はい、このタイトル見てこの曲をイメージした人は
同世代ですね(笑)
7月22日、祇園祭(後祭)の宵山へ行ってきました
まずは錦市場の近くにある
“マリータ”ってピッツェリアでランチ
ちょうど2年前の祇園祭で友人から教えてもらったお店です

窯焼きの本格的なピザがリーズナブルに食べれるお店
営業時間も短く、席数も少ないので
並ぶのは覚悟です
並ぶのが苦手な私も
この日はどうしてもピザが食べたくて10分くらい並びました


マルゲリータ(ドリンク付き)1000円
立地もいいのにこの価格は嬉しい♪

さて、食後は11基の山鉾をめぐります
今回は4年ぶりの通常開催ということで
昨年は公開していなかったご神体も見れるようです
まずは蛸薬師通りの“橋弁慶山”
もちろんご神体は弁慶と牛若丸


お次は六角通りの“浄妙山”
テーマは平家物語の宇治川合戦
ご神体は筒井浄妙と一来法師


山鉾巡行当日は
めちゃアクロバティックな態勢で巡行します(笑)

烏丸通りの“鈴鹿山”は会所が閉まってた・・・
どちらにしてもこちらは会所内でのご神体の撮影不可
ちなみにご神体は“瀬織津姫”です

室町通りには3基の山が並びます
“役行者山”
ご神体は主役の“役行者”の左右に
“一言主神”と“葛城神”
大峰山と葛城山に橋を架けようとした故事が題材


“黒主山”
ご神体は“大伴黒主”
謡曲「志賀」がテーマ


“鯉山”
ここは懸想品が豪華絢爛で人気
会所にはいつも列ができています




ベルギー・ブリュッセルで作られたタペストリー
昨年は公開を中止していました


左甚五郎作と伝わる木彫りの鯉はいつみても見事です
山に乗っていた神社は八坂神社
鯉が滝を登ると龍になる
「登竜門」を題材とした山です
なのでご神体は鯉
と思いきや
八坂神社の“スサノオ”だそうです
(そっちがご神体だったのか!)


お次は三条通りへ
昨年196年ぶりに巡行に復活した“鷹山”
ご神体は“鷹遣”こと
在原行平(左)
粽を手に持つ“樽負”(中央)
狩猟犬を連れている“犬遣”(左)


お次は新町通りへ
通りには4基の山鉾が並びます
まずは“八幡山”
鯉山同様、懸装品の展示は有料級


ご神体はもちろん“八幡神”
石清水八幡宮から勧請
黄金の社殿の中の黄金の厨子に入るのは
運慶作と伝わる応神天皇の騎馬像
巡行寺は見れない貴重な仏像です


宵山の会所飾りは新旧の懸装品
両方が展示されている場合があります
八幡山の鳥居に乗る鳩もそのひとつ


古い鳩は左甚五郎作と伝わっているそうです

そのまま新町通りを南下します
この通りは高張提灯が並んでいるので
お祭り雰囲気を盛り上げてくれます


八幡山より南には“北観音山”と“南観音山”
鉾のように見えますが
屋根に松が立っているので山です
山の中でも鉾みたいなカタチの山は
“曳山(ひきやま)”と呼ぶそうです


それに対し人が担いでいるようなカタチの山は
“舁山(かきやま)”です
(実際に昔は担いでいたそうです)


北観音山の会所飾りも山への搭乗も関係者のみ
南観音山は会所飾りも山への搭乗もできますが
1000円をお支払い頂きます(笑)
どちらもご神体は
“柳谷観音”と“韋駄天”
南観音山は夜中に柳谷観音を台車に乗せて町内を駆け抜ける
“あばれ観音”って神事があるんですよね
一度見てみたいものです・・・
新町通りの一番南に鎮座するのは“大船鉾”
メインのご神体は“神功皇后”
こちらは別途500円で
会所飾りとご神体の神功皇后が拝観でき
さらに鉾にも上がれるコスパ最強な鉾でございます


神宮皇后にお供した
“住吉明神”と“鹿島明神”と“安曇磯良神”
の3柱もご神体
(船鉾と同じメンバー)
こちらは無料で拝観できます
ちなみに大船鉾って舳先に龍頭が付いているイメージですが
これは1年ごとに置き換えられる飾り


今年は大金幣が付いていました

最後は四条通りの御旅所でお神輿をお詣りして帰りました
八坂神社のお神輿は3基

屋根が八角形の西御座
スサノオとクシナダ姫の子ども
八柱御子神がご神体
八柱御子は八王子とも呼ばれ
東京・八王子の由来にもなっています

屋根が四角形の東御座
ご祭神はクシナダヒメ
スサノオがヤマタノオロチ退治をした時に結ばれたお姫様です

六角形の屋根の中御座
祇園祭の主役である“スサノオ”が乗っております

この日の様子はこちらの動画でまとめていますので
ぜひ、来年の祇園祭のタビトレ用にご覧ください
さて、お祭りって花火や山車など
派手なイベントに目がいきがちですが
お祭りの本来の主役はお神輿
普段は神社に鎮座している神様を神輿に移し
氏子さんたちがワッショイワッショイって町内を担いでまわり
神様のご機嫌をとって、五穀豊穣や疫病退散を祈るのが目的です
祇園祭も本来のメインは宵山でも山鉾巡行でもなく
神輿渡御ということです
17日の山鉾巡行のあと
八坂神社から御旅所まで神輿渡御(神幸祭)が行われ
24日の山鉾巡行のあと
御旅所から八坂神社まで神輿渡御(還幸祭)が行われます
自慢じゃないけど私
どっちも見たことはありません(笑)
祇園祭も奥が深いわ・・・
同世代ですね(笑)
7月22日、祇園祭(後祭)の宵山へ行ってきました
まずは錦市場の近くにある
“マリータ”ってピッツェリアでランチ
ちょうど2年前の祇園祭で友人から教えてもらったお店です

窯焼きの本格的なピザがリーズナブルに食べれるお店
営業時間も短く、席数も少ないので
並ぶのは覚悟です
並ぶのが苦手な私も
この日はどうしてもピザが食べたくて10分くらい並びました


マルゲリータ(ドリンク付き)1000円
立地もいいのにこの価格は嬉しい♪

さて、食後は11基の山鉾をめぐります
今回は4年ぶりの通常開催ということで
昨年は公開していなかったご神体も見れるようです
まずは蛸薬師通りの“橋弁慶山”
もちろんご神体は弁慶と牛若丸


お次は六角通りの“浄妙山”
テーマは平家物語の宇治川合戦
ご神体は筒井浄妙と一来法師


山鉾巡行当日は
めちゃアクロバティックな態勢で巡行します(笑)

烏丸通りの“鈴鹿山”は会所が閉まってた・・・
どちらにしてもこちらは会所内でのご神体の撮影不可
ちなみにご神体は“瀬織津姫”です

室町通りには3基の山が並びます
“役行者山”
ご神体は主役の“役行者”の左右に
“一言主神”と“葛城神”
大峰山と葛城山に橋を架けようとした故事が題材


“黒主山”
ご神体は“大伴黒主”
謡曲「志賀」がテーマ


“鯉山”
ここは懸想品が豪華絢爛で人気
会所にはいつも列ができています




ベルギー・ブリュッセルで作られたタペストリー
昨年は公開を中止していました


左甚五郎作と伝わる木彫りの鯉はいつみても見事です
山に乗っていた神社は八坂神社
鯉が滝を登ると龍になる
「登竜門」を題材とした山です
なのでご神体は鯉
と思いきや
八坂神社の“スサノオ”だそうです
(そっちがご神体だったのか!)


お次は三条通りへ
昨年196年ぶりに巡行に復活した“鷹山”
ご神体は“鷹遣”こと
在原行平(左)
粽を手に持つ“樽負”(中央)
狩猟犬を連れている“犬遣”(左)


お次は新町通りへ
通りには4基の山鉾が並びます
まずは“八幡山”
鯉山同様、懸装品の展示は有料級


ご神体はもちろん“八幡神”
石清水八幡宮から勧請
黄金の社殿の中の黄金の厨子に入るのは
運慶作と伝わる応神天皇の騎馬像
巡行寺は見れない貴重な仏像です


宵山の会所飾りは新旧の懸装品
両方が展示されている場合があります
八幡山の鳥居に乗る鳩もそのひとつ


古い鳩は左甚五郎作と伝わっているそうです

そのまま新町通りを南下します
この通りは高張提灯が並んでいるので
お祭り雰囲気を盛り上げてくれます


八幡山より南には“北観音山”と“南観音山”
鉾のように見えますが
屋根に松が立っているので山です
山の中でも鉾みたいなカタチの山は
“曳山(ひきやま)”と呼ぶそうです


それに対し人が担いでいるようなカタチの山は
“舁山(かきやま)”です
(実際に昔は担いでいたそうです)


北観音山の会所飾りも山への搭乗も関係者のみ
南観音山は会所飾りも山への搭乗もできますが
1000円をお支払い頂きます(笑)
どちらもご神体は
“柳谷観音”と“韋駄天”
南観音山は夜中に柳谷観音を台車に乗せて町内を駆け抜ける
“あばれ観音”って神事があるんですよね
一度見てみたいものです・・・
新町通りの一番南に鎮座するのは“大船鉾”
メインのご神体は“神功皇后”
こちらは別途500円で
会所飾りとご神体の神功皇后が拝観でき
さらに鉾にも上がれるコスパ最強な鉾でございます


神宮皇后にお供した
“住吉明神”と“鹿島明神”と“安曇磯良神”
の3柱もご神体
(船鉾と同じメンバー)
こちらは無料で拝観できます
ちなみに大船鉾って舳先に龍頭が付いているイメージですが
これは1年ごとに置き換えられる飾り


今年は大金幣が付いていました

最後は四条通りの御旅所でお神輿をお詣りして帰りました
八坂神社のお神輿は3基

屋根が八角形の西御座
スサノオとクシナダ姫の子ども
八柱御子神がご神体
八柱御子は八王子とも呼ばれ
東京・八王子の由来にもなっています

屋根が四角形の東御座
ご祭神はクシナダヒメ
スサノオがヤマタノオロチ退治をした時に結ばれたお姫様です

六角形の屋根の中御座
祇園祭の主役である“スサノオ”が乗っております

この日の様子はこちらの動画でまとめていますので
ぜひ、来年の祇園祭のタビトレ用にご覧ください
さて、お祭りって花火や山車など
派手なイベントに目がいきがちですが
お祭りの本来の主役はお神輿
普段は神社に鎮座している神様を神輿に移し
氏子さんたちがワッショイワッショイって町内を担いでまわり
神様のご機嫌をとって、五穀豊穣や疫病退散を祈るのが目的です
祇園祭も本来のメインは宵山でも山鉾巡行でもなく
神輿渡御ということです
17日の山鉾巡行のあと
八坂神社から御旅所まで神輿渡御(神幸祭)が行われ
24日の山鉾巡行のあと
御旅所から八坂神社まで神輿渡御(還幸祭)が行われます
自慢じゃないけど私
どっちも見たことはありません(笑)
祇園祭も奥が深いわ・・・

