先日のエジプト添乗の総括を書こう書こうと思っていたら

いつの間にか1週間以上が過ぎてしまいました・・・

今日こそ!

と思ったけど、ツアーを振り返る前に

これからエジプトに行かれる方にオススメの1冊をご紹介したいと思います

11年前に行った時に購入したエジプト絡みの本は何冊か手元にあったんですが

いかんせん古い・・・

20161213_212639~01「地球の歩き方」とか

2005年〜2006年バージョンだし(笑)




で、今回新たにエジプトに関する本を何冊か購入
(全部ネットで中古ですが)

20161213_212722~01定番の「るるぶ」から

ツタンカーメンが特集された雑誌
「ナショナルジオグラフィック」のバックナンバーまで



ちょっと気合い入れすぎて買い過ぎね・・・(笑)

一番左の「ゼロからわかる古代エジプト」ってムック本なんて

買ったことすら忘れてて

エジプトから帰ってきてから買ったことに気付いた(笑)


で、この数あるエジプト本の中で飛びぬけて面白く

かつ、ためになった本があったので、ご紹介したいと思います

それがコチラ
20161110_090835~01「古代エジプトうんちく図鑑」

芝崎みゆき 画・文





「画・文」ってことは

自分で文章も絵も描いたってことです

文章は笑いのツボが散りばめられていて読みやすいし

イラストもゆるい感じにみせて、実はかなり忠実

もう、どこをとっても素晴らしい!!のひとこと


エジプトについてどんな事が書かれているかというと

古代エジプトの世界のはじまりの神話(日本でいう古事記)

ハワードカーターなど、遺跡を発見した人たちのエピソード

歴代ファラオの紹介(その数なんと140人!)

遺跡の解説

著者の旅行記

などなど

これ1冊に古代エジプトのあらゆる情報が詰め込まれています

20161214_221305~0120161214_221221~01






マンガではないのですが、こんな感じでイラストが多いのでとにかく読みやすい

やっぱり文字だけの情報と違って、絵があるとイメージとして頭に定着しやすいですよね

20161214_221721~01140人のファラオの中で一番印象に残ったのは

“アメンヘテプ3世”(笑)

恐らくこの本を読まなければ覚えなかった名前だと思います


文章、イラスト、編集の仕方も本当にクオリティが高くて感心するんですが

もくじからはじまり全ページ手書きで書かれているこだわりよう

本文まで手書きってなかなかないでしょ!!(笑)

20161214_221456~01そのこだわりは最後の1ページまで現れておりまして

なんと参考文献や著者略歴まで手書きで書かれていました!




ほんと“ここまでやるかー!!”って感じ

読み終わったたあとスタンディングオベーションを送りたくなったくらいでした(笑)


ページ数が300ページと多めなので躊躇する人が多いのか

アマゾンの商品説明には

「1日10頁、30日間楽しく読めば、古代エジプト文明のすべてが身につく渾身の力作!」

って書いてあった(笑)

ちなみにアマゾンの“古代エジプト史”カテゴリーでは

ベストセラー1位になっているほど人気だそうです


同じ遺跡を訪れるにしても

この神殿にはどんな神様が祀られていて

どんなファラオがどんないきさつで建てたのか?

を知っているのと知らないのでは大きく印象が違うと思います


もちろん1日10ページなら30日かかりますが

1日30ページ読めば10日で読めちゃいます!

エジプト出発まで10日ある方は是非〜♪