久々の休日を利用して京都市右京区にある
“妙心寺(みょうしんじ)”へ行ってきました
京都駅からは市バスで35分ほどかかるので
正直、東山界隈に比べて訪れる観光客は少ないんですが
妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山なのです!
(あんまりありがたみが伝わりませんね)
広大な敷地には45もの塔頭(たっちゅう)があるそうです
(甲子園8個分の広さなんだとか)
※塔頭・・・メインのお寺の境内にある小規模なお寺
こういう敷地が広いお寺って
例えば東福寺とかもそうだけど、あまりに広すぎて
何をもって妙心寺なのか?
何を見たら東福寺を見たことになるのか?
よくわからないから苦手です(笑)
料理で例えるなら「おでん」
“おでん”って何の具をもって「おでん」って呼ぶの?みたいな
だからおでんも苦手です
まぁそんな話しは置いといて
まず仕事で行った時を想定して観光バスの駐車場からチェック
花園会館ってホテルの横に駐車場があって
駐車場を出て右に進むと妙心寺の南総門があります


門をくぐると受付みたいな小屋がありますが
ここは守衛さんの控え小屋みたいなもの
境内に入ること自体にはお金はいりません
でも境内にはいくつか有料施設があるので
その場その場で精算するシステムです


お寺の建物群を総称して“伽藍(がらん)”と言いますが
ここ妙心寺は七堂伽藍(しちどうがらん)といって
寺院に必要な建物がフル装備で残っている貴重なお寺なんです
ちなみに今でも
「この部屋、広すぎてがら〜んとしてるね・・・」
みたいな時に使う“がら〜ん”は
この“伽藍”が語源と言われています
南総門から入ると
三門→仏殿→法堂→大方丈
って直線状に綺麗に並んでいる姿は壮観!!
ちなみに仏殿は本尊が祀られているお堂で
“本堂”や“金堂”のこと
法堂(はっとう)はセミナー会場みたいな広いお堂で
“講堂”のことです
禅寺は一般的なお寺と呼び方が違うのでややこしいね・・・


現在、京都では
第52回 冬の京の旅・非公開文化財特別公開
が開催中で、この妙心寺では
「三門」と「東海庵」ってお庭が公開中
(料金は各600円)
お庭はあまり興味がないので
今回は“三門”に上がってみました


階段がめっちゃ急なので足元注意です
(女性はスカートは不向きかと・・・)
上から眺める景色はサイコー!
って感じではないですが
ここは門の内部に納められている仏像や
400年前の極彩色豊かなの装飾画が素晴らしいんです!
観音菩薩の両サイドに8体づつ配置された十六羅漢も個性的♪
※十六羅漢・・・釈迦の弟子の中でもアイドル級に有名なメンバー
20分ほどボランティアガイドさんが説明をしてくれたんですが
このお話しがめちゃくちゃ面白くて感激しました(涙)
お話しだけでも600円払った価値はあったね
(交代制なので当たりハズレもあると思いますが・・・)
仏像が安置されている内部は撮影NGですが
外の景色や階段は撮影OKとのことでした


ちなみにお寺の「さんもん」には“山門”と“三門”がありますが
“山門”はかつて中国のお寺が山に建っていたことの名残で
(山はないのに“山号”とか呼ぶのもそうですね)
“三門”は“三解脱門(さんげだつもん)”の略
解脱に至るまでの3つの門
【空・無相・無願(無作)】を意味しているそうです
意外と記事が長くなったので【後編】へ・・・
“妙心寺(みょうしんじ)”へ行ってきました
京都駅からは市バスで35分ほどかかるので
正直、東山界隈に比べて訪れる観光客は少ないんですが
妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山なのです!
(あんまりありがたみが伝わりませんね)
広大な敷地には45もの塔頭(たっちゅう)があるそうです
(甲子園8個分の広さなんだとか)
※塔頭・・・メインのお寺の境内にある小規模なお寺
こういう敷地が広いお寺って
例えば東福寺とかもそうだけど、あまりに広すぎて
何をもって妙心寺なのか?
何を見たら東福寺を見たことになるのか?
よくわからないから苦手です(笑)
料理で例えるなら「おでん」
“おでん”って何の具をもって「おでん」って呼ぶの?みたいな
だからおでんも苦手です
まぁそんな話しは置いといて
まず仕事で行った時を想定して観光バスの駐車場からチェック
花園会館ってホテルの横に駐車場があって
駐車場を出て右に進むと妙心寺の南総門があります


門をくぐると受付みたいな小屋がありますが
ここは守衛さんの控え小屋みたいなもの
境内に入ること自体にはお金はいりません
でも境内にはいくつか有料施設があるので
その場その場で精算するシステムです


お寺の建物群を総称して“伽藍(がらん)”と言いますが
ここ妙心寺は七堂伽藍(しちどうがらん)といって
寺院に必要な建物がフル装備で残っている貴重なお寺なんです
ちなみに今でも
「この部屋、広すぎてがら〜んとしてるね・・・」
みたいな時に使う“がら〜ん”は
この“伽藍”が語源と言われています
南総門から入ると
三門→仏殿→法堂→大方丈
って直線状に綺麗に並んでいる姿は壮観!!
ちなみに仏殿は本尊が祀られているお堂で
“本堂”や“金堂”のこと
法堂(はっとう)はセミナー会場みたいな広いお堂で
“講堂”のことです
禅寺は一般的なお寺と呼び方が違うのでややこしいね・・・


現在、京都では
第52回 冬の京の旅・非公開文化財特別公開
が開催中で、この妙心寺では
「三門」と「東海庵」ってお庭が公開中
(料金は各600円)
お庭はあまり興味がないので
今回は“三門”に上がってみました


階段がめっちゃ急なので足元注意です
(女性はスカートは不向きかと・・・)
上から眺める景色はサイコー!
って感じではないですが
ここは門の内部に納められている仏像や
400年前の極彩色豊かなの装飾画が素晴らしいんです!
観音菩薩の両サイドに8体づつ配置された十六羅漢も個性的♪
※十六羅漢・・・釈迦の弟子の中でもアイドル級に有名なメンバー
20分ほどボランティアガイドさんが説明をしてくれたんですが
このお話しがめちゃくちゃ面白くて感激しました(涙)
お話しだけでも600円払った価値はあったね
(交代制なので当たりハズレもあると思いますが・・・)
仏像が安置されている内部は撮影NGですが
外の景色や階段は撮影OKとのことでした


ちなみにお寺の「さんもん」には“山門”と“三門”がありますが
“山門”はかつて中国のお寺が山に建っていたことの名残で
(山はないのに“山号”とか呼ぶのもそうですね)
“三門”は“三解脱門(さんげだつもん)”の略
解脱に至るまでの3つの門
【空・無相・無願(無作)】を意味しているそうです
意外と記事が長くなったので【後編】へ・・・