読書部より話題の新書を1冊ご紹介

生贄探し‐暴走する脳‐

(講談社) 

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FM802でDJの浅井博章さんが紹介されていて面白そうだったので

その日のうちにさっそく書店で購入
(こうやってすぐ影響される・・・)


著者は認知精神科学者の中野信子氏

第2章以降は

「テルマエ・ロマエ」の作者である

ヤマザキマリ氏との対談が収録されています



最近、ニュースでネットリンチ関連の記事や

コロナ禍でギスギスした人間関係のトラブルをよく目にするじゃないですか
(マスク警察など)

そんな人間の行動を“中世の魔女狩り”を例に

脳科学や心理学の観点から解説した1冊


人間の脳は魔女狩りが行われた時代からほとんど変化していないそうです

これは以前に読んだ「スマホ脳」でも同じようなことが書かれていましたね

話題の「スマホ脳」を読んでみました♪



自分でも気づかない人間の深い部分

本能みたいなものは

自分が思っているより残酷な性質を持っているようです・・・


例えば

人間は自分が正義を行っていると信じている時は
どこまでも残忍になれる


なるほど
♪人はそれぞれ正義があって争いあうのは仕方ないのかもしれない♪
って歌がありましたね
その正義をどこに感じるかは人によっていろいろ
宗教絡みの紛争も人間の本能なのか・・・


人間の脳は基本的に人間同士を近くにいさせたがる反面
近づきすぎると今度は傷つけあうようにもセットされている


なるほど
夫婦や恋人同士の悲しい事件も人間の本能なのか・・・
昔、「週末婚」ってドラマありましたよね
(見てないけど)
これはこれで理にかなった結婚スタイルなのかもしれない・・・


話は変わりますが

「出る杭は打たれる」

ってことわざがあるじゃないですか

この本によると

海外ではこれに該当することわざがないんだとか

相手の得を許さない振る舞いを

“スパイト行動”と呼ぶそうです

私が損をしているのだから、お前も損をすべきだ!

自分が損してでも他人を貶めたい!


という嫌がらせ行動

悲しいかな、日本人は特にこのスパイト行動を好むそうです・・・


部活では先輩から

俺たちもこれだけ辛い練習をさせられたんだからオマエらもやれ!

ってキツイ練習をさせられた経験

ありませんか?(笑)


私が新人だった頃、某所長から

俺が入社した頃なんて

月30日の内に31日添乗に出たことがあるぞ

ワッハッハッ


みたいな話をよく聞かされました
(何の自慢やねん!!)

夜行で帰着したその日の内に別のツアーに行くと
ひと月の添乗日数が31日とかになるらしい・・・




相手の得を許さないスパイト行動は

自分は1円たりとも損をしていないのに

誰かが得をしていることを知ると

自分が損をしたように認知する


そうです

ツアーでよくあるのが

なんであの人は部屋から海が見えるのに

私の部屋からは見えないの!!


ってお客様からのクレーム

眺望指定ではないんだから

海側の人はたまたまラッキーだっただけなのに

海側に当たらなかったお客様は

自分たちが損をした!って感じるんですよね

(じゃ最初から眺望指定のツアーに申し込めばいいのに・・・)


これは昨年実施されたGOTOキャンペーンや

現在、飲食店などに支給されている

協力金に対しての世間の反応も同様


私たちが払った税金が!!

とかいうけど

自分が払った税金が

どこにいくら使われたなんて

普段は気にしていないのに・・・(笑)


自分たちはこんなに苦労したんだから、お前らも苦労すべきだ

日本人はwinwinよりloseloseを好む


って言葉に妙に納得してしまった・・・

あ〜でも自分も気づかない内に

こんな行動をとっているのかもしれないな

まさに“ココロの盲点”
(これは違う本でしたね)

【読書部】「予言の書」を見つけました♪




あ、今回ご紹介した

「生贄探し‐暴走する脳‐」ですが

上記の内容は第1章に書かれていた内容で

第2章以降は全然面白くなかったです

てか難しい言い回しや漢字が多くて

めっちゃ読みにくかった!!!

“慮られる”


って言葉が作中に何度か出てきましたが

こんな言葉普通使います?(笑)