休業生活55日目

先日、買ってから1年以上読まずに放置していた本を読んでみました

それがこちら

「こんぴら狗(いぬ)」
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タイトルにある“こんぴら狗”というのは

何らかの事情でこんぴら詣りに行きたいけど行けない

そんな主人の代わりにこんぴら詣りをする犬のことです

ほんまかいなって思いますが

資料は少ないものの、江戸時代に実際にあった風習だそうです
(犬のお伊勢詣りもあったのだとか)


ストーリーはYouTubeでチェック!

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この動画でも語っていますが

この本のいいところは、実際の街道や宿場名が出てくるので

ムツキがどこまで進んでいるかイメージしやすいし

行く先々の方言や名物が旅情を掻き立てます

江戸時代の旅行スタイルや

当時の庶民の信仰心が学べる点もいいですね

宿といっても一般的な旅館みたいな

“旅籠(はたご)”もあれば

今のゲストハウスみたいに各自で自炊をする

“木賃宿(きちんやど)”も出てきます

旅人は宿場以外で寝泊まりや連泊禁止

なんてルールは初めて知りましたね

乗り物も色々出てきますよ

馬や籠、渡し船にこんぴら船

馬のわらじは日に何度も交換していたそうです


ムツキの旅は順調には進まず

途中、川で溺れかけたり

盗賊に襲われたり

村送りにあったり

野良犬と駆け落ちしたり

とハプニングの連続ですが

ムツキが出会う旅人との一期一会がなんとも微笑ましい

“旅は道連れ世は情け”

と言いますが、この物語にも

たくさんの旅人がムツキの道連れとして登場します


悪いことをしているんだけど、どこか憎めない

ニセ薬売りの“孫市(まごいち)”

こんぴら船で同行した弥生と同じ年ごろで

芸者見習いの“オトシ”

口は悪いが気は優しい

大工の修行帰りの“健太”

目の見えない息子と旅を続ける

心配性な油問屋の女将、“澄江”

などなど・・・

道連れの旅人同士は赤の他人で

物語上でも出会うことはほとんどないんですが
(いつも脱走か迷子になるので)

こんぴら狗を無事、金毘羅さんまで参拝させ

飼い主の元に置くり届ける

という共通の目的で繋がっていきます

これ、映画化したらヒットすると思うんだけどな〜

自分が知ってる芸能人で打線を組むなら

■弥生:浜辺美波
■ご隠居:柄本明
■孫市:大泉洋
■オトシ:有村架純
■健太:濱田岳
■澄江:井川遥

(敬称略)

って感じかな?
(みんな設定より歳がだいぶ上ですが)



旅行にも行けず不必要な外出もできず

人と人との関係が希薄と言われるこんな時だからこそ

こんぴら狗のムツキを通して

人情たっぷりの旅に出てみませんか?

恥ずかしながら途中、何度も泣きました(笑)


ハードカバーなのでちょっと分厚く感じるかもしれませんが

児童書なので字が大きいのですいすい読めます

お近くの本屋に売っていないかもしれませんが

メルカリだとかなり安く買えるのでお勧めですよ♪

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