先日、二条城へ行った際に面白いお店に寄ってきました

地下鉄の“二条城前”のすぐそばなんですが

ちょっと分かりにくい場所にあります
スクリーンショット (61)





お堀沿いの押小路通を西へ歩いていると看板が出ています
(この看板がないと通り過ぎてしまいそう)
IMG_20210502_131021_copy_1024x769






お店の名前は

“うれしなつ菓子 格子家”

という駄菓子屋さん

創業が大正元年だけあって

歴史を感じる店構えです
IMG_20210502_131053_copy_1024x769IMG_20210502_131040_copy_1024x769






お店の看板商品は

揚げたおこしを黒糖に漬け込んだ

“山幸(しゃんこ)”というお菓子

商品名が

“どろぼう”

ってのがいいですね

かりんとうのような優しい味でした


かつて京都には“山幸屋(しゃんこや)”

と呼ばれる駄菓子屋が何件もあったそうですが

現在、京都ではこちらの格子家さんが

最後の山幸屋となってしまったそうです
IMG_20210502_130959_copy_1024x769fotor_1619922771788_copy_1024x768







で、ここでさらに面白いお菓子を発見

カゴの上に山積みの貝

なんで駄菓子屋に貝が???
IMG_20210502_130949_copy_1024x769






これ、

“思い出のニッキ貝”

という商品なんです


さっそく買って実際に食べてみました

使用されているのは本物のハマグリ

包装用のフィルムを剥がすと・・・

片方の貝に黒糖が敷き詰められています

これをもう片方の貝で削って食べるんですが

めっちゃ硬い!!

そのリアクションを予想してか、説明書にも

沖縄八重山黒糖を使用していますので少々かためになっています。

って書いてある(笑)
IMG_20210502_101603_copy_1024x768IMG_20210502_102129_copy_1024x768






最初、こんなんムリやん!!

ってほど硬かったけど

少し削れてくると後はスムーズ

貝の先端を押しながらスクリューのように回すと上手に削れます
(これも説明書に書いてある)
IMG_20210502_102833_copy_1024x768






お味は名前の通り

ニッキ味の黒糖(笑)

ちょっと甘いものが欲しい際

よく黒糖を粉のまま食べている自分としてはツボなお菓子です

でも一度に食べるには量が多い
(てか飽きてくる・・・)

2日かけてようやく食べ終わりました
IMG_20210503_175123_copy_1024x768






で、食べ終わった貝殻なんですが

貝のお尻(?)側

くっついている方をコンクリートやヤスリで削り穴を開けると

貝笛になるそうです!!

(子どもが喜びそうだけどニッキ味はキツいか・・・)


食べて美味しい

食べ終わって楽しい

そんなニッキ貝なのでした

IMG_20210502_101442_copy_1459x1094IMG_20210502_102541_copy_1024x768






このお菓子で使われているハマグリ

貝合わせなどでも使われるほど綺麗な貝なので

料理の小鉢として利用するのもいいかもしれませんね

お店も京町屋で雰囲気があるのでSNS映えもバッチリ

夏になるとカキ氷も人気なんだとか

二条城へお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください♪