久々に京都検定のフィールドワークに行ってきました

今回選んだコースはコース30

【大徳寺・今宮神社】
〜凛とした禅宗の名刹と塔頭の庭園をめぐる〜

京都検定の過去問をやっていると

毎年と言っていいほど出てくる定番スポット

“大徳寺”“今宮神社”をめぐるコースです

ちなみにどちらも今回初めて訪れます・・・


アクセスは京都駅から市バスを利用

市バスの料金は均一区間だと1回の乗車が230円

3回乗るなら600円で1日券を買ったほうがお得ですね

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このコースのスタート地点は“大徳寺前バス停”

京都駅からは約40分
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バス停を降りて最初の交差点を右に進めば飲食店やお土産店が並ぶ参道

一休さんこと一休宗純が広めたという名物の大徳寺納豆などが売られています

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でもコースではこの参道をスルーして南門から大徳寺の境内へ進みます
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大徳寺は臨済宗大徳寺派の総本山

内裏の門が下賜された勅使門

千利休切腹のきっかけを作ったと言われる三門

釈迦如来を祀る仏殿

狩野探幽の描いた雲龍図がある法堂

その先には本坊&方丈

と一直線に並んだ見事な伽藍なんですが

すべて非公開!!(笑)
(仏殿は外から釈迦如来像を拝観できます)

じゃ何を見るのかというと

大徳寺の境内に24あるという塔頭(たっちゅう)です

ほとんどの塔頭には茶室や庭園などを備えているんですが

これまた非公開ばかり!!(笑)

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そんな非公開オンパレードの大徳寺の中でも

一般公開されている塔頭が4つあります

今回はそんな塔頭をめぐってみました

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趣の異なる4つの庭園が有名

まずこちらは滹沱底(こだてい)

左右にある基礎石は豊臣秀吉が築いた聚楽第のものと伝えられていて

“阿吽の石庭”とも呼ばれています
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こちらはメインの方丈前庭(ほうじょうまえにわ)

通称“一枝坦(いっしたん)”

右奥に組まれた石が仙人の住む蓬莱山を現しているそうです
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こちらは“竜吟庭(りょうぎんてい)”

相阿弥(そうあみ)の作庭と伝えられています

“洛北の苔寺”と呼ばれるだけあって苔で表現された海原が圧巻です!

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最後はこちら“東滴壺(とうてきこ)”

日本最小の庭園と言われるほどこじんまりしています

水滴を現した砂紋を見ていると

なんだか引きずりこまれそうになる魅力を放つ庭でした
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こちらの龍源院さんは珍しく

庭園だけでなく室内も撮影OKのお寺でしたよ


続いて拝観した塔頭は

⊃霾院(ずいほういん)

キリシタン大名の大友宗麟(おおともそうりん)ゆかりの塔頭です
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方丈前庭は“独坐庭(どくざてい)”

こちらも蓬莱山を表現した石がメイン

こーゆーお庭を蓬莱山式庭園って呼ぶそうです

向かって左側の庭の砂紋は荒々しい海原を表現していますが

茶室がある右側は入り江になっているので砂紋もやわらかい表現です

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こちらは方丈裏の“閑眠庭(かんみんてい)”

縦に4個、横に3個の石組は十字架になるように組まれています
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いや〜どこも個性的な庭園ばかりで面白い!

お盆休みの真っただ中とは思えないほどの静けさでした

さてお次の塔頭は?

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現存最古の方丈建築で本堂は国宝

相阿弥の山水画や狩野元信の花鳥図など見所が多いんですが

受付より先は庭園を含め一切の撮影不可!

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でもここが一番インパクトがあったね

タイミングよく案内人さんの説明を聞きながらまわったんですが

なんていうか拝観に来たというより

自己啓発セミナーに来た感じ(笑)

今を精一杯生きよう!

って前向きになれる不思議な塔頭でした

是非、拝観の際は案内人さんと一緒にまわることをおススメします♪

「氣心腹人己」と書かれたユニークな掛け軸がありました
(画像で検索してみて!)

は長く、は丸く

を立てずに

には寛大では謙虚に

という意味だそうです

いつもそんな風に過ごせたらな〜・・・


さて、一般公開されている4大塔頭の最後は

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利休七哲の一人、細川忠興が創建

紅葉と苔が素晴らしい庭園があるそうですが

実はこちら、平成31年3月31日まで工事のため拝観できません・・・

細川忠興ガラシャ夫人のお墓があるので

来年の大河ドラマで注目が集まりそうですね
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てことで、大徳寺の塔頭で一般公開されているのは

現時点では3つだけという事です

まぁ24全ての塔頭が公開されていたら

時間もお金もめっちゃかかってしまうので

これくらいが丁度いいのいかも・・・

大徳寺の境内にはほかにも

京都の四閣に数えられる“呑湖閣(どんこかく)”が有名な

芳春院(ほうしゅんいん)という塔頭や
(たまに特別拝観で見られるそうです)

織田信長の廟所がある“総見院(そうけんいん”などなど

気になるスポットが満載です
(ここも非公開)

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ところでお寺と塔頭の関係って

なんだか素人にはイメージしずらいですよね

前に京都のベテランバスガイドさんがお寺と塔頭の関係を

みかんに例えて説明していたのが印象的でした

今回で言うと、大徳寺というお寺はみかんそのもので

24ある塔頭ひとつひとつがみかんの房ってイメージ

なるほど、分かりやすいですよね♪