ブログな添乗員

現役添乗員・フナッシュが綴るツアコン日記
添乗員という仕事の“楽しさ・大変さ・奥深さ”をお伝えしながら
最新の旅行&観光地情報をお届けします!!

京都散歩部

京都散歩2019・インデックス

これまで歩いた京都散歩の記事を探しやすいよう

インデックスを作りました!!

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実はこれが作りたかったんですよね〜

京都を歩かれる際や京都検定の試験勉強にお役立て頂ければと思います♪

※ちなみに現在発売されている
「京都散歩2020」とはコース番号が違いますが
コースの内容はほとんど同じだと思います



タイトルをクリックすると該当記事の一番最初のページに飛びます

【明治150年&幕末維新の舞台を訪ねる】
コース1  壬生・二条城
コース2  京都御所
コース3  六角堂・本能寺
コース4  清水寺
コース5  平安神宮・黒谷
コース6  伏見

【洛中エリア】
コース7  東寺・梅小路公園・鉄道博物館
コース8  島原・本願寺
コース9  佛光寺・四条通・錦市場
コース10 下鴨神社・相国寺
コース11 西陣
コース12 千本釈迦堂・北野天満宮

【洛東エリア】
コース18 三十三間堂・豊国神社
コース19 六波羅蜜寺・建仁寺
コース20 円山公園・知恩院・青蓮院
コース21 南禅寺・永観堂
コース22 哲学の道・銀閣寺
コース23 百万遍・吉田山

【洛北エリア】
コース27 詩仙堂・曼殊院・修学院
コース28 実相院・妙満寺・圓通寺
コース29 植物園・上賀茂神社
コース30 大徳寺・今宮神社
コース31 鷹峯
コース32 蓮華寺・八瀬
コース33 比叡山延暦寺
コース34 大原
コース35 鞍馬・貴船

【洛西エリア】
コース36 金閣寺・龍安寺・仁和寺
コース37 妙心寺・法金剛院
コース38 太秦
コース39 嵐山
コース40 嵯峨野・大覚寺
コース41 高山寺・神護寺
コース42 松尾大社・苔寺
コース43 大原野
コース44 善峯寺・十輪寺

【洛南エリア】
コース45 東福寺・泉涌寺
コース46 伏見稲荷・石嶺寺
コース47 勧修寺・醍醐寺
コース48 萬福寺・三室戸寺
コース49 宇治



旅のイメトレチャンネル タビトレ!

京都散歩・コース7【京都鉄道博物館・京都タワー】

食後は再び梅小路公園へ戻ります

梅小路公園

200円とあったのは公園内の有料庭園

“朱雀の庭・いのちの森”の料金です
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朱雀の森の園内に“平清盛・八条邸跡”の石碑がありました
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いのちの森はウッドデッキの回廊で森をグルっと回れます
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正直、これだけでお金取る?って感じでしたが

まぁこれも勉強代(笑)


梅小路公園内にはかつて京都市内を走っていた路面電車

“京都市電”の車両を使ったお店や休憩所もありました

運行期間は1895年〜1978年
(てことは生まれた時は走ってたんや!)
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こちらは休憩用車両にあった当時の路線図と運賃表

大人運賃25円!!
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あと7月10日にスタバもオープンしたんですよね
(ビバスクエア梅小路公園店)
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スタバの向かいにあるのが

5都鉄道博物館

こちらも恥ずかしながら初めて来ました

水族館も鉄博も仕事で来る機会があるはずなのに

これまで縁がなかったんですよね・・・
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逆に下見を兼ねられたので良かったかも

個人的に鉄道とか全く興味がないので

京都散歩のコースに入っていなかったら

恐らく自分からは行く機会がなかったと思います(笑)
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お勉強のためにちゃんとジオラマショーも見てきました

電車のジオラマよりお姉さんのアナウンスがとても良かったです(笑)
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さて、このあとはコース7の最終スポットへ

サ都タワー

エレベーターで11階まで上がったところが受付

そこからさらにエレベーターで地上100mの展望室へ
(京都タワー自体は131mです)
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京都タワーに登るのは9年ぶり

京都タワーに行ってきました♪
(2011年6月22日)

京都タワーって仕事でも来る機会ないですからね
(今まで仕事で来たことは一度もない)
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京都タワーからって、市内の有名なスポットはもちろん

あべのハルカスまで見えるんですね!
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あ、京都駅方面に修学旅行生発見!!

団体ツアーだけじゃなく、修学旅行も動きだしましたか!

鮭が遡上しなくなった川に、鮭が戻ってきた心境です!!
(それは言い過ぎ)
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YouTube的には観光地の撮影はしにくくなるけど

仕事的にはこうやって修学旅行生や観光客で京都が賑わってもらわないと困ります

この調子でいけば、秋の紅葉シーズンには

京都もかなり観光客が戻ってくるのではないでしょうか?



さて、2018年の4月から京都検定のフィールドワークとして始めた「京都散歩」

ちなみに記念すべき第1本目は伏見でした

京都散歩・コース6【御香宮神社】
(2018年4月18日)

今回のコースで掲載されている41コース
(ショップ・グルメコースを除く)

全て歩くことができました!!

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このフィールドワークと京都検定のおかげで

かなり京都の観光地には強くなりましたが

まだまだ京都には知らないスポットがたくさんあります

さらに一歩踏み込んだ京都の魅力を発見できるよう

これからも京都に足を運んで

ブログやYouTubeでお伝えしていきたいと思います


この知識と経験が

早く仕事で発揮できる日が来て欲しいですね・・・

京都散歩・コース7【東寺・京都水族館】

本来なら1日からJR利用で壱岐対馬のツアーに行っているはずですが

2週連続で台風によりツアキャン・・・・・・・

これは残り1コースとなった

京都散歩に行ってこい!!ってお告げだと勝手に解釈し

素直に行ってまいりました

コース7

東寺・梅小路公園・鉄道博物館
〜密教文化の宝庫と緑豊かな公園、鉄博・水族館〜


コースはこんな感じ

‥貉(500円)
梅小路公園(200円)
5都鉄道博物館(1200円)
さ都水族館(2200円)
サ都タワー(800円)


まさかのコース全てが有料施設!

施設料だけで

総額4900円!

交通費と昼食代を入れたら

日帰りバスツアーに参加できそうですね(笑)



スタートは近鉄・東寺駅

ここから東寺を目指します(約7分)

東寺の南東の角って

かつては不浄の地とされていて

“猫の曲がり”と呼ばれていたそうです
(東寺7不思議のひとつ)

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‥貉

境内は自由拝観ですが

有名な立体曼荼羅の講堂や

ご本尊が安置されている金堂は有料

五重塔も有料エリアの中にあります
(塔内は一般公開されていません)
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私を含め、巡礼や朱印に興味のない観光客がスルーしがちなのが御影堂(大師堂)

東寺の中でも空海を祀っているので重要なスポットです

司馬遼太郎は京都で友人と会う際は

必ずこの御影堂の前で待ち合わせをしていたそうです
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御影堂エリアには大日堂、毘沙門堂、大黒堂などの諸堂

さらに石像群や天から降ってきたという“天降石”など

なかなか見どころが多いです
(今まで全然知りませんでしたが・・・)

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知らなかったと言えば

東寺の寺紋って“八雲紋”なんですよね
(なんか意外)

ホームページを開けたら一番最初にこの八雲紋が浮かび上がってきます

東寺(公式サイト)
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このあとコースには入っていませんが

境内北にある東寺唯一の塔頭

“観智院(かんちいん)”

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こちらでは唐から持ち帰ったという“五大虚空蔵菩薩像”

宮本武蔵が描いた“鷹の図”など

なかなか珍しいものが見られます
(東寺とセット券で800円)

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ちょっと順番が入れ替わりますが

さ都水族館

11:30のイルカのショーに合わせて先にこちらを見学
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ちなみに初・京都水族館です♪

入っていきなり出迎えてくれるのが

オオサンショウウオなんや(笑)
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こちらは7月16日に新しくオープンした“クラゲワンダー”
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クラゲってずっと見てても飽きませんよね
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最後はお待ちかねのイルカショー“YEAY!!”

ちなみにGoogleで

「京都水族館 イルカショー」って検索すると

「京都水族館 イルカショー しょぼい」が上位にヒットします

私も感想は同感なのですが

そもそも京都水族館を初めて行くにあたっては

沖縄の美ら海水族館や大阪の海遊館をイメージしてはいけません

イルカのショーだって

和歌山の白浜アドベンチャーワールドの記憶はいったん消去しましょう

だってほとんどの水族館って海のそばにあるでしょ

京都水族館の醍醐味は

京都の街のど真ん中で海の魚やイルカのショーが見れることだと思うのです

なので過度は期待は持たないことをおススメします・・・・・・・

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京都水族館のあとはランチタイム!

梅小路公園から大宮通りを渡った先にある

“梅小路カフェ・BOSSCHE”

好立地&席数少なめなので競争率が高そうですが

平日なのですんなり入れました♪

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京豆腐を生地に練り込んだパンケーキやフレンチトーストが人気だそうです

今回オーダーしたのは

“蟹のトマトクリームパスタ”
(ドリンクセットで1218円)
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濃厚なソースとさっぱり水菜でなかなか美味しかったです♪

京都散歩・コース33【横川・東塔】

さて、食後は気分を入れ替えて

横川へGO!
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横川のメインはこちらの舞台造りがインパクト大な赤いお堂

“横川中堂”
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この横川は親鸞・日蓮・道元などの名僧が修行した聖地ですが

比叡山出身の異色キャラと言えば

“元三大師(がんざんだいし)”こと

良源(りょうげん)

彼は延暦寺中興の祖とも呼ばれているそうで

ここ、横川には

元三大師堂(がんざんだいしどう)というお堂もありました

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1時間にバスが2本なので

30分で拝観して再び延暦寺バスセンターに戻ります
(西塔から直接来てたらこんなロスはなかったのに・・・)

東塔地区まで来たら安心やね

ここは仕事でもツアーの下見でも来てるし♪

比叡山延暦寺に行ってきました♪
(2016年11月13日)
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東塔のメインである“根本中堂”は現在工事中

現在というか2026年まで・・・

(工事現場の特設ステージ上のみ撮影可能)
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文殊堂のそばに

“星峰稲荷社”って素敵な名前の神社があったので行ってみました

こんなところに神社があるの知らなかったな〜

お賽銭を入れようと思ったら箱がない・・・

どこにお賽銭入れるの???
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よく見たら

ガラスの1枚がビニールになっていて

ここから入れるようになってた(笑)
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最後は東塔&阿弥陀堂をお参りして終了
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帰りは路線バスで一気に下ろう!

と思ったら

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めっちゃ本数少ないやん!!

しかも平日の最終16時06分

時計を見たら16時28分

全然あかんやん!!!


仕方がないのでまた境内に戻って

予定していなかった坂本ケーブルを利用し

比叡山を下山したのでした・・・(涙)
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(まぁ色んな乗り物乗れて良かったんですけど)


なんか1日を振り返ってみると

空回りばっかりやったな〜

予定していた観光列車ひえい➡火曜日運休で乗れず・・・

比叡山内シャトルバス➡反対方向に乗車・・・

帰りのバス➡最終を逃しケーブルで下山・・・



お客様連れてなくて良かった〜



17時のケーブルで下山したので
(17時半が最終)

なんやかんやで早く帰宅できたので

珍しくその日の内にブログ書けてるのは良かったですね

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さて、京都散歩全コース制覇までリーチに迫りした!

行き先は決まっているので

あとはいつ行くかやな・・・

京都散歩・コース33【ガーデンミュージアム比叡・西塔】

本来なら25日から壱岐対馬のツアーが入っていたんですが

台風8号の影響で前日にツアキャン・・・


これは残りの京都散歩に行ってこい!

ってお告げと勝手に解釈して

素直に行ってきましたm(__)m

コース33

比叡山延暦寺
〜霊峰に堂塔が点在する世界遺産の名刹〜


コースはこんな感じ

“羆短咳篶饂(東塔➡西塔)
▲ーデンミュージアム比叡


以上(笑)

京都散歩では行きも帰りもバス利用ですが

せっかくなので色んな乗り物を乗り継ぎ

逆コースにまわり

さらにコースに入っていない

“横川地区”も散策してきました!

まずは出町柳駅から

叡山電車に乗って“八瀬比叡山口”へ

ちなみに現在鞍馬線は災害のため

市原〜鞍馬間で運行を取りやめているのでお気をつけください
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ほんとは“観光列車ひえい”に乗る予定をしてたけど

火曜日は運行してなかった・・・(涙)
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八瀬比叡山口で叡山電車を降りたら

ケーブルとロープウェイに乗り継いで

比叡山頂駅へ

プチ・アルペンルート気分♪(笑)
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比叡山頂駅を降りたらすぐ目の前が

▲ーデンミュージアム比叡

入園料は1200円とちょっとお高め
(PassMeってサイトから購入すれば1100円になります)

こちらは四季の花々と印象派の絵画が楽しめる庭園美術館

仕事でもプライベートでも来たことない施設です
(花も絵画もたいして興味ないしね・・・)
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園内に飾られている絵画は陶板で再現されたものなので

写真撮影&お触りOK

京都には同じような施設に

“京都府立陶板名画の庭”がありますね
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入園料がそこそこするだけあって

眼下に広がる琵琶湖の眺望は綺麗でした♪

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このあと比叡山延暦寺まで

20分以上トレイルランニング状態が続きます・・
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“羆短咳篶饂
(ひえいざんえんりゃくじ)

比叡山延暦寺は大きく分けて

東塔・西塔・横川
(とうとう・さいとう・よかわ)


3つのエリアに分かれていて

ツアーで行く場合は大抵、東塔のみ
(私も東塔しか行ったことがありません)


まずはガーデンミュージアムから徒歩で

西塔地区にやってきました

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こちらのメインは“釈迦堂”(写真右下)

西塔って塔はありません

ちなみに写真左下

同じ形の常行堂と法華堂

が廊下で繋がっているんですが

この廊下を弁慶が“にない棒(てんびん棒)”にして担いだ

って伝説が残っていることから

2つ合わせて

“にない堂”と呼ばれているそうです
(なかなか絵になりますよね)
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さぁ、このあとはもうひとつの未開の地

“横川地区”へ!


歩くと90分ですが

比叡山内シャトルバスを利用すると

10分で行けてしまいます♪

1時間に2本しかないので

時刻表は事前にしっかりチェック!
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ってバスに乗り込んだんですが

何か嫌なアナウンスが流れてきた

「次は延暦寺バスセンター、延暦寺バスセンターです」

え・・・・・・・・


逆方向乗ってもーた!!!


ま、まぁいいんです

ちょうどお昼どうしようかと思ってたとこやし(涙)

ってことでバスセンター内にある

“鶴喜そば”で昼食を食べて

次の横川行きのバスを待つのでした・・・

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あ、この門前そば(830円)

なかなかボリュームあって美味しかったですよ♪

京都散歩・コース41【神護寺と名物・もみじ餅】

コース41の続き≫≫


神護寺
(じんごじ)

和気清麻呂や空海ゆかりのお寺です

参道の階段がえげつないです!!
(これ年配のお客様上がれるんかいな?)

そういえば前に仕事で来たときは

宿泊が神護寺の参道の麓にある

“もみじ家”泊まりだったので

その特権で防災道路を使って境内までショートカットしたのでした

京の奥座敷「もみぢ家」ツアー1日目♪
(2016年11月14日)
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頑張って上がったのに楼門は工事中・・・
(本来いる仁王さんも撤去されていました)
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でも境内は問題なく拝観できます
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ここは10人ほど境内ですれ違ったかな?

ご本尊は薬師如来

珍しい立像のお薬師さんです
(個人的には十二神将がグッときました)
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かわら投げができるスポット
(絶景です♪)
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山の中に“和気清麻呂”のお墓がありますが

かなり山道を歩くので行く際はお気をつけください・・・
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参拝のあとは神護寺の参道途中にある

“硯石亭”で休憩
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まだお昼ご飯を食べていなかったんですが

あんまりそそられるものがなかったので

名物の“もみじ餅(650円)”を食べてみました

赤福みたいなお餅かと思ったんですが

餅がざらざらというかつぶつぶした触感

この食感は・・・


おはぎや桜餅に似てる!!
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後から調べてみたら

この粒が残ったお餅は

水に浸して蒸したもち米を干して粗目にひいた

“道明寺粉(どうみょうじこ)”が原料なんですね!

そんな粉の存在はじめて知りました

(だから看板に“道明寺製”って書いてたんや・・・)

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これはなかなかおススメです♪


ちなみにお店の前には

空海が硯に使ったといわれる

“硯石”って巨石があります

(いくら空海でもそれはないやろ・・・)
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さて、これにてコース41は終了

ゴールは西日本JRバスの“山城高尾バス停”

すぐそばに市バスの

“高尾バス停”があるので間違わないようにしましょう
(市バスは四条烏丸まで)

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さて、京都散歩・全コース制覇まで

残りあと2コース!

次はどっちに行こうかな・・・

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京都散歩・コース41【高山寺・西明寺】

35度を超える猛暑の中

京都散歩に行ってきました!

今回歩くのはコース41

々盪鎧=栂ノ尾
∪礁聖=槙ノ尾
神護寺=高尾


通称“高尾三尾(たかおさんび)”と呼ばれるエリアですね

2018年に一度行きかけたけど

バスの中で急遽予定を変更した因縁のコース

2年超しのリベンジです!

京都散歩・コース37【桂春院・大心院】
(2018年7月21日)


京都駅から西日本JRバスで約50分

スタート地点となる“栂ノ尾(とがのお)バス停”まで

止まるバス停の数はなんと

32もあります!!!

栂ノ尾で降りたのは自分ひとりだけだった・・・
(手前の槙ノ尾でインド人グループが降りてってけど)
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々盪鎧
(こうさんじ)

鳥獣戯画や日本最古の茶園があることで有名ですね

ここは比較的、ツアーでも入っているお寺です

有料エリアの石水院にある

善財童子(ぜんざいどうじ)像がなんとも絵になります

※建物内は撮影NGですが、この善財童子はOK
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タイミングよく他に誰もいなかったので貸し切り状態!

縁側でまったり自然を堪能できました♪
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平成30年9月の台風以来、参道が通行止めになっていましたが

今年の3月31日に工事が終了

現在は綺麗に整備された参道を歩き本堂まで行けるようになっていました

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本堂参拝後は表参道から下りました
(よく考えたら本堂まで行ったの初めてかも)

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∪礁聖
(さいみょうじ)

清滝川に架かる指月橋の赤い欄干が

周囲の青もみじに映えます
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さっきの高山寺に続き

こちらも参道の階段がキツいですね
(高尾三尾はどこも階段がハード・・・)
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ご本尊は運慶作と伝わる清凉寺式の釈迦如来
(かなり間近で拝観できます)

玉眼が入った弘法大使像も見ごたえがありました
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境内や参道には灯篭が多いんですが

なぜかほとんどの灯篭の笠に苔が生えてて味がありました
(湿気が多いのかな?)
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こちらはそんなに大きな境内ではないですが

青もみじが見事でしたね

こりゃ秋は最高だろうな・・・

京都散歩・コース4【高台寺・圓徳院】

ちょっと胃が重たいですが

頑張ってコースに戻りましょう

産寧坂➡二年坂➡維新の道

を進んで向かったのは
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に詼維新ミュージアム

幕末好きにはたまらないミュージアムですね

龍馬を切ったという刀まで展示されています
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ミュージアムの斜め前にあるのが

サ都霊山護國神社
(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)

ご祭神は幕末から大東亜戦争で亡くなった英霊

坂本龍馬や高杉晋助など幕末の志士たちが眠る

霊山墓地はなぜか有料・・・
(お墓参りがなぜお金を払うのか意味が分からん)
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神社の参道にキノコみたいな燈籠が2つありますが

よく見るとそれぞれ中岡慎太郎と坂本龍馬の名前が彫られ

笠の部分にはそれぞれの家紋が標されていました
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高台寺
(こうだいじ)

臨済宗建仁寺派でご本尊は釈迦如来

正式名称は

“高台寿聖禅寺(こうだいじゅしょうぜんじ)”って言うそうです

北政所(ねね)が豊臣秀吉の菩提を弔うために建てたお寺として知られていますね
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境内の霊屋(おたまや)・表門・観月台・傘亭・時雨亭は伏見城の遺構と伝わっています

境内に入るとまず靴を脱いで方丈庭園へ

現在は夜間ライトアップに合わせて

砂紋にカラフルな色が付いていました
(正直ちょっと趣味悪いよね・・・)
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あと高台寺ではこのたびゆるキャラグランプリに参戦しているそうです

そのゆるキャラというのが

“秀吉公とねね様”

いやいや、ゆるキャラゆーか

実在したキャラやん!!

しかもネーミングもそのまんまやし!!
(正直ちょっとセンスないよね・・・)

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おい、大丈夫か高台寺!!(笑)


гて善
(えんとくいん)

ねねが終焉を迎えた高台寺の塔頭

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高台寺は動画撮影NGってほど厳しいのに

こちらはなぜか展示物まで撮影OK
(この差はなに?)
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北庭の枯山水が癒されます

(ここにある“桧垣の手水鉢”がよく京都検定でも出題される)
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圓徳院の出口を出るとすぐ向かいに

“掌(しょう)美術館”があります

ここは高台寺の拝観券に入館券がセットされているので

時間があれば立ち寄りましょう

美術館と言っても1室だけの小さな展示スペースです
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これにてコース4はすべて終了!

ゴールは市バスの“東山安井”バス停

京都散歩3日連続なので

ちょっとラクなコースを選んだつもりでしたが

結構歩き応えがありました
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さてさて、いよいよ京都散歩完全制覇が見えてきましたよ

残るコースはあと3つ


京都水族館、京都鉄道博物館

と入館料が痛いコース7

紅葉シーズンに向けてタビトレ!

の撮影もしたいコース41

これは京都散歩じゃなくて滋賀散歩じゃないの?

って突っ込みたくなるコース33

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なんとか今月内には制覇したいですね

京都散歩・コース4【清水寺・地主神社】

連日、晴れの日が続いているので

3日連続で京都散歩に出かけてきました!

今回歩くのはコース4

清水寺・高台寺
〜清水の舞台、龍馬の墓からねねの寺へ〜

コースはこんな感じで盛りだくさん

\郷綮
地主神社
Kヾ兒
に詼維新ミュージアム
サ都霊山護國神社
高台寺
гて善


今さら感満載でなかなか手を出さなかったコースです・・・


\郷綮

スタートは市バスの“五条坂”バス停

市バスのバス停にはひとつ北側に

“清水道”ってバス停があるので

え?どっちで降りるの???

ってなる観光客をよく見かけます

どちらからでも行けますが

五条坂バス停で降りて五条坂経由で行くのが一般的です
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五条坂にある観光駐車場を覗いてみたら

観光バスが止まっていて泣きそうになった(涙)
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でも参道はガラガラですね

GoTo後の4連休で賑わっている様子が報道されていましたが

あれはやっぱり連休だったからでしょうね
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それでも6月に来た時よりは

かなり人は多かったです

【京都観光のいま】清水寺の現在の様子
(2020年6月8日)

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地主神社
(じしゅじんじゃ)

夏休みに入ったのか、若者が目立ちましたね

タビトレ!の再生回数も増えてくれたらいいのですが・・・
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タビトレ!の撮影時は見逃してた運慶作と伝わる狛犬もしっかり見てきました

遠くてよくわからん・・・

運慶の狛犬と言えば、やっぱり奈良の談山神社かな
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Kヾ兒
(ほうかんじ)

八坂の塔があるお寺です

周辺では結婚式の前撮りをしているカップルが2組いましたね

暑い中ご苦労様です・・・


八坂の塔は2層目まで登れるんですが
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まさかの“本日閉山”

なんで???

昨日の源光庵といいショック・・・(涙)
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ついでなのですぐ近くの八坂庚申堂

こちらは以前の賑わいが少し戻ってきたような感じでした
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このあと幕末維新ミュージアムなんですが

お昼に行こうと思っていたお店が14時までだったので

コースを途中で離脱して急いでランチタイムにしました

向かった先は四条通りにある“天周”

以前、日本でイタリア人の観光ガイドをしている

後輩わかめに教えてもらった天ぷら屋さんです

祇園天ぷら“天周”の穴子天丼♪
(2012年1月18日)

あれからもう8年も経つのか〜

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以前は並ばないと入れないほど常に混んでいましたが

流石にこの状況なのですんなり入れました♪

天周のランチと言えば“穴子丼”

お値段は8年前より100円値上がりして

1200円になっていましたが

この雰囲気で

この立地で

穴子丼1200円はかなりコスパが高いと思います
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が、しかし

こんな味だったかな〜

8年前はえらく感動したようなことをブログで書いていましたが

途中で胸焼けしてきた・・・

海老と穴子のミックス(1800円)にすれば良かったと激しく後悔・・・

自分が年をとって胃が弱くなったのか・・・

それともお店の味が落ちたのか・・・



ちなみに今回はYouTubeでも同時上映♪

ということで動画版も作ってみたので

是非そちらもご覧くださいね

旅のイメトレチャンネル タビトレ!

京都散歩・コース31【常照寺・光悦寺・しょうざんリゾート】

2日連続で京都散歩に出かけてきました!

今回歩くのはコース31

“鷹ケ峯”
〜光悦が芸術村を開いた地〜

コースはこんな感じ

‐鐓隼
源光庵
8悦寺
い靴腓Δ兇鵐螢勝璽筏都


歩く時間35分
歩く距離2.4キロ

と比較的お手軽コースです

スタートは市バスの

“鷹峯源光庵・バス停”

コースはお手軽やけど

ここまで来るのにちょっと時間がかかるよね・・・
(京都駅から市バスで約40分)

市内の観光地としてはかなり北に位置しているので

秋の紅葉シーズン以外はあまり訪れる人は少ないエリアです
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‐鐓隼
(じょうしょうじ)

吉野太夫ゆかりのお寺

境内にも受付にも誰もいない・・・

インターホンを押してようやくお寺の方が出てきてくれました・・・

まずお寺の紹介映像を見るよう本堂に案内されました

10分ほどで映像が終了

で、このあとどうするの???

リピートされる映像を自分で止め

さっきの受付に行っても誰もいない・・・

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再びインターホンを押したらお寺の方が奥から出てきました

このあとどこに行けばいいんですかね?

って聞いたら

特に何もないのよね〜

自然を満喫してください!


って恐縮しながら奥の方に消えていきました・・・



境内の階段を降りたところには

“白鳥池”って池がありました

完全に名前負けしてます(笑)
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こちらの茶室は吉野太夫ゆかりの茶室

“遺芳庵”

大きな丸い窓は“よしの窓”
(下が直線で完全な円じゃないところがミソ)

※高台寺の境内にも吉野太夫を偲んで建てられた同名の茶室があります
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ん〜ここはやっぱり秋に来るところやね
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ちなみに2015年の秋にに来たときはこんな感じでした
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源光庵
(げんこうあん)

鷹峯でもメインとなるスポットなんですが・・・
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まさかの改修工事中!!!

令和元年6月〜令和3年の10月末まで

ってえらい長期間ですね・・・
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ちなみに2015年の秋にに来たときはこんな感じでした
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8悦寺
(こうえつじ)

ここまで3ヶ寺はすぐご近所

どんどん行きましょ!!

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ここもインターホンを押してようやくお寺の方が出てくるような感じ

境内に観光客は誰もいませんでした
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やっぱりここも秋やね
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ちなみに2015年の秋にに来たときはこんな感じでした
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光悦寺の向かいには“岩戸妙見宮”があります

境内は撮影NGだったんですが

なかなか素敵な場所でした

妙見さんは北極星や北斗七星を神格化した神さまですね

あんまり詳しく知らないけど・・・
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この日は光悦寺の近所にある

“光悦茶屋”でランチ

周囲にコンビニもお店もないので

選択肢がないんですけど・・・
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なかなか素敵な雰囲気のお店ですね

オーダーしたのは京都散歩にも載っていた

“辛味大根のおろしそば(770円)”

そば屋の蕎麦って感じではなく

社食で食べるお蕎麦って感じでした・・・
(お店の方はアットホームで親切でしたよ)
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このあと紙屋川沿いに15分ほど歩きます


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着物メーカー“しょうざん”が経営する複合観光施設にある庭園です

北門から入るとこんな感じ
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メインはこちらの西門

奥に見えるのは会員制リゾートホテル

“東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯”

駐車場の受付で入園チケットが購入できます
(執事みたいな紳士のおじいちゃんがいました)
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ここ、初めてきたけどめっちゃ素敵な庭園でした

名前は聞いたことあったけど、こんないい場所だったとは!!
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しかも自分以外誰もいないので貸し切り状態
(今日はここまでずっとそうでしたが)

なんとも贅沢に過ごさせて頂きました
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ゴールはスタートしたバス停の3つ手前の

“北木ノ畑・バス停”

しょうざんからここに出るまでにめちゃ苦労しました・・・

グーグルマップがなかったらたどり着けんわ!!
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こんな感じであんまりパッとしない京都散歩となりましたが

鷹峯は秋に来るとこだと痛感しました

あと、しょうざんは秋にまた来たい!!

と思いましたね

この日は前日より7000歩くらい少ないけど

2日連続の京都散歩はさすがに疲れたわ・・・
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“大将丼”と包み生八つ橋“去来花”

今回歩いたコース47

勧修寺から随心院に向かう途中

再び小野駅のそばを通るんですが

ちょうどお昼時だったので

小野駅近辺でランチタイムにしました


ゆーても駅の周囲にはあんまりお店ないんですよね・・・

交差点の角に“大将”ってお店があったので入ってみました

“若狭天然活魚料理”ってのがそそれれるやん♪
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日替わり定食(924円)も美味しそうでしたが

ここは店名が入った“大将丼(1210円)”をオーダー
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たたき風に炙ったマグロを魔法のタレで味付け

たまごの黄身をからめて食べるどんぶりなんですが

これ、めっちゃ美味しかった!!!
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こーゆー丼ぶりって

錦糸卵とかシイタケで具の量をごまかしてたりする事が多いじゃないですか

でも、この丼ぶりには

薬味の黄身・ネギ・紅ショウガが乗っているだけで

あとは厚切りのレアな炙りマグロがゴロゴロ

これはお値段以上の満足感!

店員さんも気さくで気持ちのいい接客でした♪



この交差点には和菓子の“京栄堂”があります

ここで京都散歩にも載っていた

つつみ生八つ橋“去来花(きょらいか)”を買って

次の随心院の休憩所でおやつとして食べました♪
(1個140円)
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三笠(どらやき)の生地の中に

粒あん入り生八つ橋が入った触感も楽しいお菓子です
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三笠+生八つ橋ってめちゃ甘そうですが

これは甘さ控えめで美味しかったですよ

勧修寺や随心院、醍醐寺へお残しの際は是非♪

京都散歩・コース47【随心院・醍醐寺】

コース47の続きです

⊃鐃官
(ずいしんいん)

真言宗・善通寺派の大本山

小野小町ゆかりのお寺として有名ですね
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ご本尊は如意輪観音

快慶作の金剛薩埵像や定朝様の阿弥陀如来など

本堂内に並ぶ仏像がかなり見ごたえがあります
(少し遠くからの拝観になりますが)

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境内にある“小町化粧の井戸”

恋文を埋めたと伝わる“文塚”もお見逃しなく
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文塚の近くには“清龍権現堂”ってお社がありました
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ここにちょっと変わったの狛犬がいたんですよね

左右じゃなくて前後に置かれた狛犬

阿形の足元に仔犬がいるんですが

普段よく見るじゃれたポーズじゃなく

ちゃんと行儀よくお座りしてる(笑)

そして奥の吽形の狛犬の視線が怖い・・・(笑)

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B藐鏤
(だいごじ)

真言宗・醍醐派の総本山
(ここまでずっと真言宗のお寺やな)

京都のお花見ツアーの定番ですね

三宝院のしだれ桜が去年の台風でかなり被害を受けましたが

綺麗に整備されていました
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三宝院は奥まで進むには別途500円が必要ですが

是非、ここは奥まで行って欲しいですね

庭園の景色が全然違います

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伽藍では弁天堂がある林泉が見えたらいつも引き返しいていたんですが
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弁天堂の奥にある“無量寿苑”って庭園まで初めて行ってみました

静寂に包まれた神秘的な空間でめっちゃ癒されました

ここ、秋に来たら紅葉が綺麗やろーなー♪
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ぐ豸聖
(いちごんじ)

平家物語に登場する

“阿波内侍(あわのないし)”が創建したと伝わるお寺

ちなみに阿波内侍が出家したのは

東山の安井金比羅宮(当時は光明院観勝寺)

そして阿波内侍は大原女(おおはらめ)のモデルとされている女性です

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境内は自由拝観で参拝客もお寺の人も誰もいませんでした・・・

少し高い位置に立つ寺院なので、階段から振り返ると壮観です
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次のスポットへ向かう途中、こんな石碑が
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団地が立ち並ぶ住宅街にポツンと建っているのは

牡丹の花にたとえられた平清盛の五男

“平重衡(たいらのしげひら)”のお墓

重衡は一の谷の戦いで源氏に捕まり鎌倉送りに

源頼政も助命しかけたほど立派な武将でしたが

大仏殿まで焼失した南都焼き討ちの際の大将は重衡

恨みがある興福寺は頼朝に引き渡しを求め

引きまわしの末、木津川のほとりで斬首・・・
(合掌)
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さて、いよいよ最後のスポットです

ニヽ寺
(ほうかいじ)

日野家の菩提寺で

阿弥陀堂に安置されている阿弥陀如来は

藤原期の作品です
(平等院の阿弥陀如来によく似ています)

ここは境内撮影NG

ちょっとピリピリしたお寺なので取扱い注意です・・・
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これにてコース47はすべて終了!

ゴールはスタートした小野駅と2つ隣

地下鉄“石田駅”でした
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いや〜それにしても暑い1日だったな

そしてよく歩いたわ


駅のトイレで自分の姿を見たら

リュックのストラップに沿って

Tシャツにめっちゃ塩が付いてるやん!!

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この時期は黒いTシャツにリュックはNGやな・・・(涙)

京都散歩・コース47【勧修寺・吉利俱八幡宮】

京都検定のフィールドワークで初めた京都散歩も

全コース制覇まで残り6コース

梅雨も明けたということでさっそく出かけてきました

今回歩いたのはコース47

勧修寺・醍醐寺
〜秀吉が花見を催した名刹〜

(なんかざっくりしたタイトル&サブタイトルやな・・・)

コースはこんな感じ

ヾ修寺
⊃鐃官
B藐鏤
ぐ豸聖
ニヽ寺



スタートは地下鉄・小野駅

初めて降りる駅です
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ヾ修寺
(かじゅうじ)

地名や学校名は“かんしゅうじ”と読みますが

お寺の名前は“かじゅうじ”です

真言宗・山階(やましな)派の大本山

醍醐天皇の勅願寺で門跡寺院

本尊の千手観音は醍醐天皇の等身大だそうです

山門の脇にあるボタンを押すと案内が流れます(笑)
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宮中から移築した書院は明治まで

勧修寺小学校の校舎として使われていたんだとか
(なんと贅沢な!)
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書院の庭には水戸光圀が寄進したという

“勧修寺型燈籠”があります

(水戸黄門って燈籠とか寄進するの好きですよね)
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本堂は昨年の台風の影響で痛々しい姿でした・・・
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境内の中心には水連で有名な“氷室(ひむろ)の池”

スイレンはあまり咲いていませんでしたが

周囲の芝生がよく手入れされていて綺麗でした
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お大師さんの裏手には四国八十八ヶ所の石仏巡りがあります

行くのは自由ですが

“大いに危険”だそうです(笑)

そんなに危険ではなかったですが

めっちゃ蚊に刺されました(涙)
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勧修寺の境内に納経所がなく

ご朱印は別のお寺(勧修寺の塔頭)なので気を付けましょう
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こちらの納経所の近くに赤い鳥居がチラっと見えたので

行ってみると“八幡宮”でした
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ガイドブックにも載っていない神社ですが

境内には秀吉ゆかりの燈籠や天神社など

なかなか立派じゃないですか
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しかも参道の脇には狛犬の代わりに

大きな破魔矢が刺さってる!!
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狛犬もなかなかいいデザインじゃないですか
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本殿の両脇には“武内社”と“若宮神社”

若宮神社のそばにある石垣は

かつて“カナヤマビコ”“カナヤマビメ”を祀っていた

“金神宮”の跡だそうです
(カナヤマビコを祀るのに“神宮”って珍しい)

カナヤマビコゆーたら鉱山の神さまで

金運アップで人気

二条城近くにも同じカナヤマビコを祀る

“御金神社”がありますが

ちょっと胡散臭さがプンプンする御金神社より

こーゆー場所の方がよっぽどご利益ありそうです♪
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後で気づいたんですが

小野駅にちゃんとこの八幡宮の看板が出ていました
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“吉利倶(きりく)八幡宮”って名前なんや

江戸時代まで勧修寺の鎮守社で

現在は小野の産土神として祀られているそうです

個人的には勧修寺より八幡宮のほうが興味が湧きました(笑)

このコースはちょっと長いので

続きは次回へ・・・

京都散歩・コース23【吉田神社・知恩寺】

先日のコース19に引き続き

2日連続で京都散歩に出かけてきました

この日もスタートが遅かったのでまずは腹ごしらえ

駅ビルの大階段の写真が撮りたかったので

ついでに駅ビル11階にあるグルメ街へ
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前に京都在住の友人に教えてもらった

京都市内に数店舗ある洋食屋さん

“キッチンゴン”

チャーハンにトンカツ、そこにデミグラスソース(もしくはカレー)をかけた

“ピネライス”が有名だそうです
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3種類あるゴンランチの中で今回は

ハンバーグ・エビフライ・カニクリームコロッケ

それにミニピネライスとミニスープが付いた

Cセット(1100円)をオーダー
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美味しいんだけど

食べた後の罪悪感が半端ない・・・

カロリーどれくらいあんねやろ・・・(笑)

このフロアは京都市内の景色も眺められるので

窓際に座れるとお得感がありますね♪
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さて今回歩くのはコース23

百万遍・吉田山
〜「紅もゆる丘」の麓に広がる京大の学生街〜

コースはこんな感じ

ゝ都大学 吉田キャンパス
⊇顛校偉萃躅猗術館
5氾朕声
さ氾鳥蓋園
ッ硫源


スタート地点は市バスの百万遍バス停

ゝ都大学

京大のシンボル“百周年時計台記念館”を通って正門を抜けます
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⊇顛校偉萃躅猗術館

京都検定でもおなじみ

昭和の作庭家・重森三玲(しげもりみれい)の旧宅

の一部を公開している美術館です

予約しないと入れないので場所だけ確認・・・
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5氾朕声

このコースのメインかな?

前にここはブログでもご紹介したと思います

吉田神社に行ってきました♪
(2017年9月3日)

あの時は京都検定じゃなく

“神社検定”で影響されて行った神社でしたね

ご祭神は

タケミカヅチ・フツヌシ・アメノコヤネ・ヒメガミ

など春日大社と同様の神さまが祀られていて

境内には鹿の銅像も

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それもそのはず

吉田神社は藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)

一門の氏神として春日大社から春日の神さまを勧請したのが始まり

本殿のそばには

これまた春日大社同様に“若宮社”

ご祭神は“春日若宮おん祭り”で知られる

“アメノオシクモネノミコト”です
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他にもお菓子の神さま“菓祖神社”

料理の神さま“山蔭神社”など

色々摂社・末社がありますが


でも吉田神社と言えば

“斎場所・大元宮(さいじょうしょ・だいげんぐう)”

日本全国の神さまが大集合している超濃密パワースポット

なんですが

なぜか門が閉まってた・・・(涙)
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さ氾鳥蓋園

吉田神社はこの吉田山の中腹にあるので

そのまま境内を抜けると吉田山です

しばらく進むと森の中で何やら怪しい建物を発見
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“茂庵(もあん)”ってカフェだそうです

ここめっちゃ雰囲気いい!!!!!

なんだかジブリの映画にで出てきそう

(あとで良くみたら京都散歩にも載ってた・・・)
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こちらは山頂休憩広場
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公園からは大文字山が見えます
(今年の送り火はかなり縮小した送り火になるんですよね・・・)

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山を下ると今出川通りに出ます

ッ硫源
(ちおんじ)

知恩院とよく勘違いされるスポットですね・・・

通称“百万遍さん”

京都では“手作り市”で有名

百万遍さんの手づくり市♪
(2009年7月15日)←めっちゃ昔の記事です(笑)

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京都で疫病が流行った際

八世の善阿 空円(ぜんあ くうえん)

宮中で七日間に渡って念仏を百万遍唱えたことから

後醍醐天皇より“百万遍”の号を賜ったそうです

さて、これにてコース23は終了!


記事ではさらっと書きましたが

吉田山は結構歩きごたえがありました

ボリュームのあるランチ食べといてよかった♪


そんなこんなで

休業生活130日目
※昨日会社に行きましたが
引き続き休業の身なのです・・・


京都散歩・コース19【安井金比羅宮・建仁寺】

コース19のつづきです


0属羔眸耆綉
(やすいこんぴらぐう)

“縁切り寺”としてあまりに有名ですね

怖いの苦手なので

今までちょっと避けていたところがありましたが

これを機会にじっくり境内を見てきました

東大路通り面した鳥居に狛犬がいますが

向かって右側の阿形の狛犬

口のまわりが欠けていて

なんだか舌を出しているみたいに見えますね(笑)

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神紋は蝶ですかね?

金比羅なんで“まるこん”とダブルネームですが

これは普通の“金”なので

香川の金毘羅さんにある

“純正なまるこん”ではないです
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こちらが有名な“縁切り縁結び碑”

見た目があかんわ・・・・・・
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参拝方法ですが、まず最初に

本殿にお参り!!!

そのあと“形代(かたしろ)”と呼ばれる白い紙に

お願い事を書きます

※奉祀料は100円以上を箱に入れます

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形代を持ったまま穴をくぐって、また戻ってきます

表から入る際に悪縁を切って

戻ってくる際に良縁を結ぶんだとか

戻ってきたらどこでもいいので形代を石碑に貼ります

これ、24時間やっているそうです

こんなん夜中に一人でくぐってる女性とか見た日にゃ

怖くて夜寝れへんわ!!!


形代授与所と蔵の間に狛犬がポツンといたんですが

めっちゃ古そうですよね

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こちらが拝殿&本殿
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ご祭神は“崇徳天皇(上皇)”

保元の乱で敗れたあと

讃岐に流されてめっちゃ呪って亡くなりましたね

(香川の金比羅さんの境内にある白峰神社にも祀られています)

あとから“源頼政(よりまさ)”を祀ったそうです

鵺退治で有名なあの源頼政公

以仁王の乱で平家に敗れ

平等院で自刃
(平等院の境内にお墓があります)

って怨念キャラばっかり祀ってるやん!!

あと金比羅さんなので

香川と同じく“大物主”も祀っています


本殿の脇に“八大力尊社(はちだいりきそんしゃ)”

というお社がありました

中には六体の石仏が

安井金比羅宮の前身である蓮華光院という寺院を支えていた力石だそうで

基礎能力アップとかスキルアップにご利益があるそうですよ

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絵馬が可愛いです(笑)
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その横にあるのは“久志(櫛)塚”

これは京都検定でもよく出題されるやつ
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北側の入口の両サイドに小さい神社があります

写真右下は稲荷社と厳島社

写真左下は天満宮です

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この天満宮の狛犬がめっちゃ独特なんですよね

これは今まで見たことないタイプの顔つき

社務所の方に聞いたら

京都の石を使った狛犬では一番古いそうです
(さっきの蔵の前の狛犬は2番目)

1767年(明和4年)建立

(そんなに古くないような・・・)
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し仁寺
(けんいんじ)

何を今さらって感じのスポットですが・・・

臨済宗の宗祖

栄西(えいさい・ようさい)が開山

境内は自由拝観ですが

有料で本坊と法堂が拝観できます
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境内の南側には

“楽神廟(らくじんびょう)”ってお社(祠?)があります

鳥居には“明星殿”って書かれてますね

もともと栄西の母親がお参りしていた

吉備津彦神社(岡山県)の末社

“楽の社”の楽大明神(虚空蔵菩薩)を祀っているそうです

母親がこの楽大明神にお参りすると

夢に明星を見て栄西を授かったことに由来

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このあと花見小路を通って四条通りへ出て

ゴ糎 ヾ岨博物館・図書館

日本漢字能力検定協会が開いた漢字のミュージアム
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ここはちょっと大人向きではないですね・・・

小学生くらいのお子さん連れならいいかも


これにてコース19は終了!!


このあとちょっと八坂神社や

四条通りを歩いてみました

今年は山鉾巡行などのイベントはありませんが

祇園祭という行事自体は進行中

四条通りも祇園囃子が流れているので

ちょっとだけ祇園祭気分が味わえました

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しかしこうやっていつも仕事で行ってるイベントが中止だと

季節の感覚が薄れていくわ・・・

ちなみに去年の祇園祭りツアーはこんな感じでした

【前祭り】
祇園祭と川床料理ツアー・1日目♪
祇園祭と川床料理ツアー・2日目♪

【後祭り】
祇園祭「後祭」ツアー1日目♪
祇園祭「後祭」ツアー2日目♪

京都散歩・コース19【六波羅蜜寺・六道珍皇寺】

梅雨の晴れ間

とはいきませんが

ちょっと雨が弱まってきたタイミングで

京都散歩に出かけてきました

今回歩くのはコース19

六波羅蜜寺・建仁寺
〜重文仏15体が拝観できる寺から京都最古の禅寺へ〜


コースはこんな感じ

]伺藩緻寺
∀仔残噌鳥
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し仁寺
ゴ糎 ヾ岨博物館


ちょっとスタートが遅かったので

まずは腹ごしらえから

この日のランチは

八坂神社から八坂の塔へ向かう途中にある

“ひさご”

親子丼(1100円)で有名なお店です

恥ずかしながら初めて食べました・・・
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普段はお店の外まで列ができていますが

この日はすんなり入れました♪

評判通り美味しかった〜

どうやったらこんなきめ細かいふわふわの卵になるんやろ?
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コース19のスタート地点は

市バスの“五条坂バス停”
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]伺藩緻寺
(ろくはらみつじ)

西国巡礼の17番札所で有名ですね

かつて平家一族の屋敷がズラっと並んでいた六波羅の中心地にたつ寺院

境内は自由拝観ですが、平清盛像

空也上人立像(あの口から阿弥陀仏が六体出てきてる有名な仏像)

カリスマ仏師親子

運慶・湛慶像など重文15体を安置する寺宝館は有料です
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写真右下は平清盛の供養塔
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境内に“なで牛”があったんですが

“心でなでてください”の看板が

これも時代の流れか・・・

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この辺りって下町感があった好きなんですよね

観光客が多い八坂や祇園界隈はすぐそこなのに

いつもゆったり時間が流れています
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∀仔残噌鳥
(ろくどうちんのうじ)

境内はこじんまりしていますが

お盆に先祖の霊を迎える“六道まいり”が有名なお寺
(京都検定でも定番)
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あと閻魔大王像や

小野篁が冥土通いに使ったと言われる井戸など

夏になると注目を浴びるお寺でもあります

ちょうど翌日から寺宝展を開催で

普段は遠くからしか見られない井戸を

間近で見ることができたんですよね・・・
(7月16日〜19日/7月23日〜26日)
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こちらの迎い鐘はいつでも撞くことができます

鐘が見えないので力加減が難しいんですが

けっこう勢いをつけないの鳴らないので

撞く時は思いっきり引きましょう!
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あ、六波羅蜜寺と六道珍皇寺の間には

“幽霊子育飴本舗”ってお店があります

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その昔、子どもを残して亡くなった母親が

子どものために毎晩飴を買いに来た伝説が由来の飴です


幽霊になってまで子どものために飴を買いに来るなんて

子どもを車や家に置きっぱなしにして出かける

現代の親とはえらい違いですね・・・(涙)



そんなこんなで

休業生活125日目

京都散歩・コース46【伏見稲荷・石峰寺】

6月24日(水曜日)

前回のコース48に引き続き

2日連続で洛南コースを歩いてきました

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コース46

伏見稲荷・石峰寺
〜朱の鳥居が続く、全国の稲荷神社の総本宮〜

コースはこんな感じ

”見稲荷
大橋家庭園
石峰寺


さっそく行ってみましょう!!


”見稲荷
(ふしみいなり)

伏見稲荷は6月2日にYouTubeの撮影で行ったので

これで6月に入って2度目

YouTubeでは

京阪・伏見稲荷駅からスタートでしたが

京都散歩のコースでは

JR・稲荷駅がスタート

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JRからだと駅前からすぐ参道です

さすがに2日より参拝者も多いですね
(ゆーてもガラガラですけど)

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京都散歩のコースに忠実に従い

ちゃんとお山巡りもしてきました
(まさかひと月に2度も頂上まで行くとは・・・)
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前回は動画を撮るのに必死で気づかなかったんですが

帰りにちょっと面白いスポットを発見

鳥居の脇には狛犬ならぬ

狛蛙が置かれているこちらの神社

鳥居の扁額には“末廣大神”と書かれています

入口に“大日本大道教”とあったので

“大道教(だいどうきょう)”の施設なのかな?

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境内は至る所にカエル

あと竹の鳥居が珍しいですよね

ちょっと不思議な空間でした
(伏見稲荷にこんな場所があったんや!!)

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ちなみに境内に設置の自販機は嬉しい100円です♪
(上の方なんて200円なのに!!)
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あとこんな鳥居も初めて気づきました

上があいた“間あき鳥居”

出世門だそうです(笑)
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==この数日後==

用事があって再度伏見稲荷に行ったんですよね
(ひと月で3度も!!)

その時にまた色々と新しい発見があったんです

千本鳥居に行く参道の1本目の鳥居
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なにげに裏側を見てみたら・・・

奉納者が“電通”だった(笑)

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その前にさらに別格で大きな鳥居があるんですが

こっちは誰が奉納したと思います?

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“花王”!!

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しかも令和2年て今年やん!!

奉納者なんて今まで意識したことなかったけど

有名な企業を探すのも面白いかもしれませんね



大橋家庭園
(おおはしけていえん)

こちらは伏見稲荷のすぐそばにある個人宅の庭園

京都で最古と言われる水琴窟があるそうですが

見学は要予約なので今回はスルー・・・
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石峰寺
(せきほうじ)

伊藤若冲のお墓

伊藤若冲が下絵を描いた

石像の五百羅漢がある

知る人ぞ知る観光スポット

実はここ

京都の試験を受けた帰りに寄ったんですよね

でもその時は大雨による土砂崩れで

お目当ての五百羅漢が見れなかったんです・・・

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カーブを描いた中国風の門に

ひし形の石が敷かれた参道

どう見ても黄檗宗です(笑)

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若冲は天明の大火(1788年)で家を焼かれ

ここ石峰寺の古庵に住んでいたそうです
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五百羅漢は釈迦の誕生から涅槃までシーンごとに置かれていて

想像より規模が大きかったです

五百羅漢は撮影が不可なので

気になる方はネットで検索してみてください!

石像なんだから写真くらい撮らせてくれてもいいと思うんだけど・・・
(同じ黄檗宗でも萬福寺は堂内まで撮影OKだったのに!)

ちなみに伊藤若冲が建てた伊藤家のお墓は

新京極の近くにある“宝蔵寺”です

京の冬の旅と伊藤若冲ゆかりの地2日間♪
(2019年2月4日)


これで京都散歩・全コースコンプリートまで

残り8つ

次はどこのコースを歩こっかな〜♪

京都散歩・コース48【宝蔵院・三室戸寺】

コース48の続きです

萬福寺で予想外に時間がかかってしまった・・・
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でも次にいくのは萬福寺の塔頭なので歩いてすぐ♪
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∧蔵院
(ほうぞういん)

京都の観光地でも“萬福寺”はあまり人が行かないスポットなんですが

“宝蔵院”はさらに行く人が少ない

というか

存在自体あまり知られていないお寺です
(わたしも今回初めて知りました)
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たまたま住職のお弟子さんがいたので堂内をお参りさせて頂けたんですが

タイミングが悪ければ拝観できないかも・・・

って感じ

なんともほんわかしたお寺です(笑)
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今年の4月から拝観料を取らず

無料で堂内を公開したそうですが

コロナの件もあって公には公表していなかったそうです

このお寺は隠元禅師の弟子

鉄眼禅師が一切経の蔵板・印刷所として建立

日本の印刷の元祖ともいえる場所

そんな版木は境内の高台に建つ

“版木収蔵庫”に今でも保管されています

こちらは有料(300円)なんですが

受付に誰もいないので箱に300円入れておきました(笑)

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2階建ての倉庫には吉野桜を使用した版木がなんと

6万枚!!
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これね、ブログでは伝わらないと思いますが

めっちゃ壮観な光景でした

左右に高く積まれた一切経の版木

この不思議な光景は他の寺院では体験できません

写真は加工して見やすくしていますが

実際はもっと暗くて怪しい雰囲気
(ちょっと怖い・・・)

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版木の書体は明朝体で

いま私たちが使っている明朝体はここからきているそうです
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誰もいないと思ってビクビクしていたら

奥から物音がするんですよね・・・

ネ、ネズミだろ・・・

と思って近づいてみたら

おっちゃんが一人で印刷作業してた!!

ここで40年以上作業しているそうです・・・

めったに人が来ないから嬉しいのか

このおっちゃんに捕まってしまって

ここでも予想外に時間がかかってしまいました・・・
(ガイドブックには所要15分て書いてあったのに!)

このあと京都散歩のコースでは初の電車移動

京阪・黄檗駅から京阪・三室戸駅へ
(1駅ですが歩くと30分ほどかかるそうです)


三室戸寺
(みむろとじ)

ちなみにお寺は“みむろと”寺ですが

京阪の駅名は“みむろ”駅です

実はコース48は2年前に一度、チャレンジしたんですが

ここ三室戸寺で時間がなくなってしまったのです

三室戸寺に行ってきました♪
(2018年6月23日)

※いま気づいたけどまったく同じ日やん!!!


あの日も時間がなくバタバタと参拝したんですが

今回も受付終了時間のギリギリって感じ

お昼ご飯も食べずに駆け込みました(涙)

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この様子は既にYouTubeでもご紹介済みなので

皆さん見てもらっていますよね?


ね?

旅のイメトレチャンネル タビトレ!


コース48では

このあと“蜻蛉(かげろう)石”も見て帰れ

ってことになっているんですが
(実際そんな上から目線じゃないです)

地図がアバウトすぎてどこにあるか全然わからん・・・

ようやく見つけたその石は

京都翔英高校の横にありました
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分かりにくいですが、石の表面に

阿弥陀三尊が彫られています

1面に3体じゃなく

ちゃんと側面を使って3尊を表現しているのが面白い!

平安時代からこれがあったと思うと

感慨深いものがありますよね(合掌)
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さて、そろそろ帰りますか

ゴールは京阪・三室戸駅ですが

そのまま京阪・宇治駅まで歩いてみました

すると駅の近くにこんな石像が

宇治市の指定文化財

“石像聖観音坐像”
(鎌倉時代)

通称“東屋(あずまや)観音”と呼ばれていて

地元の信仰が厚いそうです

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今までまったく気づかなかったな〜

ガイドブックに載らないこういったスポットは

実際に歩いてみないと出会えませんからね

改めて実際にその土地を歩くことの大切さを感じました



最近よく耳にするバーチャルツアー

それはそれで新しい旅の楽しみ方だとは思いますが

やっぱり旅って

こうやって自分でその土地に出向いて

“自分の視点”で見てまわるのがいいですね♪

京都散歩・コース48【萬福寺】

6月23日(火曜日)

宇治市にある“萬福寺(まんぷくじ)”に行ってきました

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このブログに“京都散歩部”

というカテゴリーがあるのをご存じですか?

2018年に京都検定の試験勉強を兼ねて

「京都散歩」というガイドブックを片手にフィールドワークに出かけた際のレポートです

ショップ&グルメのコースを除くと

全部で41コース

京都検定の試験勉強は終わりましたが

京都を学ぶのに終わりはない!

ってことで全コース制覇を狙っているのに

最近は京都に行っても動画の撮影優先で

全然コースに沿って歩けていなかったんですよね・・・

残るコースは10コース

そのうち洛南エリアに3つも残ってるやないかーい!

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今回はそんな洛南エリアを歩いてきました
(もちろん動画撮影も兼ねて)
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コース48

萬福寺・三室戸寺
〜黄檗宗の大本山と西国第10番札所〜

コースはこんな感じ

∴瀛〇
∧蔵院
三室戸寺


3ヶ寺だけだから余裕やろと油断してたら

思いっきり1日かかった・・・



スタートはJR黄檗駅
(京阪にも“黄檗駅”があります)


∴瀛〇
(まんぷくじ)

黄檗宗の大本山で

開山は黄檗宗の開祖でもある

隠元(いんげん)

そう、あのインゲン豆を日本に持ってきた

中国の禅僧、隠元さんです
(他にもスイカや蓮根、孟宗竹を持ってきました)


プライベートでも仕事でも来たことがないお寺

失礼ですが

存在は知っているけどざわざわ行く気にはならない

そんな方って多いのではないでしょうか?(笑)

どうせ中国っぽい建物と布袋さんだけでしょ

って期待していなかったんですが

いい意味で予想を大きく裏切ってくれました・・・


まず、境内の大きさに驚いた(笑)

なにこれ?

めっちゃ広いやん!!


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写真左下が中国風の総門

屋根にはシャチではなく

“マカラ”と呼ばれる“ワニ”が乗っています

参道に敷かれたひし形の石も独特ですね
(これがまた歩きにくい・・・)
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境内は七堂伽藍がほぼシンメトリーで配置されています

写真左下は“三門”

写真右下は“天王殿”
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天王殿には有名な“布袋さん”がおります

“都七福神めぐり”のメンバーのひとり
(七福神めぐりは京都が発祥のと言われています)

顔がちょっと怖いですね・・・

実はこの布袋さん

萬福寺では“弥勒菩薩”として祀られています

同じ弥勒菩薩でも

“和製・考える人”と言われる

広隆寺や中宮寺の優美な弥勒菩薩とはえらい違いです(笑)
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左右には四天王がしっかりガード
(布袋さんだけでもかなり強そうですが)
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裏には・・・

ぽっちゃりした布袋さんとは全く違う

シュッとした仏像が祀られています

“韋駄天(いだてん)”さん

眼が合うようなアングルで立っているんですよね

なんかジッと見てると・・・

「ごめんなさい」

って謝りたくなる(笑)
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こちらは萬福寺の本殿にあたる

“大雄宝殿(だいおうほうでん)”
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ご本尊は“釈迦如来”
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顔つきや衣の下の帯など

普段見慣れた如来像とはちょっと違いますね

昔はさっきの布袋さんを作った中国人仏師

“范道生(はんどうせい)”作と言われていましたが

今は京仏師の作品という説が有力だそうです
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境内には范道生の作品が多数残っていて

釈迦如来の両サイドに並ぶ十八羅漢像も范道生の作品です
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萬福寺といえば布袋さんのイメージが強いですが

こちらの“開版・魚梆(かいぱん)”と呼ばれるお魚も有名

日本の木魚の原型だそうです
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七宝焼きの大きな香炉や

卍型の勾欄

八角形の燈篭が吊るされた回廊など

境内にいると

まるで中国にいるような雰囲気です

これほど異国情緒が味わえる京都の観光地ってないんじゃないかな?
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この桃が彫られた“桃戸”も萬福寺の見逃せないスポットです
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個人的には十八羅漢の足元にいた

猫みたいな“虎”がお気に入り
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あと、大雄宝殿の周辺に置かれてあった椅子

徳川家の家紋三つ葵と一緒に

“王冠にクロス”のマークが彫られた椅子がいくつか置いてあったけど

あれは何のマークやろ???

お寺の方に聞いたら

「お寺の方でも謎なんです〜」って

余計に気になるやん!!
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萬福寺は色々と興味をそそるスポットが目白押しだったので

帰り際に思わず公式ガイドブックを購入してしまった(笑)

ペラペラなのにお値段は

1100円!!
(高っ!!)
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でもYouTubeの動画を作る際にめっちゃ役にたちました♪

ツアーで行くことがあるかは分かりませんが

観光バスが止められる駐車場が少し遠かったので

そこからの行き方などを含めた動画をYouTubeにアップしました

編集にかなり時間をかけて作った動画なので是非見てくださいね!

旅のイメトレチャンネル タビトレ!


いかんいかん

コース48はまだ始まったばかりやった

残りは次回へ・・・

京都散歩・コース35【貴船神社(本宮・中宮・奥宮)】

5船神社
(きふねじんじゃ)

全国の貴船神社の総本社

水の神さま“タカオカミノカミ”を祀っています
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ご神水に浸すと運勢が浮かび上がる

“水占みくじ”が女性に人気のスポットです
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あと貴船神社は絵馬の発祥の地でもあるそうですよ
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貴船神社と言えばこの本宮を指すことが多いですが

さらに奥に“中宮・奥宮”ってお社が存在します
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しばらく進むと左手にちょっとくすんだ朱色の鳥居が見えてきました
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こちらは“結社(ゆいしゃ)”

本宮と奥宮の中間地点にあるので“中宮”とも呼ばれています
(というか結社が後付けの名前っぽい)

御祭神は“イワナガヒメ”

コノハナサクヤヒメのお姉さん

そう、あの面食いのニニギが捨てた女神です(涙)

ニニギに捨てられたあと、イワナガヒメは

「吾ここに留まりて 人々に良縁を授けよう」

と御鎮座されたそうです

最後まで泣ける・・・(涙)

“天の磐舟”と呼ばれる舟型の石は

この近くから出土した石だそうですよ
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さらに奥へ進みましょう

今度は鮮やかな朱色の橋と鳥居が見えてきました

“思ひ川”なんてロマンチックな名前が付いていますね

この先の奥宮はかつての貴船神社本宮跡

昔はこの川で禊をしてから参拝をしていたそうです

貴船は平安時代の女流歌人

“和泉式部”が夫との復縁を祈った場所としても知られています

和泉式部にイワナガヒメ

とにかく貴船は男女関係にまつわるスポットってことですね

それゆえ“丑の刻参り”なんて恐ろしい呪術が存在するのか・・・
(どちらかというとこっちが本当の姿なのかも)
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思ひ川を渡り参道を進むと奥宮の境内です
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奥宮って割には意外と広いですね
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貴船の創建神話には

玉依姫が黄舟に乗って大阪湾から

淀川➡鴨川を遡ってきたというお話しがあって

その際の船を覆い隠したと伝わる船形石が祀られていました
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奥宮の狛犬がちょっとユニーク
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よく見ると着色された跡が残っていました

どんな感じに彩色されていたんでしょうね
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今日は天気予報でも雨なんて予報なかったのに

奥宮を参拝していたら急に雨が降ってきました・・・

まぁ貴船は水の神さまなので

これは歓迎の雨ということにしておきましょう(笑)
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ゴールは貴船バス停

ここから叡山電車の貴船口駅まで歩くと20分ほどかかりますが

バスを使うと5分弱で到着♪

ただし本数が少ないのでご注意を!
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現在工事中の叡山電車の貴船口駅↓
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これにてコース35は終了!

帰りに河原町をブラブラして帰りました

あ、坂本龍馬が暗殺された近江屋跡の隣に

パチンコKINGってお店あるんですけど

ここ、昔っから変わってないよな〜

店内の照明がめっちゃ昭和です・・・(笑)
(スーパー玉出っぽい)
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京都散歩・コース35【鞍馬寺(霊宝殿・魔王殿)】

本殿の参拝のあとは奥の院方面へ向かいます

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こちらは“霊宝殿”と呼ばれる3階建ての宝物館
(入館料:200円)

3階の仏像奉安室には毘沙門天が大集合!

中でも平安時代の毘沙門天三尊像(国宝)は必見です!!

奥さんの吉祥天(きちじょうてん)

2人の子どもの善膩師(ぜんにし)揃っての三尊像としては

国内最古だそうですよ

ちょっと眩しそうに手を目の上にかざしているポーズが珍しいです
(目や眉も眩しそうなところがユニーク)
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さらに奥へ進みます

途中にある“息つぎ水”は牛若丸がのどの渇きを潤したと伝わる清水
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“背くらべ石”は牛若丸が奥州へ向かう際

名残惜しく背比べをしたと伝わる石

“木の根道”は牛若丸が跳躍の稽古をしたと伝わっています
(あの壇ノ浦での八艘跳びはここから生まれた?)

そう、奥の院は牛若丸こと源義経ゆかりのスポットだらけなのです!!
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“大杉権現社”は魔王尊の影向の杉をご神体として祀っているそうです

京都散歩には

“初代は台風で折れ、現在は2世が育っている”

って書いてあったけど

その2世も昨年の台風で折れてしまったようです・・・(涙)
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写真左下は鞍馬天狗と牛若丸が出会った“僧正が谷不動堂”

写真右下は奥州で亡くなった義経を祀る“義経堂”
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そしてようやく奥の院にあたる“魔王殿”に到着

650万年前に金星から舞い降りた護法魔王尊が祀られています

鞍馬山では

千手観音・毘沙門天・護法魔王尊を合わせて

“三位一体尊天”として万物の調和を祈っているそうです
(ん〜よくわからん・・・)

てか三位一体て

キリスト教と関係があるのか???

と思ったら護法魔王尊はヒンドゥー教の“サナト・クラマ”って賢人と同一視されているそうで

鞍馬って名前も“サナト・クラマ”が由来だとかなんとか

そもそも鞍馬寺の宗派である鞍馬弘教(くらまこうきょう)も初めて聞いたと思ったら

天台宗から派生した新宗教らしいし
(なんだか色々と怪しい雰囲気ですね・・・)
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ここまで来たらあとは下りです

この辺りも台風の爪痕が残っているので足元に注意して降りましょう
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鞍馬寺の西門が見えてきました

貴船から鞍馬に入る際はここで愛山料を支払います
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貴船川にかかる赤い橋を渡ったら貴船エリア

ここまで来たら見慣れた風景やね♪
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まだ続くよ♪

京都散歩・コース35【鞍馬寺(本殿金堂)】

先日、添乗で八瀬に行った際

こんなポスターに目が止まりました

鞍馬のシンボルでもある大天狗のモニュメントがリニューアルするとのこと

これは引退日までに会いに行かないと!!

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ということで

別に鞍馬の大天狗に思い入れとかはないんですけど

京都散歩も兼ねて鞍馬・貴船へ行ってきました♪

コース35

鞍馬・貴船
〜牛若丸が修行した山を越え水の神さまへ〜

コース内容はこんな感じ

〕慨神社
鞍馬寺本殿金堂
5船神社(本宮)


スタート地点は鞍馬バス停ですが

今回は京阪の出町柳駅から叡山電車で鞍馬駅へ

よく考えたら鞍馬駅って初めて来るかも

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駅前の駐車場に大天狗のモニュメントが設置されています

手前が新しい大天狗で、奥が旧大天狗

12月20日の引退日までは両方見ることができます
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ん〜なんか新しい方の大天狗

アニメのキャラみたいで迫力がないような・・・

調べてみると、こちらのデザイン

京都精華大のマンガ学科の学生さんから公募したそうです

なるほど、納得・・・(笑)

子どもウケは良さそうですね
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鞍馬のあとは歩いて貴船へ抜ける予定なので

先に鞍馬でランチタイムにしました

駅前にはそば屋を中心に数軒の飲食店が並んでいますが

入ったのは“和み家 心天狗”
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オーダーしたのは

心天狗そば(920円)とおにぎり(160円)

こちらのお店はおにぎりのファンが多いみたいですよ

確かに美味しかったです♪

そばはちょうど食べようとした時に会社から電話があって

話し終えた頃にはのびてた・・・(涙)
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さて、仁王門から境内へ入りましょう

ここから先は有料区域

受付で“愛山費”300円を支払います
(入山料じゃなく愛山費と呼ぶそうです)

仁王像は鎌倉時代の仏師、湛慶作だそうですが

狛虎に見とれて見逃してしまった・・・
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鞍馬寺の本尊、毘沙門天は虎にゆかりがあるので

仁王門の前には狛犬ならぬ狛虎がお出迎えしてくれます
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仁王門をくぐるとすぐ右側にある建物は普明殿

2階が鞍馬山ケーブルのりば

ここは添乗で1回だけ来たことある

京の奥座敷「もみぢ家」ツアー2日目・前半
(2016年11月15日)
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今回はもちろんケーブルは利用せず

九十九折(つづらおり)参道と呼ばれる坂道を上がっていきます
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途中に源義経供養・鬼一法眼社・魔王の滝

など義経ゆかりのスポットが点在しています

※鬼一法眼・・・牛若丸に兵法を教えたと伝わる陰陽師

境内は昨年の台風でかなり被害があったようで痛々しい・・・
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〕慨神社
(ゆきじんじゃ)

珍しい割拝殿を持つ神社です

10月22日に行われる京都三大奇祭のひとつ

“鞍馬の火祭り”で有名
(京都検定でもよく出題されます)
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天狗のおみくじもユーモアですが
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狛犬がめっちゃ味があって気になりました
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中門の先は傾斜のきつい階段が続きます
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休憩所で息を整えたらいよいよ本殿金堂です!
(本堂でも金堂でも本殿でもなく本殿金堂と呼ぶそうです)
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本殿金堂前の金剛床と呼ばれる場所に三角形の石が敷いていって

ここがパワースポットとして超有名らしく

みんなここに立ってパワーを頂いていました(笑)
(こーゆーの全く興味ない・・・)
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それより本殿脇にいる狛虎の方がよっぽど興味あるね

仁王門の狛虎は石像でしたが、こちらは銅製です
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よく見たらこんなところにも虎が・・・(笑)
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あと昭和7年建造なのでそれほど古いものではないですが

本殿金堂前に立っていた燈籠がとても立派でした
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土台の4面にはそれぞれ東西南北を守護する四神が

さらに上には同じく方角を守護する四天王まで刻まれてる!!
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あと気になると言えば・・・

本殿脇の狛虎のデザイン

なんかこれ見てたら無性にコルネが食べたくなってきた(笑)
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ってことで

帰りに出町柳駅の志津屋でコルネを買って食べたのでした・・・
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まだまだ続くよ♪

京都散歩・コース34【来迎院・寂光院】

コース34の続きです

いったん最初の分岐点まで戻り

“来迎院”と書かれた看板に沿って進みましょう
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ネ莊浣
(らいごういん)

三千院は賑わっていましたが

ここまで来ると誰もいない・・・(笑)

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来迎院は最澄の弟子である円仁が声明の道場として開いたお寺

もともと大原は

上院の“来迎院”

下院の“勝林寺”を総称して

“魚山・大原寺(ぎょざん・だいげんじ)”と呼ばれていたそうです

森の中にひっそりと佇む本堂ですが

存在感がありますね

本尊は藤原時代の薬師・釈迦・弥勒如来でした
(リーゼントみたいな突っ張った光背が特徴的)
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さて、このあと大原バス停を越え

ひたすら西へ西へと進みます
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なっかなか着かない・・・
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歩けど歩けどのどかな景色が広がっているだけ・・・
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大原バス停から歩くこと約15分

ようやく受付が見えてきました

寂光院
(じゃっこういん)
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聖徳太子が開祖とも伝わる天台宗の尼寺です

「平家物語」のラストシーン

後白河法皇が出家した建礼門院を訪ねる

“大原御幸”の舞台としても有名

その建礼門院が里人の差し入れた漬物を気に入り

“柴葉漬け”と名づけたとか
(なので大原では柴漬けが名物)

建礼門院(平徳子)・・・平清盛の娘で高倉天皇の中宮で安徳天皇の母
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本尊は“六万体地蔵菩薩立像”

この寂光院は平成12年5月

火災のために全焼

現在の本堂・本尊は平成17年に再建されたものです

ただご本尊の旧地蔵菩薩は丸こげになりながらも

奇跡的に原型をとどめており

現在は収蔵庫に安置されています

たまたま行った日が特別拝観日だったので見ることができました
(11/2〜11/10)
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境内には豊臣秀吉寄進の南蛮燈籠や

諸行無常の鐘楼

平家物語でも歌われた千年姫小松などがありました
(こちらも平成12年の火災により現在は根元のみ)
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境内の奥に佇むのは建礼門院の庵室と井戸の跡

壇ノ浦の戦いのあと

徳子はこんな山の中でひっそりと生涯を閉じたのかと思うと

さめざめと泣けてくるね・・・(涙)
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これにてコース34は終了

大原ってこれまで三千院しか入ったことがなかったんですが

こんなにも見所が多いとは恐れ入りました

これから市内の紅葉の名所は人でごった返すと思いますが

ちょっと足を延ばして大原でまったりするのもいいかもしれませんね
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京都散歩・コース34【三千院・勝林院・宝泉院】

久し振りに京都散歩に出かけてきました

前回は7月に行った妙心寺&法金剛院でしたが

京都散歩・コース37【桂春院・大心院】
(2019年7月21日)

今回歩いてきたのは

コース34

大原
〜シソ畑が風景に彩を添えるのどかな山里〜

市内から少し離れているので

行こう行こうと思いながらも

なかなか手を付けていなかったコースなんですが

今度、大原に行く日帰りバスツアーが入っていたので

ようやく踏ん切りがつきました(笑)


コースはこんな感じ

〇粟蕷
⊆存院
勝林院
な泉院
ネ莊浣
寂光院


この中でツアーで行く予定なのは´の3ヶ寺

スタート地点は“大原バス停”ですが

今回はツアーを想定してバスの駐車場から歩いてみます

大原でバスが止められる駐車場は3ヶ所ほどあるそうですが

メインはこちらの国道沿いの駐車場だそうです

三千院へは左からも右からも行けますが

左のほうが一般的かな?
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左へ進むとこんな感じの場所に出ます

ここから坂道になっており

お店もいくつか立ち並んでいます

お客様がしっかり付いて来てくれるか注意しないといけませんね
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坂を登りきると分岐点に出ます

三千院は左、まっすぐ進むと来迎院です

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〇粟蕷
(さんぜんいん)

御殿門(ごてんもん)と呼ばれる門から入ります

近江の穴太衆(あのうしゅう)が築いた石垣が立派です
(お城の石垣で有名なあの職人グループ)

受付は一般と団体(30名以上)で分かれていました
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三千院は天台5箇室門跡の1つ
(天台五門跡は京都検定でも定番)

“往生極楽院”の阿弥陀三尊(国宝)が超有名

脇侍の勢至菩薩と観音菩薩が

大和座りって独特のポーズをとっているのです
(これも京都検定で出題されたことも)

もちろんこのコースのメインですが

ここだけ何度か来たことがあるし

今回は時間がないのでスルーしました(笑)
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⊆存院
(じっこういん)

三千院のすぐ前にあります

四季折々の山野草が楽しめるそうで

現在は不断桜が咲き始めているそうです
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はい、ここも時間がないのでスルー・・・

(和菓子と抹茶が付くとはいえ、拝観料が700円もするし・・・)


勝林院
(しょうりんいん)

ここは入ったことがないし

今度のツアーにも入っているから要チェック!

お庭にポツンをお堂が建っているような寺院です

1168年、「大原問答」と呼ばれる大討論会が開催された場所
(日本の仏教界の歴史上、かなり重大なイベントだったようです)
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こけら葺の屋根も立派ですが、細部に刻まれた彫刻も見ごたえがありますね〜
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こちらがご本尊の阿弥陀如来
(なんとこちらは堂内の撮影OKなのです)
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目が切れ長ですごく特徴的なお顔をしていますよね
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大原問答の際、法然上人に同意して光明を放ったことから

「証拠の阿弥陀」とも呼ばれているそうです

勝林院は“声明(しょうみょう)”の根本道場なので

ボタンを押すと声明が3分間流れるギミック付きでした(笑)

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※声明・・・仏典に節をつけて唄われる仏教音楽


な泉院
(ほうせんいん)

拝観料が800円(抹茶・和菓子付き)とちょっとお高めですが

こちらも今度のツアーで行くので自腹で入ってきました!

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某鈴虫寺と違ってちゃんとしたお抹茶に

ちゃんとした和菓子が付いておりました♪
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客殿の柱の間を額縁に見立てて庭園を鑑賞する

額縁庭園が楽しめます
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庭園の静寂とは対照的に

客殿の天井は血天井なんですよね・・・

しかも住職の説明がちょっとグロい・・・
↑住職ご自身でも言ってた(笑)

水琴窟はかなりボリュームが大きいので聞き応えがありました

“宝楽園”と呼ばれる回遊式庭園も小さいながらも素敵でしたよ
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勝林院は仏像、宝泉院は庭園

って感じの寺院でした


これにて今度のツアーの下見は終了ですが

コースはまだ続いているので後半へ・・・

京都散歩・コース20【知恩院・青蓮寺】

コース20の後半です

円山公園
(まるやまこうえん)

色んな意味でジメジメしていた長楽寺とはやっぱり雰囲気が違いますね

そもそも円山公園の大部分はかつての長楽寺の境内だったそうです

明治19年に開かれた市内最古の公園で

園内には坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像が立っています
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C硫険
(ちおんいん)


法然上人(ほうねんしょうにん)が結んだ草庵を起源とする浄土宗の総本山

京都の人は大抵

“ちおいん”って略します(笑)

三門は徳川家光が再建したもの

境内のメインである“御影堂(みえいどう)”は改修工事中です
(予定では今年の年末まで)
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参拝ルートは下記参照
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三門をくぐると左側が急な階段の男坂

右側がゆるやかな階段の女坂です
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京都散歩のコースは“知彗乃道”を進むルートになっています

この階段登るんすか・・・(涙)

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初めて踏み入れるエリア

この階段の先には法然上人の“御廟”があります

ここまで上がってくるとなかなか景色もいいね♪
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御廟の下にあるのは勢至菩薩を祀る“勢至堂”

知恩院発祥の地で

境内に現存している最古の建物だそうです
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“法然上人御堂(集会堂)”へ行ってみましょう

現在の知恩院のメイン拝観スポットでもあります

至る所に徳川家の三つ葉葵がありますね

知恩院は徳川家ゆかりの寺院でもあるのです
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御堂の奥の方丈庭園は有料エリア

境内の有料施設は

方丈庭園(400円)

友禅苑(300円)の2ヶ所

購入する際はセット券(500円)がお得です
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こちらは三門の横にある“友禅苑”

友禅織りで知られる宮崎友禅斎ゆかりの庭園です
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帰りは三門より北側にある黒門から出ましょう
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黒門の前には“瓜生石(うりゅうせき)”と呼ばれる石があります

誰も植えた覚えのない瓜のつるが一夜にしてこの石から伸び

実がなったと思ったらら

中から元気な瓜太郎!

ではなく牛頭天王(ごずてんのう)が現れた!

という伝説が残っているそうです

(神様なんだからそんな手の込んだ登場の仕方せんでも・・・)

牛頭天王=スサノオ
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最後に定番ネタ

知恩院の七不思議だけおさらいしておきますか

〇以正面真向の猫
大杓子
r張りの廊下
で鯡擇隆
ニ困貉
Ρ酸言
抜け雀


きイ枠鷂開

´↓Г詫料エリア内

タダで見れるのはこのΔ留酸言个世韻辰討海箸任垢諭ΑΑ

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だ掴 ̄
(しょうれんいん)

別名“粟田御所”と呼ばれる門跡寺院で

京都の天台宗五門跡のひとつ

天然記念物でもある大楠が有名ですが

ここも昨年の台風でかなり枝が折れてしまったみたいです・・・(涙)
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青蓮院の詳細は以前の記事を参照してください

青蓮院門跡に行ってきました♪
(2018年3月14日)

さて、これにてコース20は終了

ゴールは三条通にある地下鉄“東山駅”でした


それにしても暑っつい1日だったな〜

雲が夏の空だったもんね

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ん?右の写真の雲

なんだか象みたいじゃないですか?(笑)

京都散歩・コース20【祇園白川・長楽寺】

またまた京都散歩に出かけてきました♪

今回歩くのはコース20

円山公園・知恩院・青蓮院
〜しだれ桜の公園と浄土宗の総本山、天台宗門跡寺院〜

コースはこんな感じ

…抗攣
円山公園
C硫険
だ掴 ̄


スタート地点は市バスの“知恩院バス停”

ここからは白川沿いではなく

あえて“新門前通”を歩くルートになっていました

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パッと見なんでこんな地味な通りを通るの?って感じですが

実はこの通りには骨董品街になっていて

特に外国人観光客に人気なんだとか
(全然知らなかったわ・・・)
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白川沿いでも一番人気のエリアに出ました

ここには“辰巳大明神”ってお社があります

芸子さんや舞妓さんの信仰を集める神様です
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このあたりは風情があるので写真映えしますよね

必ずといっていいほど結婚式の前撮りをしているカップルに出くわします
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この日も3組がバッテイングしていました(笑)
(ん〜・・・微妙な空気・・・)
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いったん新橋通を東へ進み白川南通でUターン

白川沿いにある石碑は“かにかくに碑”

祇園が好きすぎて寝ている時も涙で枕を濡らすほどエモい(?)歌人

吉井勇(よしいいさむ)の歌碑

毎年11月8日には“かにかくに祭”が開催されます

なぜかやたらと京都検定でよく問われるスポットです

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祇園白川のシンボル“巽橋(たつみばし)”を渡って四条通へでましょう

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四条通を出たあたりで早めですがランチタイムにしました

四条通と花見小路の交差点にある“マハラジャ”ってインド料理店

暑いときはやっぱりカレーでしょ!

お手軽なBセット(780円)をオーダー

お味の方は?

可もなく不可もなく・・・

お店の雰囲気はめっちゃインドでした(笑)
(特に照明の薄暗さが)

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ランチのあと“花見小路”へ突入
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花見小路周辺はどこを向いても絵になりますよね
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このあと東大路通を横断し東へ進みます

八坂神社の南側の鳥居を横目でみながらさらに東へ

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円山公園の入り口に差し掛かりました

ここまでは見慣れたいつもの風景ですが

ここから先が未知の領域です(笑)
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…抗攣
(ちょうらくじ)

桓武天皇の勅願寺

開祖は伝教大師(最澄)

後に一遍上人によって時宗に改まります

お寺の存在は知っていたけど、初めてきました

円山公園や八坂神社界隈とはまったく違う空気が漂っていますね
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とにかく緑が多い!

さらに湿度がハンパない!

よってとにかく蚊が多い!!!!

滞在中に何カ所刺されただろ?

こうやってブログを書いている今も

思い出して痒くなってきそう(笑)
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まず階段の先にあるのが本堂

最澄作の観世音菩薩が本尊ですが秘仏につき見れません

本堂の脇には“建礼門院塔”

さらにその先に“平安の滝”が流れていました

この長楽寺は平清盛の娘で安徳天皇の母

建礼門院こと平徳子が平家滅亡後に出家したお寺として有名なんです
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平安の滝の周囲にはよく見ると石仏がたくさん!
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写真右下の石仏、頭が取れていて可愛そう・・・

この厚底ブーツ並みに高い下駄からして役行者でしょうか?
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滝の横には収蔵庫があって

ここでは慶派の仏師が造った仏像など見ることができます

一遍上人像が一番有名ですが

個人的には崇徳天皇の念持仏の阿弥陀三尊が魅力的でした

滝や収蔵庫の裏にはさらに山道が続いていて

石碑や墓地がたくさんありました

特に有名なのが江戸後期の文人

頼山陽(らいさんよう)のお墓

これは京都検定でも出題されたことがあります
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水戸の藩士を称える“水戸藩留名碑”って石碑もありました
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さっきの円山公園の入り口に置いてあった看板

誰かがこの石碑の文字を消そうとした跡がありました・・・
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最後は受付裏の拝観所から庭園を眺めましょう

この庭は室町時代の絵師、相阿弥作と言われています
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この建物内には安徳天皇が壇ノ浦で入水する間際まで着ていた

形見の衣を縫い合わせて造った

“安徳天皇御衣幡”って旗が展示されています

この旗は平家物語にも記されているほど貴重なものなんですよね

建礼門院はどんな思いでこの衣を持ち帰り旗に仕立てたのでしょうか・・・

そんな思いとリンクするかのように

夏の日差しの下でもひっそりとした境内なのでした

訪れる人が少ない分

秋の紅葉のシーズンは穴場かもしれませんよ♪

京都散歩・コース37【妙心寺・退蔵院・法金剛院】

コース37の後半です

L心寺
(みょうしんじ)

全国に約3400の末寺を持つ臨済宗妙心寺派の大本山

ビシッと並んだ三門・仏殿・法堂・大方丈が見事です

大方丈(写真右下)で受付をすると

法堂と浴室(明智風呂)を案内人付きで見学できます

法堂(はっとう)の天井に描かれた雲龍図が有名ですね

狩野探幽(かのうたんゆう)の作品です
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明智風呂(写真右下)は明智光秀を弔うために造られた浴室
(サウナのような蒸気風呂)

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ぢ狢院
(たいぞういん)

妙心寺の塔頭の中でも一番有名な塔頭ですね

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狩野派の絵師、狩野元信(かのうもとのぶ)が造ったという

“元信の庭”(写真右下)が有名ですが

方丈の脇からちょこっと見えるだけです
(方丈の目の前にあるお庭じゃないです)
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退蔵院といえば日本最古の水墨画と言われる如拙が描いた

「瓢鮎図(ひょうねんず)」も有名

鮎って書きますが描かれているのは瓢箪鯰(ナマズ)です
(国宝なのでここにあるのは複製)

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退蔵院のメイン

“余香苑(よこうえん)”の入り口の門には

良く見ると2匹のナマズが彫られていました

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余香苑に入るとドドンと紅枝垂れ桜が飛び込んできます

2013年の“そうだ京都行こう”のCMで起用されて一躍有名になった桜です
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両サイドには“陰の庭”“陽の庭”

2つの枯山水庭園が広がっています

砂の掘り方で陰と陽を現しているなんて粋ですね

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余香苑の中心にある池はひょうたん池

あくまで“瓢箪”“鯰”にこだわる退蔵院です(笑)
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池の中心にある石橋を奥まで進むと

両サイドに流れる滝の音が両耳から入ってきます

流れの強さが違うので、左右で違った滝の音が入ってきて面白いです

前に無鄰菴で教えてもらった“サウンドスケープ”ってヤツですね

日本庭園入門ガイドに参加してきました♪
(2018年5月4日)

庭園の楽しみ方ってほんと奥が深いです
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料金は500円から600円に値上げしていましたが

日本庭園の魅力がぎゅっと詰まった素敵な塔頭でした
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ブログを見返すと

妙心寺って去年の3月にもプライベートで来ていたんですよね

妙心寺に行ってきました♪【後編】
(2018年3月7日)

あの時は庭園とか全く興味なかったのに

1年で随分と趣向も変わるもんだ・・・(笑)


ニゞ盥箟
(ほうこんごういん)

もとは平安初期の皇族

清原夏野(きよはらのなつの)の山荘

庭園の奥にある滝は“青女(せいじょ)の滝”

日本最古の人口滝として京都検定でも出題されたことがありますね

平安時代きっての美魔女(?)

待賢門院が再興したことでも有名

待賢門院(藤原彰子)・・・鳥羽天皇の中宮

近くに鳥羽天皇&待賢門院が眠る花園西陵があります

蓮の花が有名で、先日もツアーで行ってきたことろです

祇園祭と川床料理ツアー・2日目♪
(2019年7月17日)
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これにてコース37は終了!

ゴールは法金剛院前のJR花園駅ですが
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市バスで河原町に向かい

新京極で夕食

何を食べたかというと

きしめん!(笑)

前からお店の存在は知っていたんですけど

なんで京都できしめんやねん!

しかもお店の名前が“更科”て!

(そば屋みたいやん)
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今まで何度もスルーしてきたんですが

心のどこかで気にはなっていたんですよね

思い切って入ってみました

オーダーしたのは定番の“きしめん(650円)”

食べた感想は

めっちゃ美味しい!!

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麺は名古屋のきしめんとは違ってワンタンみたい

薄いんですけどプルプルした食感

これで650円はお値打ちだわ


飲食店も塔頭も入ってみないと分かりませんね

意外なところに意外な名店や名園があるかも!

やっぱり京都は面白いです♪

京都散歩・コース37【桂春院・大心院】

久し振りに休日を利用して京都散歩に行ってきました

京都散歩は今年の2月に太秦に行って以来ですね

京都散歩・コース38【蚕の社・大酒神社】
(2019年2月15日)

去年けっこう歩いたつもりですが

まだ15コースも残ってる・・・

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今回歩くのは

コース41「高山寺・神護寺」

と思って京都駅からJRバスに乗り込んだものの

よく考えたら高山寺は去年の台風の影響で参道が通行止めやん!!

3日前に添乗で行ったところなのにすっかり忘れてた(涙)

急遽降りたバス停が“御室仁和寺バス停”

ま、次の添乗で仁和寺も入っているので下見しろってことですかね・・・

仁和寺は京都散歩で以前に歩いているので

近隣の別のコースを探してみると

妙心寺が意外にもまだ歩いていないコースだったので

そちらに向かうことにしました

途中、オムロンの本社跡地に建つ記念碑がありました

オムロンって社名

御室(オムロ)の地名からきてたんや・・・
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住宅街をさまよいながらコース37のスタート地点

妙心寺北門バス停に到着

妙心寺・法金剛院
〜46の塔頭に囲まれた一大禅刹と花の寺〜

コースはこんな感じ

〃暴娜
大心院
L心寺
ぢ狢院
ニゞ盥箟


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このブログでも何度か書いていますが

妙心寺の隣には京都学園高等学校という学校があります

かつて“神宮”と言えば“伊勢神宮”

“大社”と言えば“出雲大社”を指したように

京都で“学園”といえば“京都学園”を指します
(半分本当です!)

あのプロ野球の“沢村賞”で有名な

“沢村栄治氏”や

あのカリスマ添乗員ブロガーとして有名な

“フナッシュ氏”を輩出した学校として知られています
(半分本当です!)
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前置きが長すぎましたね

さっそく最初のスポットへ行ってみましょう♪

〃暴娜
(けいしゅんいん)

織田信長の息子、信忠の次男

織田秀則が創建した塔頭寺院です
(津田秀則とも?)

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規模はそれほど大きくないですが

●真如(しんにょ)の庭
●清浄(しょうじょう)の庭
●思惟(しい)の庭

と3つの異なる庭園を持ち

狩野山雪の襖絵など見所も多い塔頭なんです
(って今まで全然知りませんでしたが・・・)
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写真で見ると静寂に包まれたお庭に見えますが

すぐ裏手は京都学園のグラウンド

テニスボールがラケットに当たる小気味のいい音が聞こえてきます

まさか自分がコートを走り回っていたその先に

こんな素敵な庭園があったなんて!!
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何がいいって、苔と新緑のコントラスト!

なんだか大原か嵯峨野にでも来たみたいな雰囲気です

妙心寺の中にこんな緑に囲まれた塔頭があったとは!!

首が長くて顔が小さいお地蔵さんも魅力的な塔頭なのでした
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帰り際、ご住職に

「ぼく(遥か)昔、学園のテニス部だったんです」

ってお話しをしたら

「そうでしたか!よくボールが飛んでくるんですよね」

っておっしゃっていました

庭園を鑑賞の際はテニスボールにご注意下さい・・・


大心院
(だいしんいん)

応仁の乱の際、東軍を率いた細川勝元の息子

細川政元(まさもと)が創建した塔頭です

あんまり商売っ気のない塔頭で

観光スポットというか、半分民家です

なんだかおばあちゃん家に遊びにきた気分(笑)
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“阿吽庭(あうんてい)”と呼ばれる庭園は

“中根金作(なかねきんさく)”が作庭

中根金作は京都検定でもよく出題される昭和の庭師

ゴールデンウィークの頃にはキリシマツツジが咲くそうなので

その頃にまた来たいですね
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あと、大心院さんは宿坊もやっているそうですよ
(どうりでアットホームなわけだ!)

京都散歩・コース38【広隆寺・キネマストリート】

コース38は蚕の社と映画村の2ヶ所で終了でしたが

太秦で忘れちゃいえけないのがこちら

広隆寺
(こうりゅうじ)

聖徳太子建立の日本七大寺のひとつとしても有名

こちらも建立には秦氏が関わっています

かつての名称は“蜂岡(はちおか)寺”

“秦公寺(はたのきみでら)”

“太秦寺(うずまさでら)”とも呼ばれた太秦を代表する名所なんですが・・・

なぜか京都散歩には1文字も触れられていません(笑)
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太秦に来て広隆寺に行かんやつおらんやろ!

って仁王さんも怒ってますよ!
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(出版社とお寺との間にトラブルでもあったのかな?)


境内はけっこう広くて、お堂がいくつか点在しています

講堂は京洛最古の建物で通称“赤堂”
↑京都検定とか出てきそうですね(笑)

台風の影響で屋根が破損しているので近くによることもできませんでした

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本堂にあたるのがこちらの“上宮王院太子殿”

ご本尊は聖徳太子像で普段は非公開

毎年11月22日のみ特別御開扉なのです
(めっちゃ見たい!!!)
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有料の宝物館“霊宝殿”の敷地内には

“十善戒(じゅうぜんかい)”なるものが掲示されています

仏教の教えということですが

これ、モーセが神から授かった“十戒”とよく似ていますよね
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こちらの霊宝館にはめちゃくちゃ有名な

弥勒菩薩半跏思惟像
(みろくぼさつはんかしゆいぞう)

って仏像が収蔵されています

名前は長いですが要するに

弥勒菩薩

半跏って足組しながら

思惟している像です!

仏像に興味がない人でも一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?

なんてったって我が国の国宝第一号!

仏像界のレジェンドです(笑)

秦河勝が聖徳太子から与えられたと伝わる仏像で

そのなまめかしいポーズから

“仏像版の考える人”とか言われたりしています

この弥勒菩薩以外の仏像もめちゃくちゃ見応えがあるので

太秦に来たらというか京都に来たら是非お越し頂きたいスポットです
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ちなみに秦ファミリーが建立した有名な神社仏閣といえば

秦河勝(はたのかわかつ)→広隆寺(603年)
秦忌寸都理(はたのいみきとり)→松尾大社(701年)
秦伊呂具(はたのいろぐ)→伏見稲荷大社(713年)



広隆寺のあとは“大映通り商店街”

通称“キネマストリート”に向かいました
(この辺は京都散歩にも書いてある)
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こちらは映画関係者の参拝も多い“三吉稲荷”

日本映画の父と呼ばれる

牧野省三先生を称える碑もありました
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大映太秦撮影所の跡地に建つのは

映画「羅城門」のベネチア国際映画祭とアカデミー賞を受賞した記念碑

オスカー像と金獅子像のレプリカが眩しいっ!
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キネマストリートでもひときわキネマっぽいお店がこちら

“うずまさキネマ館”って喫茶店

店内も映画ムード満点で映画好きの方にお勧めです
(ランチメニューもありました)
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あとスーパーの前に無造作に置かれた“大魔神像”

キネマストリートゆーてもキネマ感があるのはこれくらいかな・・・(笑)
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コース38のゴール地点は嵐電の

“帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅”

京都でも難読地名として有名です
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これにてコース38は終了!

珍しく早く散歩が終わったので

河原町で友人と待ち合わせをして

ちょっと面白い場所で1杯だけ飲んで帰りました

それがこらち

なんだか怪しい外観ですが
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中はやたらオシャレ(笑)
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実はここ

築50年のアパートをリノベートしたホテルなんです

安藤忠雄氏の設計ではないと思いますが

鉄筋コンクリートむき出しのホテルなので

その名前もRC HOTEL

ちょっと様子を見に行ったら

バーだけでもOKですよ♪

って声をかけて頂いたんです

場所は八坂の塔のすぐ近く

まだあまり知られていないスポットなので

穴場かもしれませんね♪

RC HOTEL(公式サイト)

↑サイトもやたらオシャレです(笑)

京都散歩・コース38【蚕の社・大酒神社】

京都検定の試験が終わっても京都散歩は終わらない!

ということで引き続きお休みを利用して京都散歩に出かけてきました

まだガイドブック「京都散歩」に掲載されたコースは残っていますからね

ショップ&グルメコースを除いたコースは全部で41コースなので

あと残り16コース!

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その中で今回歩いてきたのはコース38

太秦
〜大魔神の像も建つ映画の街〜

なんかキャッチフレーズがうっすいな〜・・・

コース内容はこんな感じ

〇修亮
東映太秦映画村


コース内容もうっすいな〜・・・

まぁ冬のオフシーズンですからこれくらいが丁度いいか?

歩く時間も35分/歩く距離2.4km

とお手軽コースですね♪
(実際はそんなにお手軽ではなかったけど)

スタート地点は地下鉄の“太秦天神川駅”

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〇修亮
(かいこのやしろ)

駅のそばにある大きな石の鳥居には“養蚕神社”と書かれています

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白木の神明鳥居の先に本殿がありました
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よく見ると2つ社殿が並んでいますが

向かって右側が養蚕神社(蚕の社)の本殿だそうです
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こちらの神社の正式名称は

“木嶋坐天照御魂神社”
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)

一般的には木嶋神社蚕の社と呼ばれています

名前の通り、養蚕や織物の神様です

神社の名称に天照ってあるのでアマテラスが祀られていそうですが

御祭神はアメノミナカヌシを筆頭に四柱

神紋は下鴨神社と同じ双葉葵
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台風の影響がちょっと痛々しいですね
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さて、こちらの神社には京都三珍鳥居のひとつがありまして

これを見るのが目的だったんですが

鳥居は柵の向こうにあって近くには寄れないんだ・・・
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こちらが京都三珍鳥居のひとつ“三柱鳥居”

鳥居の足が3本あって

上から見ると正三角形をしているんです
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この神社を創建したのは渡来系の氏族、秦氏(はたうじ)

秦氏は古代イスラエルから中国・朝鮮半島を軽油して

日本にやってきたという説があります

キリスト教の一派のネストリウス派は中国で“景教”と呼ばれ

日本にも伝わってきたのだとか

で、この不思議なカタチの鳥居は

キリスト教の教義である「三位一体」を現しているとの説も

↓確かに言われてみれば・・・って感じですよね
(てことは真ん中の磐座みたいなのはキリスト?)

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これは別に都市伝説とかトンデモ説って訳でもなく

ちゃんと神社の由緒書きにも書かれていました(笑)
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鳥居の周囲は石で囲いがあって池みたいですよね
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あとから嵐電の“蚕ノ社駅”でこんな写真を発見
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やっぱり昔は池だったみたいです
(水があったほうが神秘的ですね)

境内には稲荷社もありました
(お稲荷さんも秦氏が建てた神社)

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さて、さっそくですがお腹が空いたのでランチタイムにしますか

お店を探すのが面倒なので嵐電の“太秦広隆寺駅”に隣接している

“京富”ってお店で

“きざみそば+たこ飯(700円)”を頂きました

なんで京都でタコ飯やねん!

ってあんまり期待していなかったけど

これが意外に美味しかった(笑)
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さて次のスポットに向かう途中に気になる神社がありました

大酒神社
(おおさけじんじゃ)

鳥居の横には

養蚕機織管弦楽舞之祖神

と書かれた石碑が建っています
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大酒神社は元の名を“大辟(闢)”神社と呼ぶそうで

中国語で大闢は“ダビデ”の意味

ちなみにさっきの養蚕機織管弦楽舞之祖神

管弦楽ダビデ王の特徴とも一致するそうです

養蚕機織はもちろん“秦氏”のこと

ちなみにこちらの御祭神はどなたかというと

秦始皇帝!!

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まさか日本に秦始皇帝を祀る神社があったとは!!

ちなみに秦氏は秦始皇帝の末裔です
(自称ですが)

こちらの大きな石碑は“皇紀2600年”を記念して建てられたものみたいです
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皇紀・・・神武天皇の即位した日を元年とした暦
(西暦2019年は皇紀2679年)

社殿は揺らしたら壊れそうな鈴がある程度で装飾も地味

秦始皇帝やダビデ王にまつわる神社だとは普通は気づかないような神社ですが

太秦のお越しの際は是非立ち寄ってみましょう!
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さて、大酒神社の先にあるのが今回のコースの2ヶ所目にして最後のスポット

東映太秦映画村

実は一度も入ったことがないんですよね〜
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ちょうどこの日はお休みでした
(もともと入る気はなかったけど)
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コース38のスポットは以上2ヶ所だけですが

紹介しきれていない場所がまだまだあるので後編へ♪

京都散歩・コース42【西芳寺・地蔵寺】

ゲスの極み鈴虫寺をあとに

気を取り直して次のスポットへ

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西芳寺(苔寺)
(さいほうじ/こけでら)

言わずと知れた苔が有名なお寺で

世界遺産の構成資産のひとつです

参拝希望者は事前に返信用はがきで予約が必要

いきなり行っても入れません

しかも料金は3000円!

色んな意味で敷居が高いお寺です(笑)
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京都検定的に覚えておきたいのは

■開山は行基

■中興したのは夢窓疎石

■茶室は“湘南亭”

■湘南亭は岩倉具視が一時期、隠れ住んでいた

こんなとこでしょうか


さて、コース42も最後のスポットとなりました

っ和院
(じぞういん)

総門に続く参道が落ち葉の絨毯でとっても綺麗♪

受付の方も

「ようお参りで、どうぞごゆっくり」

って優しく声をかけてくれました

これだよこれ

お寺ってこーゆーとこでしょ!
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この地蔵院は別名“竹の寺”

創建は細川頼之(よりゆき)

境内には頼之公のお墓もありました

期間限定で細川護煕元首相の襖絵も拝観できるそうです
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竹林を進むと本堂があります

苔も綺麗で癒されるな〜♪

人も少ないのでほんとゆっくりできます♪
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この地蔵院は一休さんが幼少期を過ごした場所

写真右下は母上さまとの微笑ましい“一休禅師母子像”

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本堂に向かって右奥に方丈庭園があって

“十六羅漢の庭”として有名です(撮影禁止)


これにてコース42も終了!!

朝の8時にJR嵯峨嵐山駅に降り立ち

コース40→コース39→コース42

と一気に3つのコースを歩きました

あ、途中で1駅だけ阪急に乗りましたが(笑)


京都散歩史上最多の1日3コースでしたが

万歩計も過去最高の

4万歩越え!

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最後の最後でちょっと(いや、かなり)嫌な気分も味わいましたが

ラストの地蔵院で癒されたので

なんとか気分よく帰ることができました♪

結果的にこの日の京都散歩が試験本番でもかなり役立ちましたからね♪

今年の京都検定に向けてのフィールドワークはこれで最後となりますが

試験が終わっても京都を学ぶ旅は終わらない!

ということで

今後も引き続き京都を歩きまわって

色んな京都を発見していきたいと思います♪

京都散歩・コース42【松尾大社・鈴虫寺】

さて、阪急“嵐山駅”から阪急電鉄に乗り込み

降り立ったのは阪急“松尾大社駅”

嵐山駅からは隣の駅です(笑)

この日3本目のコースは

コース42

松尾大社・苔寺
〜醸造の神をまつる古社と世界遺産の苔庭〜

駅を出ると目の前に大鳥居(一の鳥居)が見えています
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‐照大社
(まつのおたいしゃ)

二の鳥居に何やらぶら下がっていますね

これを“脇勧請(わきかんじょう)”って呼ぶそうです

鳥居の原始的な形式を示しているそうですが

ちょっと不気味っす・・・
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この松尾大社を創建したのは渡来系の氏族

“秦忌寸都理(はたのいみきとり)”

御祭神は

大山咋神(オオヤマクイノカミ)

中津島姫命(ナカツヒメノミコト)
↑別名:イチキシマヒメ

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境内は至る所に亀だらけですね
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松尾大社の神使は亀と鯉だそうです

特に霊泉の“亀の井”は京都検定でもよく問われます

あと忘れちゃいけないのが

酒造・醸造の神様として信仰が篤いという点ですね

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境内には“タル占い”

“お酒の資料館”なんて施設もありました
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このあと次のスポットまでは住宅街を通るんですが

そこにこんな神社がありました

月読神社
(つきよみじんじゃ)

名前の通りツクヨミを祀る神社

古くから疱瘡(ほうそう)の神とされているそうです
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境内に“月延石(つきのべいし)”って石があって

子授け・安産祈願として有名
(京都検定でもたまに出ます)
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この先は住宅も多くなってくるのでちょっと道がややこしい・・・

看板に沿って向かった先が
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⇔訝郢
(すずみしでら)

鈴虫寺ってのはニックネームで

正式名称は“華厳寺(けごんじ)”といいます

一時期、縁結びのパワースポットとして絶大な人気を誇ったお寺ですね
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はじめて訪れましたが

最低なお寺でした・・・

仕事柄、昔からお寺では嫌な経験が多いので

多少は免疫が付いているつもりでしたが

こんな悪徳霊感商法みたいなお寺が存在していたことにビックリです

てっきり鈴虫の音色を聴きながら

まったり庭園を鑑賞するロマンチックなお寺だとばかり思っていました


実際は・・・

鈴虫と試食みたいなお茶菓子をおとりに
(一応、お茶とお茶菓子付きで500円ってことになっています)

靴を脱いで部屋の中に閉じ込められます

室内にはズラッと並んだイスとテーブル

そこで

うさん臭い僧侶の

しょーもない話しを長々と聞かされるんです

もちろんこの話しってのは

要するに“お守りを買え”ってセールストークです
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愛用のガイドブック「京都散歩」には

僧侶が行う鈴虫説法が人気

って書いてありましたが

あれが説法だったら

ジャパネットも日本直販もみんな説法ですよ(笑)

あまりにくだらないので

途中で扉を開けて部屋を出ようとしたんですが

受付のおばさんがすごい形相で

どこ行くんですか!みたいにやってきました

「あ、すいません、ちょっと時間がないので先に庭園を見たいんですが・・・」

ってかなり気を遣った言い訳を使ってみたんですが

「庭園っていっても降りれへんし、これだけですよ」

↓確かに庭がめちゃちっこい
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「それにお詣りするならお守りを・・・」

「いや、それはいいです・・・

で、有名なお地蔵さんってどこにいるんですか?」


「出てもらって右側ですけど・・・

あ、お願いごとをするならお守りを・・・」




ってほんまウザい!!!

こんな寺、二度と来るかっ!(怒)

あとから来た観光客が

受付のおばさんに

「いま説法の途中なので入れません、この辺で待っててください」

って足止めをくって困っていました

そう、鈴虫寺は説法の途中だと鈴虫すら見れないのです
(鈴虫は説法部屋にしかいないので)

それなら毎時○○分から説法

(と言う名のお守り即売会)を開始します

開始後は次の回まで入れません

って事前に案内しておくべきでしょ

観光客の貴重な時間をなんだと思っているんでしょうか・・・


京都検定の試験前最後の京都散歩で

こんな場所に来てしまった事がショックでなりません・・・

京都を嫌いになりそうで

本当に本当に

悲しい気持ちになりました・・・(涙)
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ちなみにこの華厳寺のお地蔵さんはわらじを履いていることで有名だそうです

てかお地蔵さんって普通は素足やったんや

わらじを履いてるイメージなので全然違和感ないんですけど・・・

これがブーツとかハイヒールやったらレア感ありますけどね(笑)

京都散歩・コース39【天龍寺・野宮神社・法輪寺】

さて、ボリューム満点のコース40を終えたあとは

ささっとお昼を済ませ次のコースへ向かいました

コース39

嵐山
〜大宮人が船遊びを楽しんだ景勝地〜

コース内容はこんな感じ

‥稽胸
¬邉椰声
B膕脇盪鎧柿
ね鮖蓋園
ニ[愡


どれもお馴染みの顔ぶれです


‥稽胸
(てんりゅうじ)

京都の紅葉→嵐山→天龍寺

ってほど定番スポットですよね

紅葉は見頃を過ぎていますが

“なごり”って表現がいいですね


「添乗員さん紅葉どんな感じなん?」

「見頃は過ぎてますけど・・・

“なごり”って感じですかね〜♪」


よし、これからはこれでいこう!(笑)
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庭園のみコースと

庭園+本堂コースで進む方向が違います
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ここは仕事で何度か行ったことがあるので今回はスルー

京都検定的に覚えておきたいのは

“足利尊氏”“後醍醐天皇”を弔うために建立
(弔うもなにも自分が倒しとるがな)

■開山&庭園の作庭は“夢窓疎石(むそうそせき)”
(京都検定は夢窓疎石が大好き)

■建築資金を集めるために天龍寺船を就航させて貿易をした相手は“元”
(ちなみに平清盛が貿易をした相手は宋)

■庭園にある池の名前は“曹源池(そうげんち)”
(池の名前ってよく京都検定でやたら問われます)

このあと竹林の小径へと向かいます

¬邉椰声
(のみやじんじゃ)

縁結びや安産のパワースポットとして

最近若い女性に人気の神社です

『源氏物語』「賢木(さかき)」の巻の舞台

皮が付いたままの木を使った珍しい鳥居

“黒木の鳥居”があることでも有名

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境内は狭いですが苔が綺麗で癒されますね〜♪

ただ、いつも人がすごいので情緒はないです(笑)
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竹林の小径でも一番人が多いのが天龍寺の北門あたりですかね

ちょっと傾斜があるのでいい写真が撮れるんです
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この先のT字路にあるのが

B膕脇盪柿馗躅
(おおこうちさんそうていえん)

戦前を代表する映画俳優

大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)

約30年を費やして造園した別荘だそうです

ゴメン、傳次郎さん

時間がないのでスルーするわ・・・
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ね鮖蓋園

はじめ知りましたが、嵐山公園って

●亀山地区●臨川地区●中之島地区

3つのエリアの総称なんですね

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この亀山地区には展望台があるんですが

今回はそっちには行かず

こっちに向かいました

こっちこっち↓

角倉了以(すみのくらりょうい)の銅像♪

保津川(大堰川)や高瀬川の開削をした有名人です

京都検定はこの了以さんが大好き(笑)
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今年の京都検定3級でもこんなストレートな問題が出ていました

【問7】
江戸時代、大坂・伏見方面からの物資運搬に活用された高瀬川の開削をして人物は誰か。
(ア)角倉了以(イ)豊臣秀次(ウ)前田玄以(エ)灰屋紹益


ところでこの灰屋紹益(はいやじょうゆう)ってダレやねん!

って調べたら

京都の豪商で、島原の吉野太夫との恋物語が残る人物でした
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このあと渡月橋を渡って次のスポットへ
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ニ[愡
(ほうりんじ)

別名:嵯峨の虚空蔵さん

渡月亭の横にある入り口は裏参道
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そのまま道なりにぐるっとまわった先にあるのが表参道です
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嵐山は12月8日から“京都嵐山花灯路2018”が開催

この法輪寺では“デジタルカケジク”ってイベントがあるそうです
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本尊の虚空蔵菩薩が丑年と寅年の守り本尊ってことで

牛と虎の石像がお出迎え

虎がめっちゃ吠えてますけど

いちおう阿吽ってことかな・・・

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この本尊の“虚空蔵菩薩”って暗記力とか智慧を授けてくれる仏さま

京都では数え年で13歳になった子女が知恵を授かりにこの法輪寺を訪れます

参拝の帰りは渡月橋を渡り切るまで振り返っちゃいけないそうです
(振り返ると知恵が逃げていくから)

このお詣りを“十三まいり”って呼ぶんですけど

これが京都検定にめちゃくちゃ出るんですよね


今年の京都検定3級でもこんな問題が出ていました

【問61】
十三まいりの後、「渡りきるまで振り向かない」と言い伝えのある橋はどれか。
(ア)松原橋(イ)一条戻橋(ウ)一文橋(エ)渡月橋


いつもは「法輪寺」や「十三まいり」を答えさす問題ですが

今回は変化球できましたね(笑)
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境内には展望所みたいな踊り場があって

そこから渡月橋を見下ろすことができました
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あと意外ですが、この法輪寺は電気や通信と関係があるんですよね

写真左下は“電電塔”

ヘルツとエジソンのレリーフが飾られています

写真右下は“電電宮”

電気・電波の祖神である

電電明神が祀られているそうです
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さて、これにてコース39は終了!

普段は1日2コースって感じでしたが

試験まであと2日しかないのでまだまだ行くよ〜

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ということで

阪急電車に乗って次のコースへ向かうのでした・・・

京都散歩・コース40【二尊院・落柿舎・常寂光寺】

さて、祇王寺&滝口寺で平家物語の世界に浸ったあとは

F鸞艮
(にそんいん)

本尊の釈迦如来と阿弥陀如来が

双子のように並んでいるので“二尊院”です

前は何度も通ったことがあるけど、初めて入りました
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受付がある総門を抜けると

“紅葉の馬場”と呼ばれる長い参道が続いています

かつて西行法師の庵があったことを示す石碑もありました
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境内はけっこう奥行があって想像以上に見応えがありました

境内には

“角倉了以(すみのくらりょうい)・素庵(そあん)”親子や

“三條實萬(さんじょうさねむつ)・實美(さねとみ)”親子

のお墓があるのも要チェック

角倉了以や三条実美は京都検定ではかなりの頻度で名前が出てきますからね

ちなみに今年の京都検定3級では

三条實萬・實美の父子を祀る梨木神社は何の花の名所か?

って問題が出ていました
(正解はハギ)

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⇒邀措
(らくししゃ)

松尾芭蕉の高弟である“向井去来(きょらい)”の草庵

芭蕉がここで『嵯峨日記』を書いたことでも有名です

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茅葺屋根の屋根裏が見れるのってけっこうレアです
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かつて柿の木が40本ほどあったそうですが

一晩のうちにすべての柿の実が落ちてしまった

という意味不明なエピソードが残るので“落柿舎”です・・・

落柿舎の近隣には西行法師が使っていたと伝わる“西行井戸”

嵯峨天皇の第8皇女である

“有智子内親王(うちこないしんのう)”のお墓などがありました

有智子内親王ゆーたら葵祭の初代斎王として京都検定でもよく出てきます

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お次のスポットは何やら門前からすでに観光客で賑わっていますよ
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‐鐚筝寺
(じょうじゃっこうじ)

嵯峨野エリアに限らず

京都市内でもかなり人気のある紅葉スポットです

パンフレットからしてオサレ(笑)
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石段から茅葺屋根の仁王門を見下ろすアングル(写真右下)が

よくガイドブックなどで紹介されていますよね
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境内は展望台まで階段が続いています
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なかなか見晴らしがいいじゃないですか♪
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この辺りは鎌倉時代の歌人で

「小倉百人一首」をプロデュースした

藤原定家の山荘(時雨亭)があった場所と伝えられています

そんな定家(さだいえ/ていか)のヒットソング

「忍ばれむ 物ともなりし小倉山 軒端の松ぞ なれてひさしき」

にちなみ

“軒端(のきば)寺”とも呼ばれているそうですよ

ちなみに今年の京都検定3級でこんな問題が出ていました

【問33】
歌人として大きな功績を残した藤原定家が撰を手掛けたとされ、現在、競技かるたでも用いられているものはどれか。
(ア)万葉集(イ)拾遺和歌集(ウ)金葉和歌集(エ)小倉百人一首




これにてコース40は終了です!

このあとは昼食は挟んで次のコースへ♪


あ、小倉池のそばに珍しい神社があるので最後に紹介しておきますね

御髪神社
(みかみじんじゃ)

日本で唯一の髪の神社

神さまじゃなく髪さまですね(笑)

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御祭神は

理美容業の祖といわれる

藤原采女亮政之(ふじわらのうねすけまさゆき)

男か女かどっちやねん!って名前ですが

男性です(笑)

藤原鎌足の子孫の三男という

すごいのかどうなのか微妙な家柄ですが

今をときめく刀剣絡みの波乱万丈物語や

「床屋」の語源になるエピソードがあったり

昭和初期まで彼の命日である17日を

理美容業者は定休日としていた

って話しがウィキペディアに載っておりました(笑)

意外とすごい人やん!!


髪の悩みをお持ちの方もそうでない人も

嵯峨野へお越しの際は是非お参りくださいませ♪

京都散歩・コース40【あだし野念仏寺・祇王寺・滝口寺】

さて宝筐院で男の友情に熱くなったあとは

ちょっといい感じの雰囲気のお店が続くエリアを進みます
(ざっくりした表現ですいません・・・)
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イ△世渓酣以寺
(あだしのねんぶつじ)

約1200年前に弘法大師が野ざらしの亡骸を埋葬したのがはじまり

境内に並ぶ約8000体の石仏や石塔が幻想的なお寺なんですが・・・

現在は工事中で一部エリアの立ち入りが制限されているようです
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でも石仏が並ぶ“西院の河原”は拝観OKだったので入ってきました

お盆の時期に行われる

“千日灯籠”が有名で京都検定でもかなり頻繁に出題されます
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石仏・石塔が並ぶ光景がメインのお寺ですが

個人的には境内にあった仏塔が衝撃的だったな〜

これ、インドのストゥーパ(初期型の仏塔)にめちゃ似てる!!
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帰りに受付の方に聞いたら

先々代の住職がインドに行った際に影響を受け

インドの仏塔に忠実に造ったそうです

ストゥーパの前にあるのはトラーナと呼ばれる石の門

これも鳥居の原型と呼ばれているインドの神秘的な建造物です


あだし野念仏寺から先は茅葺の家屋が並び

さらに雰囲気が良くなります

このあたりは“鳥居本の町並み”と呼ばれていて

重要伝統的建造物保存地区に指定されています

渡月橋から徒歩圏内とは思えない落ち着きですね
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鳥居本っていうのはこの“愛宕(あたご)神社”の鳥居のこと

お正月に備えてしめ縄飾りの作業中でした
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ここまで進んだら折り返しです

さ晴寺
(ぎおうじ)

前に仕事で来たからスルーしようと思っていましたが

大覚寺で祇王寺共通券というのがあったのでついでに入ってきました♪

「平家物語」で知られる祇王・祇女(ぎおう・ぎにょ)

そして仏御前(ほとけごぜん)の悲しい物語が残るお寺です

ちなみにこの話しで悪いのはみんな平清盛です(笑)
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さすがに紅葉は見事に終わっていますね

もともと苔が有名なお寺ですが

落ち葉がすごくて苔が見えん・・・
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本堂にあたる草庵の前には綺麗な苔が見れるエリアもありました

この草庵は3代目の京都府知事

北垣国道(きたがきくにみち)氏の別荘の一部を寄付したもの
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コース外ですがこの祇王寺のすぐ横に

前から行ってみたかったスポットがあったので行ってみました

滝口寺
(たきぐちでら)
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この滝口寺は「平家物語」に出てくる

滝口入道&横笛の悲恋物語ゆかりのお寺として有名
(平安時代版・ロミオとジュリエット?)

さらに

ここにはねー

南北朝時代に足利尊氏と対立して越前で戦死した

新田義貞(にったよしさだ)の首塚があるのです

宝筐院と同じ時代なのでデザインが似ていますね

こっちの扉はどちらも新田家の家紋でした
(ちょっと寂しい・・・)
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境内の奥には静寂に包まれた草庵がひっそり建っていました
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祇王寺はたくさんの人で賑わっていましたが

こちらは誰ひとりおりません

なんという贅沢♪
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この滝口寺は

仏像や庭園を楽しむお寺ではなく

ゆったりと流れる時間を楽しむ

そんなお寺なのでした・・・


ってそんなまったりしている時間はないのですよ!!

この日はまだまだ行かなきゃいけない場所が山ほどあるのです

まったりするのは京都検定に合格してから♪

のお楽しみにとっておきたいと思います(笑)

京都散歩・コース40【大覚寺・宝筐院】

昨日は京都検定の試験だったわけですが

試験を2日後に控えたギリギリのお休みを利用して

土壇場のフィールドワークへ出かけていました!

試験前最後となる「京都散歩」の行先に選んだのはコース40

嵯峨野・大覚寺
〜小倉山麓の紅葉と大沢池畔の門跡寺院〜

いまさら嵯峨野かよ!!って感じですが

実は嵯峨野エリアは知っているようで知らないスポットが多いのです・・・

コース内容はこんな感じ

‐鐚筝寺
⇒邀措
F鸞艮
さ晴寺
イ△世渓酣以寺
κ筐院
Ю均攣
大覚寺


けっこうなボリュームでしょ・・・

今回はあとあとの行程を考慮して逆コースでまわるため

JR“嵯峨嵐山駅”からスタート!!

気合い入れすぎて8時くらいに着いてもーた・・・

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┻貂群絽羹蝓紳臻椹蛎膤仍

嵯峨天皇の離宮を寺に改めたのがはじまり

「御所」ってネーミングから分かる通り

皇室ともゆかりの深い門跡寺院です
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後水尾天皇から下賜された宸殿(しんでん)や

後宇多天皇が院政を行った正寝殿(しょうしんでん)

などなど見所満載!

平日の朝イチだったのでゆったり見学できました♪
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奥にある池は“大沢池(おおさわのいけ)”

歴代天皇はここに船を浮かべて月見を楽しんだそうです

さらに奥にある“名古曽(なこそ)の滝跡”も有名
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狩野派でも京狩野として活躍した

“狩野山楽(かのうさんらく)”の襖絵もみどころのひとつ

この“狩野山楽”は今回の京都検定2級の解答でも出ていました♪
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個人的には狭屋(さや)の間にあった

「野兎図」ってウサギの絵がツボでした

なんだか大久野島みたいでしょ(笑)
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ちなみに大覚寺はいけばな発祥の地とも言われていて

「いけばな嵯峨御流」の家元でもあります

これも2級の解答として出ていました♪

「狩野山楽」「大覚寺」

これで2点稼げた(笑)


Ю均攣
(せいりょうじ)

別名:嵯峨釈迦堂

清凉寺といえば“釈迦如来立像”

“清凉寺式”って言われるジャンルがあるほど有名ですからね

善光寺(長野県)の阿弥陀如来

因幡堂の薬師如来と並んで

日本三大如来のひとつです

“嵯峨大念仏狂言”

京都三大念仏狂言のひとつとして京都検定によく出ます

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お目当ての釈迦如来は期間限定拝観なのでこの日は拝めず・・・
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この清凉寺の門前にいくつか石碑が立っていますが

そのひとつに「源融公栖霞観地」と書かれた石碑があります

光源氏のモデルとも言われる“源融(みなもとのとおる)”

かつてこのあたりに彼の山荘(栖霞観)があったそうです
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まさかまさかですが

今回の2級の問題に

【問16】
清凉寺の前身となる寺院は棲霞寺であるが、誰の山荘を寺院にしたものか。
(ア)源融(イ)小野篁(ウ)菅原道真(エ)三善清行


って問題がありました

はい、これで3点ゲット♪


κ筐院
(ほうきょういん)

受付の雰囲気からして

写真目的の観光客にかなりうんざりしている様子ですね・・・

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撮影目的の人の拝観はお断り

って厳しい看板がありましたが

そりゃこれだけ綺麗だったら撮影したくなりますわな・・・

落ち葉の雰囲気も素敵ですが

これ、紅葉のピークの時はかなり絶景だったでしょうね
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でもねー

ここのメインはこれなんです

お墓!!

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2つの塔がありますが

向かって左が足利善詮(あしかがみつあきら)のお墓

向かって右が楠正行(くすのきまさつら)の首塚

楠と足利と言えば南北朝時代の敵同士

平安時代でいえば源氏vs平氏

幕末でいえば長州vs会津

って感じです


四条畷の戦いで楠正行は戦死しますが

その後、正行の人柄を聞いた善詮が正行のファンになり

自分が死んだら墓は正行の横に!

ってことでこのような祀られ方をしているそうです

実際に行ってみて驚いたのが

墓所の扉が片方が足利家

もう片方が楠家の家紋になっているではないですか!!

生前は敵同士だった家柄の家紋がひとつの墓所の扉として並んでいるんですよ!

なんという男の友情・・・(涙)

ま、先に亡くなった正行は迷惑がっているのかもしれませんが
(そんな夢がないこと言っちゃいけません)

いつか時代祭りで楠正行と足利善詮が一緒に行進できたらいいのにな〜

そんなマニアックな妄想をしながらお寺を後にしたのでした・・・

京都散歩・コース27【鷺森神社・赤山禅院】

コース27も残り2ヶ所となりました

曼殊院門跡のあと音羽川のそばを通るんですが

ここには“雲母坂”って京都検定でもよく出てくる有名な坂があります

“雲母坂”って読めます?

「うに坂」じゃないですよ(笑)

これで「きらら坂」って読みます

この坂は比叡山と京の都をつなぐ道

大河ドラマ「平清盛」で、比叡山の僧兵が

「強訴じゃ強訴じゃー!!」

って山から降りてくるシーンが何度か出てきまたが

このきらら坂を利用して行き来していたそうです
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鷺森神社
(さぎもりじんじゃ)

スサノオを祀る神社です

京都検定のテキストには載っていませんでした
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写真左下は“八重垣”と呼ばれる縁結びの石

写真右下は“御幸橋”

元々は修学院離宮の前に架かっていたそうで

かつて後水尾上皇も通ったことのある

由緒ある石橋なのでした
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このあと修学院離宮の前を通過

修学院離宮の参観は無料ですが

事前予約が必要です
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さぁいよいよ最後のスポットになりました!

Ю峪柿輝
(せきざんぜんいん)

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延暦寺の塔頭ですが、境内は

仏教と神道が入り乱れている印象を受けました

お参りも柏手を打っていいのやらダメなのやら?
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本殿横の狛犬がやたらデカいです(笑)
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赤山禅院は“都七福神めぐり”の札所でもあって

“福禄寿”を祀っています

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本当は都の鬼門除けとして拝殿の上に置かれた

「赤い猿の像」が見たかったんですが

他に気をとられて、すっかり忘れて帰ってしまいました・・・

↓あとで写真を見たらたまたま小さく映ってたけど(笑)

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これにてコース27も無事、明るいうちに終了♪

八瀬からスタートして今日もよく歩いた1日でした

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さて、いよいよ京都検定の本番まで1週間を切りました!

フィールドワークやブログの執筆に忙しくて

テキストを復讐する時間がほとんど取れないまま試験当日を迎えそうです・・・

京都散歩・コース27【圓光寺・曼殊院門跡】

今回のコース27は見所が7つもあるのでどんどん進みましょう!

ぴじ寺
(えんこうじ)

ここはかなり見ごたえあったな〜
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まず山門をくぐった先に雲海のごとく広がる庭園がインパクト大!

このうず渦巻き模様のお庭は

“奔龍庭(ほんりゅうてい)”と呼ばれる平成の枯山水

よく見ると龍の形をしているんですよ
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中門の先に広がるのは紅葉が見事な池泉回遊式庭園は

“十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)”
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栖龍池(せいりゅうち)と呼ばれる池は洛北最古の池だそうです
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こんなバエるお地蔵さんも・・・(笑)
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境内には先ほど金福寺で紹介した

“村山たか女”や徳川家康のお墓があります
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ここにも市街地を見渡せる丘がありました

このエリアは見た目は小さそうなお寺でも

奥行のあるのスポットが多い印象です
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ヒ惻豈〔臉
(まんしゅいんもんぜき)

三千院・青蓮院・妙法院・毘沙門堂とならび

天台宗五箇室門跡のひとつ

別名:竹内門跡

茶室“八窓軒(はっそうけん)”

“梟の手水鉢”

“黄不動”と呼ばれる密教絵画が有名
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なんかこのコースは同じような雰囲気のスポットが多くて

どこがどこの庭園かごちゃごちゃになってきたわ・・・

京都散歩・コース27【金福寺・八大神社】

さて一乗寺でラーメンを食べたあとは

曼殊院通を東へ進み白川通を横断

次のコースへ突入です

黄色く染まったイチョウ並木が綺麗ですね
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コース27

詩仙堂・曼殊院・修学院
〜山荘風情の寺、桂離宮の意匠が施された門跡寺院〜

コース内容はこんな感じ

ゞ睚〇
∋軅臚仮羯鎧
H大神社
ぴじ寺
ヒ惻豈〔臉
鷺森神社
Ю峪柿輝


白川通に大きく“狸谷山不動院”の看板がありますが
(平安京の鬼門守護)

このコース27には入っていないし

250段の階段もあるようなので

そのまま最初のスポットへ直行!!

ゞ睚〇
(こんぷくじ)
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与謝蕪村が松尾芭蕉を偲んで再興した

“芭蕉庵”(写真右下)が有名ですが

京都検定的にみると

このお寺は幕末に井伊直弼の隠密として暗躍した

“村山たか女(たかじょ)”ゆかりのお寺という点

歴史小説「花の生涯」のヒロインで

大河ドラマにもなった作品だそうです
(1963年に放映された第1回作品!)

明治150年にも関係あるし、試験に出そう♪

ちなみにお墓は近くの“圓光寺”にあります
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境内に小高い丘があって市街を一望することができました
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この周辺は小さい寺院が密集しているので

住宅街の中を歩く感じです
(東福寺界隈っぽい)
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途中で“双鳩堂(そうきゅうどう)”って茶店があって

ここでも“鳩餅”が売ってた(笑)

※三宅八幡宮のお店とは別ですが、材料や味はほぼ一緒だそうです
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∋軅臚仮羯鎧
(しせんどうじょうざんじ)

徳川家康に使えた武人

“石川丈山(じょうざん)”が文人となり

“凹凸窠(おうとつか)”と名付け隠居したのがはじまり

丈山は庭園もたくさん手掛けていますよね
(蓮華寺・渉成園・酬恩庵(一休寺)など)

ここはツアーで何度か来たことがあるので今回はスルーして・・・
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となりにあるスポットへ進みましょう

H大神社
(はちだいじんじゃ)

御祭神は武蔵ではなく

スサノオ&クシナダヒメご夫妻と

子どもの八王子命です
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宮本武蔵が吉岡一門と決闘する前に立ち寄ったと言われ

境内には決闘当時にあった

一条下り松(いちじょうさがりまつの古木や

武蔵の銅像が立っていたり

映画のポスターなどが貼られていました

京都散歩・コース32【蓮華寺・三宅八幡宮】

崇導神社から少し西側に歩いた場所にあるのが

∀_攣
(れんげじ)

応仁・文明の乱で荒廃したあと

加賀藩家老の今枝民部近義(いまえだみんぶちかよし)

祖父の重直(しげなお)を供養するために再興

石川丈山狩野探幽などが協力して作ったと言われる

池泉鑑賞式庭園

蓮華寺型灯籠で知られる紅葉の名所です

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池泉回遊式庭園ではなく

池泉鑑賞式庭園なので庭へは降りれませんでした(笑)
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でも書院の中から見る庭園は

絵画を見ているみたいでとっても素敵でしたよ♪
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早くもコース32の最後のスポットとなりました

〇安霹幡宮
(みやけはちまんぐう)

小野妹子が宇佐八幡宮を勧請したのがはじまりとか
(やっぱりこの辺りは小野氏ゆかりの場所が多いね)
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子どもの“かんの虫封じ”が有名で

願い事が書かれたよだれ掛けがたくさん奉納されていました
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八幡宮といえば

神使は“鳩”

名物も“鳩餅”(笑)

これを食べるのを楽しみにしていたんですが

まだ午前中だというのに売り切れていました

めっちゃショック・・・(泣)
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あと気になるポイントは・・・

境内に

“絵馬展示資料館”があります
(入ってないけど)

“市川団十郎”が寄与した井桁があります
(写真下)

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あと・・・

参道に馬に乗った武将の石像があります

ん〜なんかどこかで見たことがあるポーズ
(皇居前に同じような銅像がありますよね)
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これは誰かというと

“大楠公之像”
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そう、大楠公(だいなんこう)こと

“楠正成(くすのきまさしげ)”の像です

なんでこんなところに楠正成・・・

(そこは小野妹子やろ!)

とツッコミを入れたところで

これにてコース32を終了です

次のコースにむかうため再び“八幡前駅”から叡電に乗車

降りた駅は“一乗寺駅”

一乗寺といえば京都ではラーメン激戦区として有名なエリアです

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はじめて一乗寺エリアを歩きましたが

ラーメン屋だけじゃなく、ユニークなお店が多くて面白いな〜
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648471(むしやしない)

ってちょっと面白いネーミングのカフェがありました
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“むしやしない”って京都弁で“軽食”の意味です
(過去に京都検定で問われたこともありました)


このあと時間がないのでたまたま座れた

“珍遊”ってラーメン屋でランチにしたんですが

けっこう当たりでした♪

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周囲のお客さんのオーダーを聞いていると

「麺硬めで!」

「ネギ多めで!」

「スープ濃いめで!」


ってやたらこだわりのあるお客さんが多かったです(笑)

京都散歩・コース32【八瀬もみじの小径・崇導神社】

今日も京都検定のフィールドワークへ出かけてきました!

苦手な洛北エリアを歩こう!

第2日目です(笑)

今回はコース32

蓮華寺・八瀬
〜狛鳩の神社から比叡山の麓の紅葉名所へ〜

コース内容はこんな感じ

〇安霹幡宮
∀_攣
崇導神社
と瀬もみじの小径


前日に行った岩倉エリアのすぐご近所です

おけいはん(京阪電車)で終点の出町柳駅

そこから叡電(叡山電車)に乗って八瀬駅

本当は八幡駅からスタートですが

今回は逆コースで歩きたいのでゴール地点からスタートしました
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駅に着いてまず関西人なら思わず笑ってしまうのが

駅名が書かれた看板

「せ や」

(せや=関西弁で“そうだ”の意味)

みんなまずはこの看板の写真を撮っていました(笑)

せや 京都、行こか

みたいな?(笑)

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高野川を渡って少し歩くとケーブル八瀬駅に到着します

そこの横に広がるのが

と瀬もみじの小径
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山の斜面を利用した散策道で紅葉の名所になっているようです
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写真右下の塔は

平安遷都記念橖(とう)

平安遷都1100年を記念して建てた塔で

もともとは平安神宮の境内にあったそうです
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お次のスポットへは近道(国道357沿い)を使いました
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崇導神社
(すどうじんじゃ)

京都の3大怨念キャラと言えば

菅原道真・崇徳天皇・早良親王

だと勝手に思っているんですが

その早良親王を祀っている神社です


早良親王は別名:崇導天皇
(崇徳天皇とごっちゃりなりがち)

桓武天皇が早良親王の怨念を恐れて

早良親王が亡くなったあとに贈った追号が“崇導天皇”
(なので歴代天皇には数えません)

ちょっとマイナーなので境内には誰もおりませんでした・・・
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本殿の横には“小野神社”ってお社があります

このあたりはかつて渡来系の氏族

小野氏が勢力を伸ばしていた土地だそうで
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神社の裏山には小野妹子の子

小野毛人(えみし)の墓があるということで見に行ってきました
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距離はそんなにないんですが

道が険しいし

傾斜は急だし

途中で獣の顎の骨とか落ちてるし・・・

色々とハードな道のりでした・・・

小さい墓石がポツンとあるだけなんですが

京都市指定の史跡で

京都市博物館で保管されている墓誌は国宝です

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崇導神社は京都検定のテキストにも載っていないんですが

平安京の歴史を語る上で早良親王(崇導天皇)ははずせない人物

是非、八瀬近辺にお越しの際はこちらもご参拝くださいね

京都散歩・コース28【妙満寺・圓通寺】

さてさて、桓武天皇の結界のおかげで

今日も平和で過ごせていることに感謝したあとは

叡山電鉄・鞍馬線の線路の脇を通り次のスポットへ

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L満寺
(みょうまんじ)

実相院はさすがに人が多かったですが

ここまで来ると観光客がグッと減ってきます

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意外と広い境内に浮かびあがるインド風の仏塔が幻想的ですね
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本堂から見る比叡山も素敵です
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でも妙満寺で大事なのは本坊にあるお庭!

「雪の庭」

造ったのは松永貞徳(まつながていとく)

俳句の祖とも言われる人物です

この松永貞徳雪の庭

京都検定でよく出題されるので要チェック!
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清水寺の「月の庭」

北野の「花の庭」(現存せず)

と並んで

成就院“雪月花の三名園”として有名なので合わせて覚えたいですね


あと、関西の添乗員ならみんな知っているであろう

道成寺(和歌山県)の安珍・清姫のお話し

あの釣鐘があるのが、この妙満寺なんです!

宝物館(無料)にあるので是非見てみてください
(意外と小さかった・・・)

このあとちょっと徒歩移動が長くなるので

途中のコンビニで買ったおにぎりを頬張りながら移動
(今回は座って昼食を食べている余裕はないので・・・)

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ぴつ婿
(えんつうじ)

別名は“幡枝御所(幡枝離宮)”

京都検定では

“通称:○○御所”って呼ばれる寺院が良く出るんですよね
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サブリミナル効果で覚えよ(笑)
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この圓通寺といえば、庭園が特に有名

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遠くに見える比叡山を庭園内に取り込んでいる

“借景式庭園”のお手本みたいな庭園です

妙満寺よりさらに観光客が少ないので

心静かに庭園美を満喫できました♪
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大型バスの駐車場があったのでツアーで来る機会もあるかもしれませんね
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いやいや落ち着いて庭園を見ている場合じゃなかった

明るい内にコースを終えないと・・・

なんかまた不気味な道が続いてるし・・・
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最後のスポットへ向かう前に

“貴舩神社”“秋葉神社”って小さな神社がありました

江戸時代の画家

池大雅(いけのたいが)の生誕地らしいです

そういえば京都国立博物館

現在開催中の“京のかたな展”の前は

“池大雅展”でしたね
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写真左下の小さいお社が秋葉神社

この神社は京都を代表する漬物

“すぐき”の由来ともなった神社だそうです

このエピソードがなかなか興味深いお話しなので

興味のある方はググってみてください(笑)

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近くに深泥池地蔵ってお堂もありましたね

京都六地蔵めぐりの1つだそうです
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さてさて、いよいよコース28も最後のスポットです

タ偲ッ
(みぞろがいけ)

周囲1.5キロの小さい池ですが

氷河期の植物が現存し、国の天然記念物に指定されています
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ちょっと不気味な雰囲気でしょ

なんと京都散歩(ガイドブック)の解説にも

大蛇が住んでいたという伝説が残り、心霊スポットとしても有名

って書かれているほど有名な心霊スポットなんです!(笑)

いやいや、ガイドブックにサラッとそんなこと書かんでも・・・
(まぁ14万年前からここにある池ですからね)


これにてコース28は終了

ゴール地点は“深泥池バス停”

なんとか今回は明るい内にクリアできてやれやれです

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あ〜洛北エリアってまだ未開拓な場所が多いんですよね〜

なんとか京都検定の本番(12月9日)までに行かなくては・・・

京都散歩・コース28【実相院・岩座神社】

連休なのをいいことに

今日も張り切って京都検定のフィールドワークへ出かけてきました!

気合いだけは十分ですが

やらかしました・・・

9時にはスタート地点に着くつもりが

起きたら10時半でした!!(泣)

前日、夜中の3時くらいまでブログを書いていたんですよね

そのまま目覚ましをセットせずに寝てしまったようです・・・

急いで京都駅へ向かい

そこから地下鉄の“国際会館駅”

さらにそこから市バスを利用してスタート地点の

“岩倉実相院バス停”へ向かいます
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今回のコースは京都散歩でもまだクリアしていないコースが満載

洛北エリアのコース28

実相院・妙満寺・圓通寺
〜床に映える紅葉と新緑・比叡山を借景にした庭園〜

コースはこんな感じ

ー汰蟇
岩倉具視幽棲旧宅
L満寺
ぴつ婿
タ偲ッ


ー汰蟇
(じっそういん)

今年の春

京都ではやたらと新緑の“青もみじ”の観光を売り出していましたが

その青もみじスポットの中でもダントツ人気だったのがこの“実相院”

ピカピカに研かれた床に映る

“床みどり”を見に行くツアーもたくさん出ていました

行った添乗員からはお寺や駐車場がかなり塩対応

と聞いていたので気になっていたんですよね(笑)

駐車場は山門の目の前で便利ですが

台数が限られているので要予約

1台の滞在時間は30分がタイムリミットだそうです

まぁ周辺の道が狭いので市バスでも運転手さんが

“これから実相院入りまーす”

って無線で連絡を入れていたくらいですからね
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実相院は床に反射したモミジが有名ですが

室内からの撮影がNG

パンフレットにあるような床もみじは撮影できないんですよね・・・

写真右下の建物に開いた扉があるでしょ

床もみじはちょうどこの扉の室内から右手の紅葉を見ている構図です
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奥には“こころのお庭”という枯山水庭園がありました

2013年〜2014年にかけて市民参加で作庭されたお庭

珍しい木製のオブジェは波を現しているそうです
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この実相院は山門・客殿は大宮御所から移された立派なものだし

室内も狩野派の襖絵などが鑑賞できるので

小さいながらも満足感のあるお寺でした♪

そんな実相院のすぐ南側にあるのが

岩倉具視幽棲旧宅
(いわくらともみゆうせいきゅうたく)

岩倉具視といえば大河ドラマ“せごどん”

鶴瓶が演じていますよね!
(見たことないけど)

残っている写真がどれもふてぶてしいので

あんまりいいイメージはない人物です・・・


もともと尊王攘夷派だった岩倉具視

その後、公武合体派に転向したので尊王攘夷派から命を狙われます

最初は西芳寺(苔寺)の湘南亭に隠れ住んだそうですが

その後、この岩倉の地へ

この旧宅に西郷隆盛は来なかったんですが

坂本龍馬や大久保利通などは訪れたようです
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岩倉具視といえば京都の幕末を語る上では絶対にはずせない人物

今年の京都検定でも絶対にトモちゃん絡みの問題が出るやろな〜
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このあと次のスポットへ移る途中に気になる神社に寄ってみました

“岩座神社”
(いわくらじんじゃ)

実相院から少し北へ上がった場所にある神社です
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東社に八所明神
(岩座・新羅・八幡・山王・春日・住吉・松尾・加茂)

西社に十二所明神
(八所明神に加え、伊勢・平野・貴船・稲荷)

を祀っているそうです
(豪華すぎるやろ!)

他にも摂社に猿田彦社や天満宮などがあったんですが

東社の隣にあった“一言神社”の狛犬がめちゃキュートでした(笑)

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名前が“岩座(いわくら)”だし

ひょっとして例の桓武天皇が結界を張った4つの岩倉のひとつ?

って思ったんですが

実は北の岩倉はもう少し南に下がったところにあるようです・・・
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“山住神社”
(やまずみじんじゃ)

現在は岩倉神社御旅所ってポジションですが

ここが桓武天皇が平安京を守るために結界を張った4つの岩倉のひとつです

社殿などはなく岩が祀られているのみ

古代の信仰形式を現在に残している貴重な場所です
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桓武天皇が一切経を埋めた岩倉は東西南北4つありますが

現在でも岩が露出しているのはこの北の岩倉だけだそうです
(今にも崩れそうな場所なんですけど・・・)
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残る岩倉は東と南

ちなみに東は左京区にある“東岩倉山”

南は下京区にある“明王院不動寺”

興味はあるけど1人で行くのはちょっと怖いんだよな〜

京都七福神めぐりツアーみたいに

京都結界四岩倉めぐりツアーとかやらんかな・・・

京都散歩・コース22【法然院・銀閣寺】

哲学の道の中央エリアにはいくつか寺院が並んでいます
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“安楽寺(あんらくじ)”の門前は撮影ポイントとして人が集中していました

後鳥羽上皇の怒りをかって死罪になった法然上人の弟子

住蓮(じゅうれん)&安楽(あんらく)の供養のために建てられたお寺です
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流罪で済まされた法然上人

さっきの住蓮・安楽ゆかりの寺院がこちら

∨〜咳
(ほうねんいん)

弟子たちの安楽寺は有料ですが、こちらは境内無料
(さすが師匠!)

茅葺の三門がシブいですね〜♪
(さすが師匠!)
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山門をくぐると左右に砂が綺麗に盛られていました

“白砂壇(びゃくさだん)”と呼ぶそうです

水を意味する砂壇の間を通ることによって

心身を清めて浄域に入ることを意味しているんだとか

砂壇と落ち葉のコントラストが素敵でした
(さすが師匠!)
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この法然院は年に2回だけ期間限定で本堂を公開するそうです

公開日に是非また来てみたいです


さて、再び哲学の道へ戻りましょう

ちなみに哲学の道というネーミングは

京都大学の教授で哲学者だった

“西田幾多郎”がこの道でよく思索にふけっていたことに由来

哲学の道沿いにある石碑は西田幾多郎の歌碑です
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さて、約2キロにわたる哲学の道もいよいよ終盤

銀閣寺橋を渡ってお土産屋さんが並ぶ参道を進んだ先にあるのが
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6箜媚

正式名称は“慈照寺(じしょうじ)”

こんな人気スポットなのに

受付は一般も個人も一緒でした・・・
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境内は金閣寺同様に順路に沿って進んでいく感じです
(金閣寺ほどガッチリって訳ではないです)

シンボルの銀閣は観音殿と呼ばれる建物で

下層:心空殿(しんくうでん)・書院造り

上層:潮音閣(ちょうおんかく)・禅宗仏殿様式

銀閣寺といえば足利義政(8代将軍)が

足利義満(3代将軍)の金閣に憧れて造ったってイメージですが

実際に銀閣が完成したのは義政が亡くなった後だと言われています

池の名前は“錦池(きんきょうち)”

ちなみに

金閣寺の池は湖池(きょうこち)”

龍安寺の池は容池(きょうようち)”

この3つの池がややこしいんだ・・・
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円錐形の砂山は“向月台(こうげつだい)”

奥の波打った砂山は“銀沙灘(ぎんさだん)”

向月台は月の光の変化を楽しむためのもので

銀沙灘は無限の美を現しているのだとか
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写真左は銀閣寺型手水

写真右は国宝の“東求堂(とうぐどう)”
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庭園の奥は山の傾斜を利用した散策ルートになっていました
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頑張って100段近い階段を上ると見晴らしのいい景色が楽しめます
(ショートカットも可能)
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修学旅行生が多くて賑やかでしたが

バスガイドさんの説明もきけてラッキーでした(笑)

紅葉も綺麗でしたよ♪
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ちなみに観光バス駐車場はこんな感じでした
(広々なので安心ですね)
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さて、コース22最後のスポットは

で鮑斬質
(はくさそんそう)

明治16年生まれの日本画家(神戸生まれ)

橋本関雪(はしもとかんせつ)の記念館です

竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事し

南画的手法を加えた南画を確立したそうです
(さっぱり意味が分かりません・・・)
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関雪の作品だけでなく池泉回遊式庭園もあるそうですが

今回は早めに切り上げたいのでスルー

記念館の前にある

“銀閣寺前バス停”から市バスに乗ってゴールとしました

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まぁブログのボリューム的にもこれくらいが丁度いいのかな?

京都散歩・コース22【熊野若王子神社・大豊神社】

今日も懲りずに京都検定のフィールドワークに行ってきました

前日のコース44&43が精神的にも体力的にもかなりハードだったので

今回は王道コースをまったり歩いてきました♪

哲学の道・銀閣寺
〜疎水沿いに桜並木が続く人気の散歩道〜

コース内容はこんな感じ

〃野若王子神社
∨〜咳
6箜媚
で鮑斬質顱Χ極楷慇禝念館

銀閣寺を含め

全て初めて行く場所ばかりです(笑)

スタートは鹿ケ谷通の“宮ノ前町バス停”なんですが

せっかくなので地下鉄の“蹴上駅”で降りて

南禅寺や永観堂経由で最初のスポットへ向かいました

“南禅寺”

ここは水路閣を含め境内自体は無料

無料エリアでも十分に紅葉が楽しめますね♪
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永観堂の横にあるのが今回のコースの最初のスポットです

〃野若王子神社
(くまのじゃくおうじじんじゃ)

後白河上皇が熊野権現を勧請して建てられたと伝えられている神社です

京都市内には

■熊野神社(左京区聖護院)
■新熊野神社(東山区今熊野)
■熊野若王子神社(左京区若王子)


って似たような名前の神社があって

“京都の熊野三山”とか

“京都三熊野”などと呼ばれています

とっても小さな神社ですが

境内にある“恵比寿神社”のエビス像がめっちゃカッコいいので必見です♪
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熊野若王子神社はちょうど

“哲学の道”の南側のスタート地点

今回のコースはこの哲学の道界隈にあるスポットをめぐります
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途中に“大豊(おおとよ)神社”があったので寄ってみました

コース外ですが京都検定では常連の神社です
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本殿前の枝垂れ桜と枝垂れ梅に花がないせいか

なんかめっちゃザワザワした感じ(笑)

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写真左がスクナヒコ・応神天皇・菅原道真を祀る本殿なんですが

この大豊神社で人気があるのは本殿に向かって右奥にある

“大国社”

もちろん御祭神はオオクニヌシ

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この大国社の狛犬ならぬ

“狛ねずみ”が可愛いと人気なんです

古事記ではネズミがオオクニヌシを助けたってエピソードがあるんですよね
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同じく境内に“日吉社”“愛宕社”が並んで建っているんですが

ここでも狛犬の代わりに

日吉社には日吉社の神様の使いである

愛宕社は愛宕社の神様の使いであるトンビ

が置かれていました
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犬・ネズミ・猿・トンビ

これだけバラエティに富んだ神使が集まる神社も珍しいですね(笑)
(たしか境内にヘビの像もあったような)

あと大豊神社は椿でも有名だそうですよ
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このあと再び哲学の道へ戻り次のスポットへ
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今日は人も多い怖い場所もないので安心して歩けます♪

京都散歩・コース43【正法寺・金蔵寺】

コース43の 銑い呂曚榮韻絃貊蠅覆里念榮阿便利♪

だ桔〇
(しょうぼうじ)

大原野神社の前の赤い橋(極楽橋)を渡った先にあります
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さまざまな動物を見立てた石が並ぶ

“鳥獣の石庭”が有名
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解説が置いてありましたが

ん〜よくわからん・・・
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ここのお寺は規模は小さいですが

大きな目が外国人ぽい“走り大黒天”

ポーズがユニークな烏枢沙摩(うすさま)明王”

などなど珍しい仏像がたくさん見られて大満足でした♪
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さて、このあと最後のスポットへ向かうんですが

ここだけポツンと離れているんですよね

再度、京都第二外環状道路をくぐり山手へ進みます
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里山の風景がのどか♪

というより

どことなく不気味に感じるのは

急に崩れてきた天気のせいでしょうか・・・
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なかなか着かないし心配になってきた・・・

ようやく看板を見つけるも

あと1.4キロ・・・

この1・4キロは永遠のように長く感じるのでした・・・
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ほんとにあと1・4キロ?

ずっと同じような景色なんですけど・・・

ようやく看板を見つけるも

あと900m・・・

この900mも永遠のように長く感じるのでした・・・
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ようやく何やら参道らしき分岐点に差し掛かりました
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この先、これまで以上に山の中を進みますが

台風21号の影響か、めっちゃ崩れていました・・・

写真じゃ伝わらないと思いますが

雰囲気が色んな意味でめっちゃヤバかったです・・・

ずっと背筋がゾワゾワしていました・・・

この先にお寺があるようには全然思えません・・・

正直このとき半泣きでした・・・(泣)
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絶望と恐怖とここまでずっと坂道で体力も消耗する中

ようやく山門が見えてきましたよ!!

ほんとにお寺があったことに感激です(涙)

ザ眤∋
(こんぞうじ)

受付終了が16時半なのでここまで汗だくで走ってきましたが
(ただたんに怖かったのもあります)

山門には誰もおりませんでした・・・

入山料300円は各自箱に入れて下さいってことです・・・
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山門をくぐってもまた階段
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さらに本堂までまた階段

ほんまにしんどいんですけど・・・

しかも途中はパラパラ小雨だった雨が

本堂に着いたあたりで本格的に降ってきました(泣)
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でも紅葉が雨に濡れて艶がでて

それはそれで綺麗でした♪
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夕方のおつとめでしょうか

本堂の奥からはお坊さんのお経(声明?)が聞こえてきて

なんともいえない幻想的な時間が流れていました
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このままぼーっとしていたいけど

急いで戻らないと日が落ちる!!

あの道を暗い中歩くなんて絶対ムリ!!

途中、何度も振り返りながら

再び半泣きになり

逃げるように山を下ったのでした・・・
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コース43のゴールは“南春日町バス停”ですが

とてもじゃないけどここからは遠すぎる
(しかも1時間に1本程度)

たまたま住宅街にポツンと

“長峰”ってバス停があって

時刻表を見ると25分後に

阪急桂駅行きのバスがくるようです

※ちなみにこのバスは数時間に1本程度の超貴重なバスでした
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バスを待っている間に周囲は真っ暗に・・・

寒いし雨も止まないので

電話ボックスで雨宿り・・・

バスが見えたとき

ほんと嬉しくて泣きそうになりました(泣)
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なんだか知らない国の知らない街で迷子になったかのような

とても不安な気持ちでコース43を終了したのでした・・・


最初のコース44が短かったとはいえ

最後がほぼトレイルランニング状態だったので

やっぱり万歩計は2万歩を越えていましたね
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そして家に帰ってから気がついて

再度背筋が凍ったことがあります

京都散歩の解説で金蔵寺を

“西の岩倉”って書いてあったのが気になって

前に読んだ

「魔界都市・京都の謎って本を開いてみたんですが

この“金蔵寺”って桓武天皇が平安京を造った際

怨霊から平安京を守るため

東西南北に結界として置いた磐座(岩倉)の

“西の岩倉”のことでした!!

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あの本堂は古代祭祀場であった巨大な岩の上に建っていて

その岩の下には一切経が埋められているそうです
(後からみたら京都検定のテキストにも載ってた)

ん〜怖いけど

こーゆーネタ嫌いじゃないんですよね

よし、残りの3つの磐座も見に行くか!(笑)

京都散歩・コース43【大原野神社・勝持寺】

サクっとコース44を終えたあとは

そのまま歩いてコース43に突入です

大原野
〜山里風景の中に建つ桜と紅葉の寺〜

コース内容はこんな感じ

‖膰玉鄂声
⊂〇寺
J菩堤院願徳寺
だ桔〇
ザ眤∋


けっこうなボリュームです・・・

コース44の十輪寺のあと

京都第二外環状道路の下をくぐり大原野エリアへ

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途中に

“大歳(おおとし)神社”って神社がありました

今年で創建1300年という由緒ある神社のようです
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ってコース外のスポットに寄り道している時間はないんだった・・・

のどから里山風景を進み最初の観光スポットへ
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‖膰玉鄂声

キーワードとしては

■創建は桓武天皇の皇后
藤原乙牟漏(ふじわらのおとむろ)

■応仁の乱後、後水尾上皇が再建
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■春日大社の神霊を勧請しているので随所に春日大社っぽさがある
(社殿も春日造り)
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■参道にある“瀬和井(せがい)”って清水は大伴家持が愛飲
(清和天皇の産湯に使用したとも)
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ここも紅葉が綺麗だった〜

特に池の周辺がめちゃ綺麗でした♪
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このあと境内の竹林から次のスポットへ

この竹林の道がけっこう勾配もあって大変です
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⊂〇寺
(しょうじじ)

たしなみキーワードは

■別名:花の寺

■「平家物語」で有名な“西行法師”が出家したお寺

■創建は役行者
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■写真左の“西行桜”も有名(現在は三代目)
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瑠璃光殿に安置してある仏像群が見応えがありますが

ここも境内も紅葉が見事でした♪
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この勝持寺のすぐ上にあるのが

J菩堤院願徳寺
(ほうぼうだいいん・がんとくじ)

有名な如意輪観音半跏像があるそうですが

仏像見るだけで400円か・・・
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スルー・・・

京都散歩・コース44【十輪寺】

三鈷寺の横の山道を下ってくると

行きにバスで通った道路に出ました
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“よしみね乃里”って売店兼食堂があったので

こちらで急遽ランチタイム♪

ここを逃したら次どこでランチが食べられるか心配だったので・・・

周囲に飲食店がないのでかなり混み合っていまいした

オーダーしたのは“とろろそば”

美味しかったけどこれで920円か・・・

隣で食べていた観光タクシーの運転手さんがお客さんに

「この店は(商売になるのは)

竹の子と松茸の季節だけですからねー」


ってでっかい声で説明してた(笑)
(空気のよめないヤツです)
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このあとバスで来た道を“小塩バス停”まで引き返します

十輪寺
(じゅうりんじ)

京都検定でもよく出てくるお寺です

在原業平が晩年を過ごしたので別名を

“なりひら寺”といいます

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写真左:業平の墓所
写真右:業平が塩焼きを楽しんだ塩竃の跡
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こちらも境内の紅葉が綺麗でした♪
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本堂の屋根のカタチがお神輿みたいで丸っこいのが特徴的ですね
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“三方普感(さんぽうふかん)の庭”

と呼ばれる庭もちょっと変わっていて

寝転がってみることを推奨している面白い庭園です♪
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写真左:通常の視線
写真右:寝転がっての視線
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ん〜違いがよくわかんないです・・・(笑)

桜が咲いていないとダメなんですかね?

さて、これにてコース44は終了

十輪寺の前にある小塩バス停がゴール地点なんですが


もちろんこれだけでは帰りませんよ

このまま次のコースへ突入です!!

京都散歩・コース44【善峯寺・三鈷寺】

おとついまで1泊2日で京都

昨日まで日帰りバスツアーで京都

に行っていましたが

お休みの本日も京都

に行ってきました(笑)

今日歩いてきたのは京都散歩のコース44

善峯寺・十輪寺
〜京都市街の眺めもいい松の寺〜

コースはこんな感じ

〜永寺
∋宛攣
十輪寺

歩く時間35分
歩く距離2.1km

数字だけ見たらお手軽コースっぽいですが

京都散歩史上最高にハードな1日となったのでした・・・


スタート地点は“善峯寺バス停”

JR向日町駅からJRバスで向かうんですが

本数が少ない駅前は小さいコンビニ程度なので要注意です
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〜永寺
(よしみねでら)

西国十ヶ所霊場巡りの第20番札所です

バスに揺られること約35分

善峯寺は前に仕事で来たことはあったので覚悟はしてきたけど

山門まで勾配が急な坂が続くのでめっちゃしんどい・・・
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このあたりは竹が有名なので柄杓まで竹でした

桂昌院が再興したとあって

境内は“お玉ちゃん”こと桂昌院にちなんだモノが多いんですが

本堂に置いてあった“お守り納めどころ”もそのひとつ

中央の玉はお玉ちゃんにちなんでお玉(笑)

周囲のワンコは桂昌院の息子

徳川綱吉のニックネーム

“犬公方”にちなんでるのかな?

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薬師堂の前には“けいしょう殿”ってお堂があって

お玉ちゃんと仔犬の像が置かれていました

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善峯寺のキーワードで桂昌院と並んで押さえておきたいキーワードは

樹齢600年以上の“遊龍(ゆうりゅう)の松”

全長37mで日本一の松と呼ばれています

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境内の紅葉がめっちゃ綺麗でしたよ

永観堂も見事だったけど、個人的にはこっちの方がおススメ

標高が高いから東山界隈の寺院にはない開放感があるし

境内が広いので色んな角度から紅葉を楽しむことができます

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個人的に一番気に入ったのが

薬師堂の裏の池周辺の紅葉
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文殊寺宝館の前の踊り場もオススメポイント

寺宝館が無料なのも嬉しいです♪
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善峯寺は見どころはたくさんあっていいんですが

パンフレットの地図では[あ・い・う]で表示されているのに

現場の看板では[ Ν◆Ν]って表示なんですよね

リンクしてあったらもっと歩きやすいと思うんですが・・・

∋宛攣
(さんこじ)

善峯寺の北門を出てすぐの場所にあります
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この北門の回転扉は三鈷寺側からは開かないので

再び善峯寺の境内に戻ってくる場合はインターホンを押して開けてもらいます
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本堂と客殿で500円なですが

全然人もいないし時間もないのでスルー・・・
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このあと善峯寺の境内には戻らずに山道を下ります
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今日は夕方から雨の予報なんですよね

なんとか雨が降る前にコースを終えなければっ!!

京都散歩・コース18【豊国神社・方広寺】

智積院で受付のお姉さんの笑顔と紅葉に癒されたあとは

いったん京都国立博物館のある七条通を引き返します

現在、京都国立博物館では

「京のかたな展」が開催されているので

博物館周辺は刀剣女子で賑わっていました(笑)

“京都国立博物館・明治古都館”と言えば

設計は“片山東熊(かたやまとうくま)”で明治28年建設

奈良国立博物館や東京国立博物館も東熊の設計です
(ちなみに片山東熊は元長州藩士で奇兵隊出身)
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七条通の大仏前交番の角を曲がった先にあるのが
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ニ国神社
(とよくにじんじゃ)

豊国ってことは

そう、豊臣秀吉を祀っている神社です

大阪城や宮島にも同じく豊臣秀吉を祀った

“豊国神社”がありますが

豊国と書いて“ほうこく”“とよくに”って読み方が違ってややこしいですが

どっちでもいいみたいです(笑)

手水舎にも豊臣家の家紋が入っていてカッコいいですね
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本殿の唐門は伏見城の遺構で国宝

両脇にはひょうたん型の絵馬がたくさん奉納されていました
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その豊国神社の横にあるのが

κ広寺
(ほうこうじ)

かつて豊臣秀吉はこの地に高さ19mの木造の大仏

そして大仏を安置するための大仏殿を建てたそうです

現在、大仏殿も大仏も残っていませんが

本堂と鐘楼が寂しそうに建っています
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この鐘楼に吊るされた梵鐘

大坂の陣のきっかけになったことであまりにも有名です

梵鐘に刻まれた「国の部分

これ何気に家康の文字をまっぷたつにしてるやないけ!!

あと「君臣豊楽」

これって豊臣家がめちゃんこ楽しそうな雰囲気やん!!

ってことで徳川家康からケンカ売られたってやつです
(子どもか!!)
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境内の裏手には“方広寺大仏殿跡”って広場が残っていました
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このあと大和大路通を北上

このあたりの立派な石垣は

豊臣秀吉が大仏殿を造る際に各武将に命じて築かせた石垣の遺構です
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コース18最後のスポットは

Р楼羇下]叉念館
(かわいかんじろうきねんかん)

陶芸家・“河井寛次郎”の記念館です
(料金:900円)

受付が16時半までなので余裕で閉まっていました・・・
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この記念館の近くに

“市川屋珈琲”ってオシャレなカフェがありました

最近若者を中心に人気があるそうです
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さて、これにてコース18は終了

ゴールは東大路通の“馬町バス停”

石垣の裏にある立派な建物は京都のラグジュアリーホテル

“フォーシーズン京都”

一度こんなところに泊まってみたいな〜♪

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実はこのあとは市バスには乗らず

歩いて河原町方面へ向かいました

五条大橋の西詰には“扇塚”って小さい石碑があります

かつてこの界隈には扇屋が多かったそうです
(京都検定でも出題あり)
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木屋町通の五条〜四条間って落ち着いた雰囲気で好きだな〜
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この日は午後からの京都散歩だし

1本しかコースも歩かなかったんですが

なんやかんやで万歩計は2万歩を越えていました(笑)
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京都散歩はエクササイズ代わりにもなるかも♪
旧プロフィール



フナッシュ

現役添乗員のフナッシュです
添乗員という仕事を通して添乗員業界、観光業界、そして世の中をもっともっと明るくしたい!!そんな熱い思いで絶賛更新中っ!
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【フナッシュ】
このブログを書いてる人。京都生まれで京都在住

【YOC】
フナッシュが隊長を務めるアウトドアサークル。かなり不定期で活動中
入隊随時募集中(笑)

【センダー(センディング)】
ツアーの集合場所でお客様の誘導や添乗員のフォロー、チェックインなどを行う業務

【連添】
添乗から帰ってきた翌日にまた添乗に出ること
“北海道から帰ってきた翌日に沖縄”
“国内添乗から帰ってきた翌日に海外添乗”
なんて場合も・・・