皆さんは“秦氏(はたし/はたうじ)”
という人物をご存知でしょうか?
秦氏は古代に日本へ渡ってきた渡来系の氏続で
日本に養蚕・雅楽・能・治水(土木)・酒造り
など、高度な技術を伝えたという技能集団
日本の神社の大半を占める神社
稲荷神社・八幡神社も創建には秦氏が関わっています
とんでもないほど日本に影響を与えた氏族なのに
どこから来て、どこへ消えたのか議論が分かれる謎多き秦氏
秦氏が拠点とした場所は日本各地にありますが
一番よく知られているのは京都
秦氏で一番有名な“秦河勝(はたのかわかつ)”が建立した
“広隆寺”はあまりにも有名です
地名もそのまま“太秦(うずまさ)”ですからね
さて、前置きが長くなりましたが
そんな秦氏ゆかりの地名“太秦”
実は大阪にもあったのです!!
それも寝屋川に!!
以前から秦氏には興味があったのに
こんな近くに秦氏ゆかりの
しかも“太秦”って地名があるとは!!
気になるのでさっそく行ってきました
向かった先は“JR寝屋川公園駅”
(旧・東寝屋川駅)
個人的に寝屋川と言えば“京阪”ってイメージですが
JRの駅もあったんですね(笑)
さっそく駅の行先案内に
“太秦”って文字が書かれていて
めっちゃテンション上がるやん!
でも、まずは西出口ではなく
表玄関(?)の東出口へ進みます


“ねや川文化と歴史のみち”と書かれた地図がありました


ちなみにこのちょっと怖い女性の石像は
寝屋川・交野地方にゆかりの伝説が残る
“はちかづき姫”がモチーフ
イメージキャラクターにもなってるようです
(知らんけど・・・)


こんなお話しです↓
表玄関ゆーてもこんな感じ
コンビニもないやん・・・

駅前にコンビニはないですが
駅の目の前にあるセンタープラザ内には
“寝屋川市立埋蔵文化財資料館”があります
この周辺の遺跡で発掘された土器など
埋蔵品が時代毎に分かりやすく展示されています


寝屋川って以外と遺跡が多いんですね


入館無料ですが月曜と火曜が休館日なのでご注意ください


資料館をあとにして、打上公園方面へ進みます
団地の間の細い道を進み、小高い丘を登ると
“打上神社展望台”がありました


展望台のうしろが
“高良神社(打上神社)”
寝屋川で一番高台にある神社だそうです
創建の年代は不明で主祭神は“武内宿禰”


この神社から山の中に少し入ると
石槨(せっかく)が露出した古墳が鎮座していました
“石宝殿古墳(いしのほうでんこふん)”
誰のお墓かは不明ですが
北河内唯一の古墳時代終末期に属する古墳だそうです


前面に大きな石が平行に置かれた構造は
全国的に見てもかなりレアだそうです
石槨とは石棺を入れる外箱のようなものだそうですが
この石槨、棺を入れる空間が狭くない?
と思ったら
この時代には既に日本では火葬が行われていて
実際にこの古墳のそばで骨が入った金の壺が発見されたそうです
ひょっとしたら秦氏の誰かのお墓かもしれませんね


入口部分には扉の跡が残っているのがハッキリわかります
このような石槨も珍しいそうですよ
さて、JR寝屋川公園駅より東側の散策はこの辺で終了し
今度は駅の西側(京阪方面)を歩きましょう

途中、第二京阪の上を越えるんですが
ここにも“大尾遺跡(弥生時代の方墳)”や


“高宮遺跡(古代の大型建物跡)”などの史跡が展示されていました


なんなんだ寝屋川市
めっちゃ史跡あるやん!!
古代の歴史ロマン
そして秦氏の足跡をめぐる旅はまだまだ続くのでした・・・
という人物をご存知でしょうか?
秦氏は古代に日本へ渡ってきた渡来系の氏続で
日本に養蚕・雅楽・能・治水(土木)・酒造り
など、高度な技術を伝えたという技能集団
日本の神社の大半を占める神社
稲荷神社・八幡神社も創建には秦氏が関わっています
とんでもないほど日本に影響を与えた氏族なのに
どこから来て、どこへ消えたのか議論が分かれる謎多き秦氏
秦氏が拠点とした場所は日本各地にありますが
一番よく知られているのは京都
秦氏で一番有名な“秦河勝(はたのかわかつ)”が建立した
“広隆寺”はあまりにも有名です
地名もそのまま“太秦(うずまさ)”ですからね
さて、前置きが長くなりましたが
そんな秦氏ゆかりの地名“太秦”
実は大阪にもあったのです!!
それも寝屋川に!!
以前から秦氏には興味があったのに
こんな近くに秦氏ゆかりの
しかも“太秦”って地名があるとは!!
気になるのでさっそく行ってきました
向かった先は“JR寝屋川公園駅”
(旧・東寝屋川駅)
個人的に寝屋川と言えば“京阪”ってイメージですが
JRの駅もあったんですね(笑)
さっそく駅の行先案内に
“太秦”って文字が書かれていて
めっちゃテンション上がるやん!
でも、まずは西出口ではなく
表玄関(?)の東出口へ進みます


“ねや川文化と歴史のみち”と書かれた地図がありました


ちなみにこのちょっと怖い女性の石像は
寝屋川・交野地方にゆかりの伝説が残る
“はちかづき姫”がモチーフ
イメージキャラクターにもなってるようです
(知らんけど・・・)


こんなお話しです↓
表玄関ゆーてもこんな感じ
コンビニもないやん・・・

駅前にコンビニはないですが
駅の目の前にあるセンタープラザ内には
“寝屋川市立埋蔵文化財資料館”があります
この周辺の遺跡で発掘された土器など
埋蔵品が時代毎に分かりやすく展示されています


寝屋川って以外と遺跡が多いんですね


入館無料ですが月曜と火曜が休館日なのでご注意ください


資料館をあとにして、打上公園方面へ進みます
団地の間の細い道を進み、小高い丘を登ると
“打上神社展望台”がありました


展望台のうしろが
“高良神社(打上神社)”
寝屋川で一番高台にある神社だそうです
創建の年代は不明で主祭神は“武内宿禰”


この神社から山の中に少し入ると
石槨(せっかく)が露出した古墳が鎮座していました
“石宝殿古墳(いしのほうでんこふん)”
誰のお墓かは不明ですが
北河内唯一の古墳時代終末期に属する古墳だそうです


前面に大きな石が平行に置かれた構造は
全国的に見てもかなりレアだそうです
石槨とは石棺を入れる外箱のようなものだそうですが
この石槨、棺を入れる空間が狭くない?
と思ったら
この時代には既に日本では火葬が行われていて
実際にこの古墳のそばで骨が入った金の壺が発見されたそうです
ひょっとしたら秦氏の誰かのお墓かもしれませんね


入口部分には扉の跡が残っているのがハッキリわかります
このような石槨も珍しいそうですよ
さて、JR寝屋川公園駅より東側の散策はこの辺で終了し
今度は駅の西側(京阪方面)を歩きましょう

途中、第二京阪の上を越えるんですが
ここにも“大尾遺跡(弥生時代の方墳)”や


“高宮遺跡(古代の大型建物跡)”などの史跡が展示されていました


なんなんだ寝屋川市
めっちゃ史跡あるやん!!
古代の歴史ロマン
そして秦氏の足跡をめぐる旅はまだまだ続くのでした・・・