ブログでもYouTubeでもお伝えしたように

紅葉シーズンど真ん中の日曜日
(2021年11月28日)

東福寺へ紅葉を見に行ってきました

もちろん通天橋付近は人だらけ

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そんな中でも比較的人が少ない

周辺の塔頭寺院を昨日ご紹介しましたが

実はもうひとつ残っていたんです

その塔頭は東福寺三名橋のひとつ

偃月橋(えんげつきょう)を渡った先に

ひっそりと佇んでいました

お寺の名前は

“即宗院(そくしゅういん)”

春と秋だけ公開している期間限定スポットです
(今年は12月5日まで)
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即宗院の建つ場所はもともと藤原兼実の山荘

「月輪殿」があった場所だそうです

写真右下は当時の滝組の跡
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開山の“剛中玄柔(ごんちゅうげんじゅう)和尚”

薩摩藩主の養子だったことから

薩摩藩・島津家の菩提寺でもあるそうです

あの“篤姫”も徳川家に輿入れする際に立ち寄ったとか


あ、前置きが長くなりましたが

ここの庭園がめっちゃ良かったんですよね

プラス300円払うだけで

日曜日なのにこの静けさ

人が多い通天橋や方丈庭園とは別世界です
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即宗院は杉苔と千両の花が有名だそうですが

庭園は特に名前は付いていないっぽい

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この丸い刈り込み見てたら何か想像しません?

そう、阿寒湖の妖精・マリモ!!!

ってことで勝手に命名しました

“毬藻の庭”
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さらに即宗院の見どころは

このマリモの庭だけじゃないんです

境内は山の裾野にあるので緑が深いんですよね

幕末にはこの境内で西郷隆盛や月照上人が

新選組や幕府から逃れ、謀議を重ねいたそうです
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そんな裾野を上がっていくと

“東征戦亡の碑”という石碑があります
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そこには西郷隆盛自ら筆をとった作った銘文と

524名の名前が刻まれていました

戊辰戦争で散った薩摩藩士たちです

せごどんは戊辰戦争後に、即宗院に約半年滞在し

この石碑の工事を指揮したんだとか
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東福寺にこんな史跡があるなんて知らなかったな〜

ほんと京都は奥が深いわ


気になった方は是非、動画で・・・




あ、知らんかったと言えば

この木の板、何か分かります?
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即宗院で見かけて気になっていたら

同じような板が芬陀院にも掲げられていたんです
(写真は芬陀院)

お寺の方に聞いてビックリ

この板はかつて東福寺にあったという

大仏の蓮華座の蓮弁なんだとか

明治の火災で東福寺の大仏が消失した際

焼け残った蓮弁が塔頭に配られたそうです

そういえば、法堂内部が特別公開している際に

大仏の手だけが残っていたのを見たことがあるな・・・


皆さんも東福寺の塔頭へ行かれた際は

幻の大仏の蓮弁を探してみては?