先月読んだ認知バイアスの問題集

「ココロの盲点」からご紹介してきた

数々の認知バイアスですが

これが最終回です(笑)

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おとり効果


なんとなく想像がつくかと思います

この本ではこんな例で紹介されていました

webでも冊子でも読める情報紙の販売です

web購読のみ 5900円
∈子のみ 12500円
冊子とwebのセット 12500円

この結果、84%がを購入したそです

そりゃ冊子のみとセットが同額だったらセットを購入しますよね

一方、これが,鉢だけの販売だった場合

を購入したのは32%

そう、△廊を買ってもらうための

“おとり”ということです


普通のカレー1000円
特製のカレー1500円


にするなら

普通のカレー1000円
特製のカレー1500円
特上のカレー3000円


にした方が1500円のカレーが売れるってことです

ツアーのオプションの食事でも

え、こんな価格設定のメニュー売れる?

ってのがたまにありますが

あれは“おとりメニュー”なのかもしれませんね

売りたい商品を真ん中の価格に設定するのは

もはや商売の常套手段ですが

これも認知バイアスを利用した戦略だったとは!!

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ジンクピリチオン効果

むずかしそうな単語を使うとスゴそうに感じる

というもの

これも身近に感じたことがあるのではないでしょうか?


先日、認知精神科学者の中野信子氏の本を読んだんですが

その中である彫刻家の説明に

こんなことが書かれていました

美学史的にも面白い人で、イデアを捕捉するのにメディテーションを使うという、かなりニューサイエンス寄りと言いますか、超現代的なことをしています。


ごめん


さっぱり意味わからん!(笑)


ジンクピリチオン効果は非専門家を煙にまくためのテクニックですが

仕事ではお客様に専門用語を多用するのは控えたいですね


自己ハーディング


最初は何のけなしだった行動も

それが繰り返されると習慣として固定され

知らない間に自己イメージの奴隷になってしまうそうです

脳は過去の自己の行為を模倣する
⇒常連やルーティンのルーツ


例えば・・・

たまたま入ったお店に次も入ってしまう

なるほど、これは身近なところで知らない内に繰り返されていそう

コンビニとかも大して差はないのに

理由もなく同じコンビニを利用するもんな〜

会社へ向かうルートなんかも

それが最短ってワケではないのに

なんとなく同じ道を使ったりしません?


ツァイガルニク効果


未完成なものほど記憶に残り、仕事の効率が上がるのだとか

例えば・・・

切りのいいところで仕事を切り上げるより
次の仕事に少しだけ手をつけてから帰る

締切が先なので書類を開封せずに放置より
いったん開封して目を通してから放置

新しい仕事を事前に説明より
仕事を多少こなした後で説明


なるほど、添乗の仕事でも

忙しいからといって報告書も精算も何も手を付けずに帰着したら

なかなかやる気がでないもんな〜

やっぱり添乗中に少しでも手をつけておけってことですね


コントラフリーローディング効果


こんな実験が紹介されていました

お皿の上にエサを置いて

そのまま食べられる状態にあるマウスに

ボタンを押して扉を開けてから食べられるエサを与えました

そのあと、両方のエサを同時に与えます

その結果・・・

マウスはわざわざレバーを押してからエサを食べたそうです

動物は食事を労せず得るよりも

なんらかの対価を払って得ることを好む


これはマウスに限らずイヌやサル

トリやサカナまで同じ反応を示すんだとか

でも、ある動物だけは例外だったそうです

それは・・・


ネコ!!

猫は超合理主義な動物なんだとか
(なんか分かる気がする・・・)


労力など対価を払って報酬を得ることを好むのは

人間の労働がまさにそうですよね

やっぱり仕事をするから休日が楽しいし

休業補償で振り込まれるお金より

自分が働いて稼いだお金の方がごはんが美味しい

今、休業中でモヤモヤしているのは

このコントラフリーローディング効果が影響しているのかも・・・