さて、いよいよ高野山の散策ですが

高野山の見どころは大きくわけて

|転絏斥(だんじょうがらん)
金剛峯寺(こんごうぶじ)
1ノ院(おくのいん)


と3つのエリアに分かれています
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今回はまず空海の御廟(ごびょう)がある

奥ノ院へ向かうことにしました

御廟ゆーても空海はまだ死んではいないんですけどね!
(弘法大師信仰の中では)


釈迦は亡くなって“入滅(にゅうめつ)”したと言いますが

空海の場合は“入定(にゅうじょう)”したと言います

空海は御廟で深い瞑想に入り

世界平和のため千年以上も祈り続けているのです!
(弘法大師信仰の中では)

ということで瞑想中の真魚ちゃん

いや、空海の邪魔にならないよう心静かにお参りしましょう
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奥ノ院といえば杉並木の中にズラッと並ぶ石塔が有名

その数は20万とも30万とも言われているそうです

誰もが知っている有名武将の供養塔も数多くあります
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ひとくちに石塔と言っても色んな種類があるんですね

代表的なのが次の2種類

写真左下は五輪塔(ごりんとう)

写真右下は宝筐院塔(ほうきょいんとう)

宝筐院塔は鎌倉時代から作られている比較的古い石塔

奥ノ院にある石塔はほとんどが五輪塔です
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万物(宇宙)の5大要素を意味する5つのパーツは

上から空・風・火・水・地を現しています
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所々に足元に小さな石が集められていますが

これは庶民の供養塔

(よく見たらちゃんと五輪塔のカタチになっているものも)

有名武将から庶民まで受け入れる高野山の懐の大きさがうかがえます
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奥ノ院にある石塔のほとんどが江戸時代のもので

それ以前で由緒がハッキリしているものが

“史跡”として指定されているそうです

例えば写真左下の“上杉謙信・景勝霊屋”

これは史跡ですが、その近くに立つ

“武田信玄・勝頼供養塔”は史跡の指定外です
(亡くなってまで信玄は謙信に勝てないのか・・・)
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ちなみに“弘法大師腰かけ石”も空海ゆかりなのに史跡じゃないです
(由緒がハッキリしないんだろな・・・)
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中の橋を渡ります
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橋のたもとにあるのが

“汗かき地蔵”“姿見の井戸”

このお地蔵さんは常に世の人を救済しているので

いつも汗をかいているんだとか
(暗くて見えなかった)

姿見の井戸は姿は覗いてみて自分の姿が映らなければ・・・

寿命が3年以内!

だそうです
(縁起悪っ!)
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中の橋の先にあるゆるやかな坂道は

“覚鑁(かくばん)坂”

ここでつまずくと

寿命が3年以内!

だそうです
(いやいや高野山ってこんなんばっかりですか!)
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陰気なネタが多い奥ノ院ですが

ちょっとコミカルなスポットもあります

それがコチラの“化粧地蔵”

このお地蔵さんに化粧をしてあげたら美人になる

なんて言われているみたいですが

ホントは逆かもしれませんよ〜・・・
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数は少ない奥ノ院の史跡の中でも

“徳川家墓所(重文)”は必見

周囲に刻まれたレリーフが見事です
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ようやく大きな建物が見えてきました

護摩堂供養所御茶処です

御茶処は無料休憩所で1日数回説法も行われています
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この先に玉川という川が流れていて

そこに架かる“御廟橋”を渡った先に“燈籠堂”

燈籠堂の裏に“弘法大師御廟”があります

この先は霊域となるので写真撮影はNG

橋のたもとに並んでいるのは“水向(みずむけ)地蔵”

水を手向けて供養する場所なんですが

なんだか仏さまに水をかけるのって気が引ける・・・
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この奥ノ院では毎日2回(6時と10時半)

御供所から御廟の前にある燈籠堂へ空海にお食事が運ばれます

“生身供(しょうじんく)”と呼ばれる行事です

これが見たかったんですよね〜

なんとか無事に10時半のモグモグタイム

失礼、生身供に間に合うことができました♪

千年以上、毎日行われているって凄いですよね

帰りは途中から1本脇の参道を通ってみました

こちらは比較的新しい供養塔が多いエリア

企業の供養塔が多いので凝ったデザインが面白い(笑)
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このエリアで個人的に一番お参りしたかった供養塔があったんです

それがこちらの“平敦盛と熊谷蓮生の供養塔”

わかりづらい場所にあったのでなかなか見つからなかった・・・

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あとこの近くに気になる石碑がありましたね

“景教碑”って書いてある
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景教ゆーたら古代キリスト教・ネストリウス派のことでしょ

古代ユダヤ人の失われた10支族の末裔が中国に渡って広めたとも言われているので

秦氏にまつわるミステリー本には必ず出てくるキーワードです

なんで高野山に景教の碑が???
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ちょっと調べてみると

この碑の正式名称は“大秦景教流行中国碑”

唐の時代に景教が中国に広まったことを示す世界的にも貴重な史跡だそうで

ここにあるのはレプリカ

オリジナルは西安の西安碑林博物館にあるそうです

この地にレプリカを寄贈したのはイギリス人の女性宗教学者

彼女は空海が唐でキリスト教に帰依して

日本にキリスト教を広めたのも空海だと主張していたそうです

なんとも興味深い話しですね・・・

こーゆーミステリー好きだな〜

てかそれを受け入れて置いちゃう高野山もスゴイです(笑)

ますます空海に興味が沸いてきました♪

真魚ちゃん、アナタは一体何者だったんだ!!


話しは変わりますが

奥ノ院の入り口に“一の橋観光センター”ってお店があります

団体ツアー御用達のドライブンです

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この日もたくさん来てましたわ(笑)