石清水八幡宮参拝レポートの後半です

八幡宮と言えば日本で一番多い神社

その中でも有名なのが日本三大八幡宮

創建順に並べると

 ̄Ш竿幡宮(571年)
∪仞郷緘幡宮(859年)
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※筥崎宮の代わりに鶴岡八幡宮(1063年)とする場合も


このブログでも何度かご紹介していますが

八幡神を最初に祀ったのは渡来系の氏族、秦氏

ちなみに稲荷も秦氏

日本を代表する神社が渡来人によって創建されたって

ちょっと不思議な感じですよね


ご祭神は

応神天皇(おうじんてんのう)
➡第15代天皇で仲哀天皇の皇子

神功皇后(じんぐうこうごう)
➡仲哀天皇の皇后で応神天皇の母

比売大神(ひめおおかみ)
➡宗像三女神とする場合が多いです


八幡神の神託を受け

宇佐八幡より勧請してきたのが

奈良にある大安寺の僧・行教(ぎょうきょう)

神社の創建に僧侶?って変な気もしますが

八幡信仰は神仏習合の歴史を色濃く残しているのです

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前置きが長くなりましたが

さっそく総門から周囲を回ってみましょう

東総門(写真右下)は江戸時代のもので重文

昇殿参拝の際はこの東総門の前から入ります
(写真左下)
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北東の角にあるのが

若宮社・若宮殿社・氣比社・水若社

若宮社(写真右下)のご祭神は

あの第16代

仁徳天皇!
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水若宮社の狛犬が沖縄のシーサーみたいで可愛いですね(笑)

ちなみにご祭神は、あの

ウジノワキイラツコ!

それ誰?って?(笑)

応神天皇の皇子で“宇治”の由来にもなっている神様

仁徳天皇とウジノワキは異母兄弟

この兄弟は皇位を譲り合っていましたが

ウジノワキが亡くなってしまったので仁徳天皇が即位

古代って皇位をめぐって争うことが多いのに

譲り合うって微笑ましいですよね
(真実かどうかは置いておいて・・・)
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この水若社の向かい(社殿の北東の角)

石垣が斜めにカットされているんですが

これは鬼門封じだそうです

京都御所も北東の角に鬼門除けの猿がいますよね
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社殿の北側にもいくつか神社が並んでいます

北総門(写真左下)の隣にあるのは

貴船社・龍田社

北西の角(写真右下)にあるのが

校舎・住吉社・一童社

一童社に祀られていたのは

“磯良命(イソラノミコト?)”って聞きなれない神様

調べてみたら海の神様で

安曇氏の祖神、安曇磯良のことらしい

茨木市に“磯良神社”って神社もあるみたいです

住吉三神は神功皇后に三韓征伐をすすめた神様

摂社・末社を調べていくと

ご祭神のストーリーに沿っているのがよく分かります
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西側には3社がセットで祀られていました

左から長田社・生田社・廣田社

なんか兵庫県の神社大集合!って感じ(笑)

長田社は事代主命(コトシロヌシノミコト)

生田社は稚日女命(ワカヒルメノミコト)

廣田社は天照大神(アマテラスオオミカミ)

どの神社も神功皇后ゆかりの神社で

三韓征伐の際、行きに祀ったのが

生田神社と廣田神社

帰りに祀ったのが長田神社だそうです

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こんな感じで本殿を周囲をグルっと回れるのですが

外壁に使われている築地塀(ついじべい)が見事だと思いません?

これ、織田信長が寄進したことから

“信長塀”と呼ばれているそうです
(熱田神社にも信長塀があります)
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南西の角にある立派なクスノキは

“楠木正成の楠”

建武元年、楠木正成が必勝祈願に奉納したものだそうです
(京都府指定の天然記念物)
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これにて本殿外周にある摂社・末社巡りは終了♪


社殿の東側の小高い丘に展望台があるので行ってみました

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京都市内や背割堤を望むことができます
(ちょっと見通しが悪いですが・・・)
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帰りはかつて太子坂と呼ばれた裏参道から降りてみました

めっちゃ古びた神社がありますが

こちらは石清水八幡宮の創建以前に起源をもつ

“石清水社(いわしみずしゃ)”
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横の井戸は名前の由来にもなった霊泉が湧き出る

“石清水井(いわしみずい)”

ご祭神が凄いですね

“天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)”

古事記で一番最初に出てくる万物創造の神です
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あと山の麓付近には“松花堂跡”があります

松花堂弁当の名前の由来でもある

松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)が晩年に住んでいた草庵跡です
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八幡宮がある男山は神仏習合の信仰が盛んだったので

“男山四十八坊跡”と言って、たくさんの僧坊跡が残っているんですよ


あと八幡市と言えばエジソン!

トーマスエジソンが白熱電球の実用化に向けて

八幡の竹をフィラメント線に使ったのは有名なお話し

山頂には“エジソン記念碑”があるのです

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駅前の通りはエジソン通りだしね(笑)

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さて、そんな歴史ある八幡市ですが

京都市内から離れているからか?

PRが下手なのか?

桜の季節以外、観光客が全然来ません(涙)

JRが通っていないので

京都駅からのアクセスは

“おけいはん”こと“京阪電車”のみ

これまた不便ですが京阪は京都駅と接続していないので

京都駅からは近鉄電車の丹波橋駅を経由

京都=(近鉄)=丹波橋=(京阪)=八幡市駅

あ、八幡市駅じゃない

2019年の10月から

“石清水八幡宮駅”に名称が変わったんだ・・・
(乗り換え案内で検索する際に注意しましょう)

所要時間は乗り換え込みで約30分

石清水八幡宮駅からは男山ケーブルを使うと便利ですよ♪

こんな感じで↓
嵐山鵜飼と待庵ツアー・2日目
(2019年7月12日)

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世の中が落ち着きを取り戻したら

限りなく大阪に近い京都の南の果て

八幡市にもぜひお越しくださいね



YouTubeで石清水八幡宮のイメトレ!