美人だし
↑これは関係ない?(笑)



さて、話しをパンフレットに戻しますが

これらの素敵なコピー

ホームページ上で見ようと思っても見当たらないんですよね…

このパンフレット用のコピーなのかな?

それにしてはもったいないくらいのクオリティです!

どこかでこのパンフレットを見かけたら

ぜひ手に取ってみて他の列車のコピーも読んでみてくださいね

JR九州の列車たち(JR九州HPより)