コース38は蚕の社と映画村の2ヶ所で終了でしたが

太秦で忘れちゃいえけないのがこちら

広隆寺
(こうりゅうじ)

聖徳太子建立の日本七大寺のひとつとしても有名

こちらも建立には秦氏が関わっています

かつての名称は“蜂岡(はちおか)寺”

“秦公寺(はたのきみでら)”

“太秦寺(うずまさでら)”とも呼ばれた太秦を代表する名所なんですが・・・

なぜか京都散歩には1文字も触れられていません(笑)
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太秦に来て広隆寺に行かんやつおらんやろ!

って仁王さんも怒ってますよ!
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(出版社とお寺との間にトラブルでもあったのかな?)


境内はけっこう広くて、お堂がいくつか点在しています

講堂は京洛最古の建物で通称“赤堂”
↑京都検定とか出てきそうですね(笑)

台風の影響で屋根が破損しているので近くによることもできませんでした

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本堂にあたるのがこちらの“上宮王院太子殿”

ご本尊は聖徳太子像で普段は非公開

毎年11月22日のみ特別御開扉なのです
(めっちゃ見たい!!!)
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有料の宝物館“霊宝殿”の敷地内には

“十善戒(じゅうぜんかい)”なるものが掲示されています

仏教の教えということですが

これ、モーセが神から授かった“十戒”とよく似ていますよね
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こちらの霊宝館にはめちゃくちゃ有名な

弥勒菩薩半跏思惟像
(みろくぼさつはんかしゆいぞう)

って仏像が収蔵されています

名前は長いですが要するに

弥勒菩薩

半跏って足組しながら

思惟している像です!

仏像に興味がない人でも一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?

なんてったって我が国の国宝第一号!

仏像界のレジェンドです(笑)

秦河勝が聖徳太子から与えられたと伝わる仏像で

そのなまめかしいポーズから

“仏像版の考える人”とか言われたりしています

この弥勒菩薩以外の仏像もめちゃくちゃ見応えがあるので

太秦に来たらというか京都に来たら是非お越し頂きたいスポットです
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ちなみに秦ファミリーが建立した有名な神社仏閣といえば

秦河勝(はたのかわかつ)→広隆寺(603年)
秦忌寸都理(はたのいみきとり)→松尾大社(701年)
秦伊呂具(はたのいろぐ)→伏見稲荷大社(713年)



広隆寺のあとは“大映通り商店街”

通称“キネマストリート”に向かいました
(この辺は京都散歩にも書いてある)
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こちらは映画関係者の参拝も多い“三吉稲荷”

日本映画の父と呼ばれる

牧野省三先生を称える碑もありました
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大映太秦撮影所の跡地に建つのは

映画「羅城門」のベネチア国際映画祭とアカデミー賞を受賞した記念碑

オスカー像と金獅子像のレプリカが眩しいっ!
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キネマストリートでもひときわキネマっぽいお店がこちら

“うずまさキネマ館”って喫茶店

店内も映画ムード満点で映画好きの方にお勧めです
(ランチメニューもありました)
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あとスーパーの前に無造作に置かれた“大魔神像”

キネマストリートゆーてもキネマ感があるのはこれくらいかな・・・(笑)
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コース38のゴール地点は嵐電の

“帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅”

京都でも難読地名として有名です
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これにてコース38は終了!

珍しく早く散歩が終わったので

河原町で友人と待ち合わせをして

ちょっと面白い場所で1杯だけ飲んで帰りました

それがこらち

なんだか怪しい外観ですが
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中はやたらオシャレ(笑)
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実はここ

築50年のアパートをリノベートしたホテルなんです

安藤忠雄氏の設計ではないと思いますが

鉄筋コンクリートむき出しのホテルなので

その名前もRC HOTEL

ちょっと様子を見に行ったら

バーだけでもOKですよ♪

って声をかけて頂いたんです

場所は八坂の塔のすぐ近く

まだあまり知られていないスポットなので

穴場かもしれませんね♪

RC HOTEL(公式サイト)

↑サイトもやたらオシャレです(笑)