先日の“はぎつわ”ツアーの2日目に行った岩国の錦帯橋(きんたいきょう)
橋を渡り終えると観光客は吉香公園をブラブラしたり、白ヘビを見たり、ロープーウェイに乗って岩国城へ散策しに出かけますが…
橋を渡ってすぐ左手にある“岩国石人形ミニ資料館”はスルーしちゃう人が多いんですよね
皆さん、“岩国石人形”って知っていますか?
人形と言っても、人間が作った人形ではなく
“ムシ”が作った人形なんです(笑)
錦帯橋の下を流れる錦川の川底には“ニンギョウトビケラ”という虫の幼虫が住んでいます
写真左下が幼虫、右下が成虫です
で、この幼虫が川の小石を粘液でくっつけて巣を作り、川底の岩なんかにへばりつくそうなんです
←これが、そのニンギョウトギケラが作った天然の人形石
岩にたくさんの小石が付着してるのがわかりますか?
この天然の人形石を七福神や大名行列などに見立てて加工したのが日本の三大珍品玩具のひとつ
“岩国石人形”なんです
この資料館では、そんな岩国石人形の文化を後世に伝えていくための施設
貴重な資料の展示から販売も行っています
大きなモノから250円くらいの小さなモノまで種類は様々
資料館のご主人がめちゃ物腰のやわらかい方で、とっても親切に石人形についてお話してくれます
夏になると川に入って自分で石人形を採取したりすることもできるそうですよ
錦帯橋の観光の際は是非、岩国の石人形の歴史にも触れてみてくださいね
■岩国石人形資料館(ホームページ)











